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中野 浩成 院長、中野 香代子 副院長の独自取材記事

なかのクリニック

(横浜市栄区/本郷台駅)

最終更新日:2020/05/15

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横浜市栄区の閑静な住宅街にある「なかのクリニック」。院長である中野浩成(ひろなり)先生と、副院長である中野香代子先生の2人のドクターが診療にあたっている。浩成院長は循環器を中心とした内科一般、香代子副院長は創傷治療などの形成外科と、美容皮膚科を専門領域としている。地域に密着した「町のお医者さん」でありたいと開業して早5年。開業当時から変わらず患者との会話を重視し、常に患者の心に寄り添うことを大切にしている。この5年で近隣地域にファミリー層が戻ってきて、3世代にわたり来院する患者も増えたことで、患者との距離が近くなってきたことを実感しているという。二人三脚で地域医療に貢献する2人に、この5年を振り返って思うことなど語ってもらった。
(取材日2018年12月26日)

患者と心の距離が近いクリニックをめざす

こちらのクリニックのコンセプトを教えてください。

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【浩成院長】物理的な距離だけではなく、心の距離も「より患者さんに近いクリニックでありたい」ということです。医師に対し、敷居の高さを感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、そのようなイメージを極力なくし、気軽に相談できるようなクリニックをめざしています。
【香代子副院長】内装は、床をナチュラルカラーにするなど、お家にいるような雰囲気にしました。家庭的というか、落ち着ける場所にしたいと思ったのです。それから当院は形成外科と美容皮膚科がありますが、近隣の方が多く、内科の患者さんと顔を合わせたくないと思う方もいらっしゃると思うんです。ですから、ある程度プライバシーを確保するために、待合室は内科と形成外科のスペースが分かれるようなレイアウトにしました。

開業されて5年がたちましたが、振り返ってみていかがですか。

【浩成院長】開業した時に掲げた「患者さんの声をしっかり聞ける医師になりたい」という点については、ある程度できているかなと思います。現在の課題は、在宅医療です。開業して5年たち、その分患者さんも年をとり、今後きっと必要になってくると思います。日々の診療の中でどのように在宅医療の時間をとるかということを含め、必要になったときにきちんと対応できるよう準備が必要だと感じています。
【香代子副院長】このあたりは40年前に開発された住宅地です。ここに長年住む方も年をとってきていますが、最近ではお子さん含めファミリー層が戻ってきてくれていると感じます。おじいさんおばあさんが内科にかかっているからと、お子さん、お孫さんも来られるケースも増えてきました。ご家族皆で来院してくださるのはうれしいですね。

最近の患者層について教えてください。

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【浩成院長】内科だと近隣の方がほとんどですが、形成外科は遠方からいらっしゃる方も多いです。形成外科の診察を受けた後に、そのまま血圧などの内科の診療を受け、その後かかりつけとして来院するケースが多いです。内科に来られる患者さんの主訴は幅広く、その中でも僕の専門が循環器内科のため、高血圧や生活習慣病などの相談が多い印象です。動脈硬化などの生活習慣病と密接に関係するといわれる睡眠時無呼吸症候群の治療も始めました。朝の血圧がかなり高い上に、なかなか下がらないなどの疑わしい症状が見受けられた場合に検査、治療をしています。
【香代子副院長】形成外科には外傷で来られる方が多いですね。お年寄りならお年寄りの、子どもなら子どもの、年齢に応じたけががありますし、近隣の学校からけがの連絡を受けて対応することもあります。

互いの専門領域を生かし、幅広く診られるクリニックに

内科と形成外科の両方があることは、クリニックの大きな特徴ですね。

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【浩成院長】「何でも診ることができる」のは開業医の理想像だと思っています。昔は1人の医師が幅広く対応することが多かったですが、今は専門分野が細分化されたことで、医師1人のクリニックでいろいろな診療科を標榜することは難しい。しかしパートナーである副院長が形成外科の医師なので、当院では内科と形成外科の両方を診ることができます。
【香代子副院長】外傷をきっかけに来院されたご高齢の方が「ここでは心臓も診てもらえるのね」と、内科の診察を受けてお帰りになることもあります。以前足に潰瘍ができて治りにくい患者さんがいましたが、この症状は糖尿病の患者さんにもよく出る症状で。念のため内科で診察したところ、結果的に内科的な治療が必要な症例だったということがありました。お互いに気になる症状があったら診察室の扉一枚でつながっているのですぐ相談し合えるというのは大きな強みですね。

