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村田 知昭 院長の独自取材記事

あんずレディースクリニック

(墨田区/本所吾妻橋駅)

最終更新日:2022/01/19

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女性のさまざまな悩みに幅広く対応する「あんずレディースクリニック」。都営浅草線・本所吾妻橋駅A3出口を出てすぐという立地の良さと、患者の気持ちに寄り添ってじっくりと話に耳を傾けてくれる村田知昭院長の人柄が、2010年の開院以来多くの患者を惹きつけている理由だろう。村田先生は、大学病院などで産科の研鑽を積んだ日本産科婦人科学会産婦人科専門医。「婦人科だけでなく産科も責任を持って診たい」との思いで同院を開院したという。近隣の基幹病院との連携体制が安心感につながる。都心とは思えないほどゆったりとした時間が流れる院内、そして穏やかで丁寧な村田院長の口ぶりが、悩める女性たちの心をときほぐしてくれるだろう。

(取材日2017年2月10日/更新日2019年8月29日)

婦人科から産科まで、さまざまな相談に対応

開院にあたっては、どのような思いをお持ちでしたか?

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文京区や葛飾区の病院での勤務が長かったので、連携できる病院が近くにあるこの辺りで開院場所を探していました。こだわったのは、婦人科だけでなく産科もしっかりと責任を持って診られる医院にすることです。当院では分娩は行っていませんが、里帰り出産の妊婦さんや、順天堂医院および東京かつしか赤十字母子医療センターで出産を予定されている妊婦さんのうち、健康状態の良い妊婦さんを対象に妊婦健診を行っています。東京かつしか赤十字母子医療センターをはじめとする複数の大規模病院と連携しており、妊娠高血圧症候群などの症状が見つかった場合にはすぐに専門の先生をご紹介できるので、安心していただきたいですね。また、当院のスタッフは子育ての経験がある者が多いです。特に開院当初から勤めてくれている看護師は3人のお子さんを持つお母さんですから、患者さんの気持ちを理解してご相談に乗れるのではないかと思います。

産科・婦人科、ともに相談できるのが魅力ですね。具体的にはどのような相談が多いのですか?

不妊をはじめ生理痛、ピルに関することなど、お悩みやご相談はさまざまです。じっくりお話を伺って、超音波検査やホルモンなどの検査、漢方治療など、個別の症状に合わせて対応しています。開院当初に比べると、前述した順天堂医院のセミオープンシステムに登録したのをきっかけとして、妊婦健診で来院される方も増えてきました。また、墨田区のがん検診をきっかけに来院され、継続的に通われる方も多いですね。当院での治療は行っていませんが、がんが疑われる方や診断のついた方に対してはすぐに対応可能な病院を紹介し、早期治療につなげるようにしています。

ブライダルチェックも行っておられますね。

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ブライダルチェックは結婚・妊娠を控えた方にお勧めしている検査です。「ブライダルチェック」という名称をつけているため、最初から決まった検査のセットがあると思われがちですが、そうではありません。問診、内診、各種血液検査、細胞診、超音波検査という基本的な検査以外は、希望に応じてオーダーメイドで内容を決定しています。時々、「妊娠できるかどうか知りたい」という方がブライダルチェックを希望して来院されるのですが、あくまでも問題がないかどうかの確認の検査であることに注意していただきたいと思います。妊娠するための積極的な治療・検査をお考えの方には、「不妊治療」としてのご相談をお勧めしています。「何を知りたいか」によって検査内容が違ってきますので、不明なときは一度ご来院いただき、直接お問い合わせください。

自分に必要な治療を知るステップとしての受診も歓迎

こちらでの不妊治療について教えてください。

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当院の不妊治療は、タイミング指導・排卵誘発・人工授精・薬物治療などです。基本的には、最初に問診・内診・超音波検査といった検査をした後、原因別に治療を決定します。高度生殖医療は行っていませんので、早期の妊娠を希望される方や、これまで別の医療機関で治療を行ってきて結果が得られなかったという方には、体外受精を行っている医療機関をご紹介することが多いですね。当院の治療は、検査に問題がなければまずはタイミング指導からスタートします。しばらく続けても妊娠の兆候が見られず、次のステップに進みたいという方には、やはり専門機関をご紹介しています。当院で不妊治療を完結できない方もいらっしゃいますが、自分に必要な治療を知る目的で、最初のステップとしてご利用いただくのも良いと思います。

不妊治療において、ほかに注意すべきことはありますか?

