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阿部美幸院長、阿部芳之先生  の独自取材記事

京成津田沼バニラ歯科

(習志野市/京成津田沼駅)

最終更新日:2019/08/28

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習志野市の「京成津田沼バニラ歯科」は、阿部芳之先生と阿部美幸先生夫婦が、「家族みんなで通えるクリニック」をめざして2014年に開業した。美幸先生が院長となり女性目線をいかんなく発揮。キッズスペースを、単なるスペースではなくルームとして独立させたり、親子で治療ができる個室を備えているのも美幸先生のアイデアだ。「私の経験を生かして、お母さんとお子さんに優しいクリニックにしたかったんです」という。忙しい人にも通ってほしいと、平日は夜8時まで、土・日曜日も診療しているのも大きな特徴だ。予防に力を入れ、「歯医者さんは虫歯になってから行くところという概念を変えたい」という共通の思いを持った両先生に、医療に対する思いをじっくりと聞いた。
(取材日2015年6月22日)

子育て中でも安心して通える、女性目線のクリニック

開業から1年とのことですが、どういった患者さんが多いのでしょうか。

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【美幸院長】お子さんと、そのお母さんが大半を占めています。お子さんの虫歯治療などをきっかけに来院されて、そのお母さんがご自分の歯の治療にいらっしゃるという流れが多いです。
【芳之先生】京成津田沼駅の周辺は、小児歯科がほとんどないんです。JRの津田沼駅周辺には小児歯科の医院があるので、そこまで通っているという方が多くて、苦労されていたようです。

ご夫婦で診療されていますが、女性が院長というのは何か理由があるのですか。

【芳之先生】女医がいることが、すぐにわかるからです。お子さんを通わせたい方や女性の方は、女性の医師がいる医院を探すと思うんです。でもホームページなどでは、細かく見ないとわからないところも多いですよね。その点、院長なら名前が表に出ますからぱっとわかるので、女性の方が来やすいのではないかと思ったんです。
【美幸院長】お子さんをお持ちの方は、歯医者に通えなくて困っている方がすごく多いので、そういう方にこそ通っていただきたいんです。最近はキッズスペースがある歯科医院も多いですけれど、「赤ちゃんは泣き叫んじゃうし、迷惑がかかるから、子どもがいると歯医者に行っちゃいけない」と、歯が痛くても我慢したりしてしまうんですね。その点、ここはキッズスペースを完全に独立させた個室にして、声が漏れないようにしているので安心です。好きなおもちゃやぬいぐるみなど、お気に入りのものを持って来てお家と同じように過ごせる空間になっています。歯医者が苦手なお子さんでも、お母さんと一緒に治療を受けることができるよう、個室も用意してあります。

女性目線の歯科医院ということが、大きな特徴なのですね。

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【美幸院長】はい。スタッフもみんな女性ですので、「女性ならではの目配り、気配り、心配りを忘れないでね」と言っています。あとは「女の子は笑顔が可愛いから、笑顔でね」ということも(笑)。土足にしたのも、私の意見です。この辺は高齢の方も多いと聞いていたので、靴を脱がずにすむようにしました。スロープも大事ですけど、靴を脱いだり履いたりするために腰を曲げるので、実は、すごく負担がかかるんですよね。その負担を軽減しようという設計にしました。もちろん、ベビーカーで来院される方にとっても、段差がないので移動がしやすいようになっています。

「虫歯を治すため」ではなく「虫歯にしないため」が重要

クリニックのコンセプトをお聞かせください。

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【美幸院長】家族みんなで通えるということが、大きなコンセプトになっています。ですから、アットホームで親しみやすい雰囲気を大切にしています。それから「時間を大切にする」ということ。いろんな意味を込めているのですが、まずは予防です。虫歯が大きくなると、治療回数も多くなりますし、治療期間も長くなるので、予防しましょうということです。それから患者さんがいちばんいやなのは、長い時間待たされたり、治療に時間がかかることだろうと思うので、そういうことを極力なくそうと、「治療回数を減らす」「待たせない」を心がけています。
【芳之先生】24時間、どこからでも予約ができるインターネット予約を採用しています。忙しく働いている方が「ちょっと時間ができたから歯医者さんに行けるかな」というときに、その日の治療の予約状況がすぐわかり、簡単に予約ができるシステムです。治療に際しては最初に治療計画をしっかり立てて、無駄を省いた、スピーディな治療を心がけています。