禁煙の診療にも力を入れていらっしゃるそうですね。

【浩成院長】タバコ税の増税をきっかけに禁煙に踏み切る人も結構多いんです。あと、喫煙スペースが減ってしまい、職場などでも吸いにくい環境だからと、禁煙を考えているという人も多いです。遠方からでも、禁煙の診療目的で初診に来られる方も増えています。動脈硬化はリスク管理が必要ですが、タバコも危険因子です。他の危険因子である血圧やコレステロールのリスクを完全になくすことはなかなか難しいですが、タバコに関しては禁煙することができます。長年たばこを吸われていると、自覚症状がなくても肺に障害が出ている方も多いです。禁煙治療をする中で、肺機能の検査を必ずするのですが、その数値を見てもらって、禁煙の必要性を本人に感じてもらうことを大切にしています。

クリニックとして、特徴的な治療や設備はありますか。

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【浩成院長】エコーによる機能や動脈硬化の評価、血管年齢の評価を定期的に行っていく設備があります。また、僕が循環器内科を専門としてきたこともあり、循環器領域であれば設備は整っています。検査に関しても、他の医療機関に回っていただくと時間や手間がかかりますので、ここで完結できる体制をとれるよう努めています。
【香代子副院長】形成外科では外傷の措置として縫合も行っています。美容皮膚科ではほくろやイボの除去などが多いですが、炭酸ガスレーザーを使用することもあります。また、腋窩多汗症(脇汗)の治療も行っています。

何か心配事がある時に頼ってもらえる存在になりたい

診療の際にはどんなことを心がけていらっしゃいますか。

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【浩成院長】コレステロールや血圧が高い状態を病気と思っていない人も多いですが、その先に心筋梗塞や脳梗塞のリスクがあるため、「今ちゃんと治療しなくては駄目です」と伝えることを大切にしています。現代の医療だと、心筋梗塞で壊死してしまった心臓や、脳梗塞で麻痺が出てしまった体は、完全な状態に戻すことはできないですからね。また、勤務医時代よりも開業してからのほうが患者さんとの距離が近くなったように感じますね。家族関係や親戚関係まで徐々に明らかになってきたり、生活に密接に入り込んだ医療というか……。そういったものを大切にしていきたいと思います。
【香代子副院長】5年もたつと、高齢の患者さんからしたら自分の子どものような年齢の私たちに優しく声をかけていただくこともあります。

スタッフさんについてはいかがですか。

【浩成院長】当院は落ち着いた家庭的な雰囲気を大事にしていきたいと思っていて、そういった雰囲気を一緒につくってもらえるかどうかという目線でスタッフを選びました。スタッフは皆患者さんと親しい雰囲気で話してくれますし、話した中で得た情報をさらっと僕たちに教えてくれることもあります。受付対応時に気になった点を僕に伝えてくれて、そこから認知症の精査につながったということもありました。スタッフは僕たちのめざす理想のクリニックを体現してくれる存在ですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【浩成院長】かかりつけ医として、何か健康のことで心配があったときに、一番初めに頼ってもらえる存在になりたいです。内科的な症状でなくても「こういう症状があるんだけどどこにかかったらいいと思う?」といったような。一番初めの医療への門戸を広く開けるような医師であれたらいいなと思います。気軽に相談してほしいですね。
【香代子副院長】形成外科はあまりなじみがない診療科目かもしれませんが、切り傷、擦り傷、しこり、イボなど、気になることがあったらお気軽にいらしてください。悪性が疑わしい場合は早めに組織検査をし、連携している大学病院を紹介しています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

炭酸ガスレーザーによるほくろの除去/1万円~、炭酸ガスレーザーによるイボの除去/5000円~

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