タイミング指導では、極めてプライベートなことを医師の指示どおりに行う必要があります。ご夫婦に治療への恥ずかしさや抵抗感がおありの場合は、なかなかうまくいきません。治療前にご夫婦でしっかり話し合い、治療内容を理解して納得した上で治療に臨むことが大切です。しかし、最初の問診や内診では治療に必要な情報として奥さんの過去にふれざるを得ず、奥さんにもご主人の目を気にせずお答えいただく必要があるため、当院では、初診時にはご主人にご来院いただかなくてもいいとお話ししています。また、検査の結果、ご主人側に原因があると考えられるケースでも、ご主人の検査は日をあらためて簡単な精液検査のみ行うことになります。そのため、ご主人が会社を休んでまで一緒に来院される必要はなく、むしろご自宅でしっかりと話し合いの時間を持っていただくことのほうが重要ではないかと思います。

更年期障害を疑って来院される方には、どのような治療をなさっていますか?

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ほとんどの方は、「何となく体調がすぐれない」「やけに汗をかく」といった症状や、イライラ感、生理不順などがあって、ご自身で「更年期ではないか」と訴えて来院されます。おおよその目安として、50歳を起点としてプラスマイナス3歳前後は更年期になってもおかしくない年齢だと言われています。40歳くらいで更年期を疑って来院される方もいらっしゃいますが、少し早いかなという印象ですね。ただ、中にはもっと若いうちから更年期の症状が出る方もいらっしゃるので、一概には言えません。まずはお話を伺った上で血液検査をしてホルモンの分泌低下の有無を調べ、ホルモンの問題であれば、当院でホルモン補充療法や漢方療法を行うことになります。

患者に「おめでとう」と言えるのは産婦人科の特権

医師というご職業を選ばれた理由をお聞かせください。

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高校が理系中心の学校だったのですが、その中でも生物に興味があり得意科目でもあったので、自分の得意分野を生かせる道に進みたいと思い医学部に進学しました。臨床の現場に立ち会う機会が多い産婦人科が自分に向いていると思い選択しました。今でも、不妊で悩まれていた方が妊娠なさると本当にうれしいですね。過去に死産を経験された方が、妊娠された時のことは忘れられません。患者さんに「おめでとうございます」と言えるのは産婦人科の特権ですからね。大きなやりがいを感じています。

婦人科を受診すべきか悩んでいる患者さんにアドバイスをいただけますか?

妊娠を希望されていて、なかなか結果が得られないという方や将来的に不安がある方は、まずは検査を受けてみると良いと思います。よく「女性の医師はいますか」というご質問をいただくのですが、受診したら必ず内診をするというわけではありません。診断をする上で必要なときはきちんとご説明しますし、お気持ちを無視していきなり内診をするようなことはありませんから、安心してください。更年期が疑われる症状でお悩みの方も、婦人科へ行くべきか精神科や心療内科へ行くべきか悩むことが多いようですが、ホルモンチェックの結果によって内科など適切な診療科をアドバイスすることもできます。イライラ感については、神経系の病院を受診したほうがよい場合もありますから、受診のきっかけとして当院を活用していただきたいですね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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今後も変わらず、患者さんとお話をする時間は十分に取っていきたいですね。初診の方については、お一人につき30分の枠を設定しているので、土曜日や夕方など人気のある時間帯はかなり先まで予約が埋まってしまっていますが、当日枠をつくるなどして少しでも多くの患者さんに対応できるようにしています。また、限られた時間の中で一人ひとりとしっかり向き合えるよう、空いた時間を活用して、受診予定の患者さんの症状や状況を予習して診療に臨むことも以前から徹底しています。何か不安なことやお悩みがあれば来院していただいて、「入り口」としてお役に立てればうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精/1万1000円~1万2100円
ブライダルチェック/4400円~
※詳細はクリニックにお問い合わせください。

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