力を入れている治療などはありますか。

【美幸院長】予防ですね。特に子育て中のお母さんには、自分の経験を踏まえてお話をすることが多いです。例えば以前は「毎回、食後は絶対歯みがきしてね」と言っていましたけれど、子どもが生まれてからはそんな余裕はないのが現実です。朝なんてもう、忙しくて「早く保育園に行かなきゃ」と私自身、送りながらパンを食べていることもあって(笑)。「時間がない!きっと他のお母さんも同じだ」と思ったんです。じゃあ虫歯を防ぐにはどうしたらいいかと考えると、空いている時間にするしかない。それは夜の歯みがきです。お母さんが「忙しいから」とか、「いやがって泣きわめいているから」といい加減に毎食後みがくより、夜1回、きちんとした方が効果的ですし、負担も減ります。うちの子もその方法ですけれど、虫歯がない子に育っています。ただ、その1回が大切なので、どうしたらいいかというコツをアドバイスしています。子育て経験のないドクターよりは「わかるわかる」「あるある」という会話が多くて(笑)、実行しやすいのではないでしょうか。

大人の方は予防については、いかがですか。

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【芳之先生】定期的なメンテナンスで、予防につなげていただきたいです。欧米では当たり前になっていますが、日本では定期検診や定期クリーニングをしている方がまだまだ少ないんですね。その習慣がないからです。小さいうちから歯医者さんに来ることを習慣化させることが、けっきょく歯を守ることになるんです。実際、虫歯でもなんでもないのに定期的に通院する高校生の患者さんがいるんですが、まだ珍しいケースなので理由を聞いたら「小さい頃から歯医者に行っていたから」と言うんです。もちろん、きれいで健康な歯をした子です。予防の意識で重要なのは、歯医者に来ることが生活の一部になっているかどうか。そこでのちのち、大きな差が出てくるのではないでしょうか。

「習い事感覚で行ける歯医者さん」をめざす

印象に残っている患者さんとのエピソードがあれば、お聞かせください。

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【美幸院長】歯科恐怖症だったお子さんが、治療できるようになったときはすごくうれしかったです。最初は口を開けるどころか椅子に座るのもいやがって、本当に何度トレーニングしたことか。「今日は来るだけね」からはじまって、「今日は座るだけね」と、座っただけで何もせずに帰る日もありました。だんだん心を開いてくれて治療ができるようになったときは、お母さんと一緒に喜びました。その子は最初に連れて行かれた歯医者で、怖い思いをしたそうなんです。ちょっといやがったのを、押さえつけるような感じで治療されたようで、「歯医者さんは押さえつけて痛いことをする」と思い込んでしまったんです。すごく小さい頃、2歳くらいだと忘れてしまうんですが、4〜5歳だと心に残るので、その時期だったんでしょうね。ですから私もその年齢のお子さんの治療には、かなり注意をします。ある程度理解ができる歳になったら、「なんで虫歯になっちゃったんだろうね」「なんで虫歯を治さなくちゃいけないんだろう」というお話をして、自分から「頑張るぞ」っていう気持ちになるようにうながしています。

今後、取り入れたい治療など、将来の展望があればお教えください。

【美幸院長】白衣を着てユニットで患者さんを診るような「歯医者さん体験」を、ここでしてみたいですね。その経験を通して、自分の歯や、虫歯の予防に関心や興味を持ってくれるようになればいいなと思っています。それから「母と子のデンタルスクール」のようなものも開催したいですね。キッズルームを広くしたのはそういったイベントをしたいという考えもあってのことだったので、将来的には実現したいと思います。
【芳之先生】大人の方の予防にももっと力を入れたいですね。せっかく広いところを借りたので、ユニットのスペースにも余裕がありますから、スタッフの増員も考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【美幸院長】何か困りごとがあったら、何でも相談してください。子育てしているお母さんたちと同じ目線で、治療もできますし、悩みにもお答えできると思うんです。それから、できればお子さんには月に1回でも、習い事感覚で来てほしいと思います。今は習いごとを小さい頃からはじめる方が多いので、その中の1つとして「歯医者さん通い」をしていただければ、歯みがきの仕方ですとか、「お口の中をクリーニングするとこんなに気持ちが良いんだ」というのを知ることができます。また1人で診療台に座る練習もできますし、お母さんが離れても治療ができるようになるので、お子さんが自立する成長のお手伝いもできると思うのです。
【芳之先生】大人も子どもも「歯医者は虫歯を治しに行くところ」「虫歯がないから歯医者に行かなくていい」という概念がありますが、それは違います。虫歯にならないように行くところですから、虫歯がない方にこそ、来ていただきたいです。そうすれば、その健康な状態を維持できますから。ですから、子どもの頃から日常的に通うことで「歯医者は虫歯を治しに行くところ」という点だけでも、変わるとうれしいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
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