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永吉 千洋 院長の独自取材記事

永吉ちひろ歯科

(宮崎市/宮崎駅)

最終更新日:2022/05/09

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科 main

JR日豊本線宮崎駅から西へまっすぐ、宮崎大橋を渡り南に入ると「ケーキ屋さん?」と思わせる外観が目につく「永吉ちひろ歯科」。幼少時から歯科医院は入りにくく怖かった。それなのに、いや、だからこそ、「入りやすく怖くない歯科医院」を2014年に開業。子ども時代の受診経験に歯科医師としての診療経験を積み重ね、開業への志を少しずつ鮮明にしてきた永吉千洋院長。「怖くない歯科医院」・「女性や妊婦も通いやすい歯科医院」は、今では誰にでも通いやすい、家族で通える歯科医院になった。院内はバリアフリーでベビーカーもそのまま入れる、子育て世代には頼りになる歯科医院だ。そんな永吉院長に歯科医師へのこと、開業のこと、将来への思いなど、たくさんのことを語ってもらった。

(取材日2022年3月24日)

家族ぐるみの通院も多い。親しみやすい雰囲気が魅力

歯科医院に見えない、かわいらしい外観が目を引きますね。

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科1

入りやすくて怖くない歯科医院にしたかったので、外観も内装も、雑貨屋さんやケーキ屋さんのようなイメージにしました。海外ドラマを見るのが好きなので、建物のデザインはアメリカの家みたいな設計をお願いしたんです。内装はカウンターを中心に雑貨屋さん風に、待合室やキッズスペースは自宅のリビングにいるような家庭的な雰囲気をめざし、身近で通いやすい歯科医院にしようといろいろ工夫しました。当院の敷地は、もともとは父がやっていた整形外科医院の駐車場だったところで、この地域も私にとっては生まれ育った地元です。高校まで宮崎にいて、関東の大学に進学し、東京の歯科医院で働いてから戻ってきました。宮崎に帰ってきてからは訪問歯科診療の経験も積みました。

怖くない歯科医院をコンセプトにされているんですね。

私自身が幼い頃に歯が弱く、歯科医院によく通っていました。子ども心に歯科は「痛くて怖いところ」という思い込みがあったことを思い出し、大人になった今でも歯のメンテナンスにはドキドキします。そんな気持ちを「患者さまと分かち合える歯科医院」でありたいという思いから「怖くない、優しい歯医者さん」をモットーに歯科医療を提供したいと考えています。そのモットーを実現するために、温かみのある外観やインテリアにこだわり、診察室の窓から見える大淀川河川敷のグリーンに合わせて、元気が出るようなアップルグリーンのユニットを採用しました。草原のような緑色は歯科医院にいながら、とても開放的な気分にさせてくれると思います。さらに麻酔時にはなるべく痛みが少ないように、表面麻酔を塗布後、麻酔薬を体温まで温め、最も細い針を使いゆっくりとした速度での注入を心がけており、歯科恐怖症の方には電動麻酔を使用します。

患者さんも女性のほうが多いのですか?

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科2

老若男女を問わずおいでになります。ご家族ぐるみで受診される患者さまも少なくないですね。親子3世代5~6人くらいで来院されて、全員受診されることもあります。それから、お子さま連れの方や妊婦さんも多いです。私自身にも子どもがいますので、妊婦さんの体調やお気持ちには共感しやすいですし、頼ってくれているように感じています。妊婦さんとよく相談して治療上どうしても必要な場合以外はなるべくエックス線検査を避けたり、一時的な治療をして、本格的な治療を産後まで延期したりと、妊婦さんが不安にならないよう最大限の配慮の上で治療をしています。患者さまの年齢層は、0歳から90代まで幅広く、診療内容としては治療とメンテナンスが半々くらいです。開業したばかりの頃は地元の方が多かったのですが、最近は遠方から通院される方もいらっしゃいます。

保険診療でも審美性を意識して、丁寧に治療したい

日頃の診療ではどんなことを心がけていますか?

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科3

保険診療であっても、できるだけきれいに仕上げたい、美しく見えるようにしたいと思って治療をしています。削り方や詰め物一つについても意識して、丁寧に作業を積み重ねています。子どもの患者さまに対しては、とにかく怖がらせないことを最優先にして、無理な治療をしないように心がけています。Tell(話す)・Show(見せる)・Do(治療する)法を用いて、少しずつ仲良くなって信頼関係ができると、泣いていたお子さまも徐々に笑顔で通ってくれるようになります。個室のキッズルームは、扉を開けると、隣の診察室とつながっており、お母さまやご兄弟が治療を受けている姿を見て、小さなお子さまも「怖くないんだ」とスムーズに診療椅子に座っていただけますし、お母さまが治療中にキッズルームで遊んでいるお子さまの様子を確認できますので、お子さまを連れて来院される患者さまもとても多いです。

印象に残っているご経験を教えてください。

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科4

初診時に痛みがあったり不安があったりするのは、歯科治療では当たり前ですが、最後は患者さまがにこやかに治療を終えられるとやっぱりうれしいですよね。あとは、開業して9年目になりますので、幼稚園生だった患者さまが定期的に通ってくれて、中学生になりましたと報告してくださるとか、地域のお子さまの成長を見守れることもうれしい経験です。

家族のように温かく、慕われる歯科医院をめざして

歯科医師を志したのはどうしてですか?

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科5

父はこの建物の向かい側で整形外科医院を開いていたのですが、私には医師じゃなくて歯科医師になってほしいと、子どもの頃から強く勧められてきました。私としては、本当は獣医師になりたかったんです。子どもの時から動物が大好きだったので、そう相談すると両親から「だったら犬の歯医者さんになればいいんじゃない?」と言われて、なんだかその気になっていった感じですね(笑)。将来のために鉛筆はナイフで削るように言われて、鉛筆削りを買ってもらえなかったとか懐かしい思い出もいろいろあります。

休日はどんなふうに過ごされていますか?

子どもが2人いて、「絶賛子育て中」です。ホームページの自己紹介には「趣味はガーデニング」と書いていますが、子育てや家事全般が忙しくて、なかなかお花にまで手が回りません。それでも、昨年はずっと育てていたレモンの出来が良くて、お友達や患者さまへ配れるくらい実ったんです。あと、やっぱり今も動物が好きで、現在は猫を4匹飼っており、子どものようにかわいがっています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

永吉千洋院長 永吉ちひろ歯科6

父の診療所は自宅の近くにあったので、子どもの頃から働く父を見て育ちました。どんな患者さまにも誠実に、差別なく対応していた父を慕ってくださった患者さまも多く、その患者さまたちも今は当院に通ってくださっています。生まれ育った町で、地域の皆さんと家族のように、これからも温かいつながりができればと思っています。ご予約やご相談はSNSでもできますので、歯のことでお困りでしたら、お気軽にご連絡くださいませ。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ジルコニアクラウン/8万8000円~、オールセラミック/8万8000円~、ラミネートべニア/5万5000円~、ホワイトニング/1万円~、スポーツマウスガード/5500円~

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