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村田 知昭 院長の独自取材記事

あんずレディースクリニック

(墨田区/本所吾妻橋駅)

最終更新日:2022/06/06

村田知昭院長 あんずレディースクリニック main

都営浅草線・本所吾妻橋駅A3出口を上がってすぐのビルの2階に「あんずレディースクリニック」はある。院内は、不安を抱えて来院する患者が少しでもリラックスできるようにと、木の色合いがぬくもりを感じさせる落ち着いた空間。高校生から高齢者まで幅広い年齢層の患者に頼りにされている村田知昭院長は、やわらかな物腰と丁寧な語り口で、患者の緊張を自然とほぐしてくれる。日本産科婦人科学会産婦人科専門医として長く総合病院で産婦人科の医師として勤めた経験をもとに、わかりやすい説明や患者が安心できるような診療を心がけている村田院長に、クリニックの診療内容について聞いた。

(取材日2022年3月17日)

開業から12年。幅広い疾患に科学的根拠を持って対応

幅広い年齢層の多彩な疾患や検診に対応されていますね。

村田知昭院長 あんずレディースクリニック1

当院には親御さんと一緒に来院される高校生から高齢の方まで、幅広い年齢層の方が来院されます。ご相談の内容は、不妊相談、生理痛、ピルに関すること、更年期障害などさまざま。当院では墨田区の子宮頸がん検診も行っていますので、それをきっかけに継続的に通われる方も多いですね。子宮頸がん検診でがんが疑われる場合は、すぐに対応可能な病院を紹介し、早期治療につなげるようにしています。このように、当院では婦人科を幅広く診療していますので、何かお悩みや不安があれば、まずはお気軽にご相談ください。お話をじっくり伺ったその上で、超音波検査やホルモンなどの検査を行い、漢方治療なども取り入れながら、個別の症状に合わせて治療を進めていきます。

妊婦健診の患者さんも多いのですね。

当院は、順天堂大学医学部附属順天堂医院のセミオープンシステムに登録しているのですが、それをきっかけに妊婦健診で来院される方も増えてきました。セミオープンシステムとは、妊婦健診は地域のクリニックで行い、出産を病院で行うという病診連携システムで、現在は墨田区の中林病院および、葛飾区の東京かつしか赤十字母子医療センターともセミオープンシステムで連携しています。

ブライダルチェックとはどのようなものですか?

村田知昭院長 あんずレディースクリニック2

ブライダルチェックは結婚・妊娠を控えた方にお勧めしている検査です。「ブライダルチェック」という名称をつけているため、最初から決まった検査のセットがあると思われがちですが、そうではありません。問診、内診、各種血液検査、細胞診、超音波検査という基本的な検査以外は、患者さんの希望に応じてオーダーメイドで内容を決めていきます。妊娠できるかどうか知りたいという方がブライダルチェックを希望して来院されるケースがありますが、あくまでも問題がないかどうかの確認の検査であることに注意していただきたいと思います。妊娠するための積極的な治療・検査をお考えの場合は、不妊相談や不妊治療というかたちでお問い合わせいただくと良いでしょう。患者さんが知りたいことや、気になっていることによって検査内容が違ってきますので、わからない場合は一度ご来院いただければ直接アドバイスさせていただきます。

女性が生き生きと活躍するために

こちらで行っている不妊治療について教えてください。

村田知昭院長 あんずレディースクリニック3

当院ではタイミング指導・排卵誘発・人工授精・薬物治療を行っています。まずは問診・内診・超音波検査で原因を探り、その後原因別に治療を開始します。検査に問題がなければタイミング指導からスタート。しばらく続けても妊娠の兆候が見られず、次のステップに進みたいという方には、専門機関をご紹介しています。また、高度生殖医療は行っていませんので、早期の妊娠を希望される方や、これまで別の医療機関で治療を行ってきて結果が得られなかった場合に関しても、体外受精を行っている医療機関をご紹介しています。まずは自分に必要な治療を知る目的で、はじめの一歩として当院をご利用いただくのも良いでしょう。それと、不妊治療はご夫婦に治療への恥ずかしさや抵抗感がある場合、なかなかうまくいきません。治療前にご夫婦でしっかり話し合い、治療内容を理解して納得した上で治療に臨むことが大切です。

更年期障害にはどのような治療を行っていますか?

ほとんどの方は、何となく体調がすぐれない、やけに汗をかく、イライラ感、生理不順などがあり、ご自身で更年期障害を疑い来院されます。50歳を起点としてプラスマイナス3歳前後は更年期になってもおかしくない年齢だといわれていますが、もっと若いうちから更年期の症状が出る方もいらっしゃるので、一概には言えず、40歳くらいで更年期を疑って来院される方もおられます。まずはお話を伺った上で血液検査をしてホルモンの分泌低下の有無を調べ、ホルモンの問題であれば、当院でホルモン補充療法や漢方による治療を行うことになります。いずれにしろ、科学的根拠に基づいた診断を心がけています。更年期障害のさまざまな症状は、ほかの疾患の症状と似ていることもあり、血液検査で甲状腺疾患が見つかったというケースもありますので、「更年期だから」と自己判断せず、医師の診断を受けることをお勧めします。

月経に関する悩みも多いそうですね。

村田知昭院長 あんずレディースクリニック4

生理で悩まれている方は多いですね。毎月のことですから、痛みや月経前症候群などの症状を必要以上に我慢する必要はないと思います。つらい症状を何でもお話しください。当院では高校生くらいから必要に応じてピルを処方していますが、お母さまと一緒に来院されている場合などは、本人ではなくお母さまがピルに対して拒否反応を示されることがあります。しかし、生理がつらいと部活や勉強にも支障が出る場合が多いので、お子さんに生き生きと人生を謳歌していただくためにも、ぜひピルのメリットをご理解いただきたいです。

患者に「おめでとう」と言える産婦人科

ところで、先生はなぜ産婦人科の医師の道へ進まれたのですか?

村田知昭院長 あんずレディースクリニック5

高校が理系中心の学校だったのですが、その中でも生物に興味があり得意科目でもあったので、自分の得意分野を生かせる道に進みたいと思い医学部へ。臨床の現場に立ち会う機会が多い診療科が自分に向いていると思い、産婦人科を志望しました。患者さんに「おめでとうございます」と言えるのは産婦人科の特権。大きなやりがいを感じています。

受診を悩む患者さんにアドバイスはありますか?

妊娠を希望されていて、なかなか結果が得られないという方や将来的に不安がある方は、まずは検査を受けてみると良いと思います。よく「女性医師はいますか」というご質問をいただきますが、受診したら必ず内診をするというわけではありません。診断をする上で必要な時はきちんとご説明しますし、お気持ちを無視していきなり内診をするようなことはありませんから、安心してください。更年期が疑われる症状でお悩みの方も、婦人科へ行くべきか精神科や心療内科へ行くべきか悩むことが多いようですが、ホルモンチェックの結果によって内科など適切な診療科をアドバイスすることもできます。イライラ感については、神経系の病院を受診したほうが良い場合もありますから、医療の窓口として当院を活用していただければ幸いです。

読者へのメッセージをお願いします。

村田知昭院長 あんずレディースクリニック6

膨大な情報があふれている世の中にあって、正しい情報を発信するのも私たちの使命です。ですので、今後は動画などでわかりやすく解説していこうと計画していますし、オンライン診療も取り組んでいきたいと思っています。あとは子宮頸がん予防ワクチンも積極的に推奨していきたいですね。せっかくがんを予防する手立てがあるのですから、ぜひその機会を逃さないでほしいです。当院の診療は、患者さんのお話をまずしっかりお伺いすることからスタートします。今後も患者さんとお話をする時間は十分に確保していきたいと思っていますので、何か不安なことやお悩みがあれば、気軽に来院してくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精(保険対象外の場合)/1万1000円~1万2100円
ブライダルチェック/4400円~
低用量ピル/2750円(薬剤費・1シート)
子宮頸がん予防ワクチン/1万7600円〜2万9700円(3回接種のうち1回分)
※詳細はクリニックにお問い合わせください。

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