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白井 朋之 院長の独自取材記事

佐々木歯科・口腔顎顔面ケアクリニックMAKUHARI

(千葉市美浜区/海浜幕張駅)

最終更新日:2019/08/28

170742

「佐々木歯科・口腔顎顔面ケアクリニックMAKUHARI」は、館山にある本院の診療技術を発信すべく、2015年に海浜幕張に開院。白井朋之院長は以前、救急患者の受け入れや訪問診療も行っている本院に勤め、豊富な経験を培ってきた。同院についても大学病院に劣らない診療内容の幅の広さと医療設備の充実に驚くばかりだが、こうした環境で診療を続けてきた白井院長にとってそれはスタンダードだと言い、診療にかける高い意識を感じた。今回、白井院長に同院で行われている治療についてはもちろん、歯科医師をめざしたきっかけから今後の展望に至るまでたっぷりと話を聞いた。
(取材日2017年2月22日)

口腔に関するあらゆる疾患を診療

はじめに、歯科医師をめざしたきっかけについてお聞かせください。

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父が歯科医師で、横浜の実家で開業しています。そこへ連日いろいろなところから患者さんが訪れるのを見て、人に信頼され、喜んでもらえる歯科医師という職業に魅力を感じ、めざすようになりました。大学を卒業後してからは、治療の根本である医療について深く学ぼうと思い、医療と関連の高い口腔外科を専攻。実際に耳鼻科や皮膚科などで研修し、各診療科と歯科の関わりを学んできました。また、例えば歯を削るにしても、抜歯をするにしても、歯科の仕事は外科的と言えるので、口腔外科で学んだことはすべての治療に通じ、現在も診療でおおいに生かされています。

こちらのクリニックへはどのような縁で勤められたのですか?

大学卒業後に勤めていた市川総合病院から当法人の本院である「佐々木歯科・口腔顎顔面ケアクリニック」へ出向したのが最初のきっかけです。理事長であり、本院の院長も務める佐々木は東京歯科大学の臨床教授を担っており、本院では一般診療はもちろん、入院施設があり救急患者の搬送の受け入れも行っています。その他、訪問診療も行うなど、口腔に関するあらゆる疾患を診療しており、そうした環境で歯科医師として勤めることは私にとって理想でした。当院は、歯科の分野ではまだ珍しい神経外科など、本院での診療技術をさらに発信すべく開院されました。そこで、同じ千葉県内にありながら都心に近く、また国際空港からのアクセスも良好で、外国人の方にもご利用いただきやすい海浜幕張を開院場所に選んだわけです。

どのような患者さんが利用されますか?

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近隣の方のご利用が多いですが、大学病院へ行かずして専門性の高い治療を受けられるということで、遠方からも患者さんがいらっしゃいます。実際に外国の患者さんもご利用されます。また麻酔科の先生と協力し、障害者の治療も行っているのも特徴です。私たちは、どこへかかったらいいかわからずに悩まれている患者さんの手助けをしたいと思っています。例えば神経まひ、お口の中の乾燥、舌の痛みなど、基本的に頭から首にかけて違和感を感じたら、当院へお越しいただいてかまいません。各分野の専門の先生が在籍していますし、私自身もこれまでどの症状についても専門性を持って診療を行ってきました。原因が歯科にない場合でも、他の診療科をご紹介するなど、その先の道筋を立てる手助けができると思います。

高い医療水準を維持し、再生医療の研究にも注力

注目している治療はありますか?

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再生治療の一貫であるPRP療法です。PRP療法とは、患者さんの血液を用いて骨量増加や再生を促す治療方法です。骨の少ない患者さんへのインプラント手術、歯周疾患で歯槽骨を失った患者さんの骨の再生、また歯肉移植を行った際の創傷の治癒などに効果があるとされています。ところが近年、再生治療を提供する医療機関は、厚生労働省へ治療内容を届け出ることが義務づけられるなど、以前にも増して高い医療水準が求められるようになりました。そのような中で、当院も、患者さんに歯を残せる可能性をできるだけ増やしていきたいと考えています。

その他、こちらのクリニックの特徴を教えてください。

神経の外来では、インプラントや親知らずの抜歯などにより神経が傷つけられ、知覚まひや痛みでお悩みの患者さんの診断を行っています。口腔内科では、粘膜疾患、口腔がん、口腔乾燥症、舌痛症、顎関節症など多岐にわたる疾患の治療を行っています。その診断に必要な検査も、大学病院とほぼ同様のご用意がございます。それからオペ室、リカバリーベッドを備え、全身麻酔下における高度な外科手術を行っているのも特徴です。近くには大学病院もございますので、本院のようにこちらには救急車による患者さんの搬送はありませんが、例えば転んで歯が抜けてしまったなどという緊急を要する事態にも迅速に対応しています。大学病院では一時的な診療を行うのに対し、当院では担当医制を採り、患者さんの完治まで同じドクターが責任を持って診療するので、安心してご利用いただけるのもメリットです。

患者さんと接する上で心がけていることはありますか?

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患者さんにとってつらいことを理解するように努めています。痛みとは、身体的な問題に起因するばかりでなく、自律神経が乱れたりと、精神的な問題が痛みとなって表れる場合もあります。治療する場所はお口ではありますが、人を診ずして診療は行えません。ですから、患者さんが安心してお悩みもお話しいただけるようなドクターでありたいと思っていますね。そして、患者さんによって考え方は異なるので、その患者さんの満足いくところにたどり着けるように治療を行うことを心がけています。

歯科を身近に感じてもらうべく、啓発活動にも注力

こちらには何人の歯科医師が在籍していますか?

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全部で9人の歯科医師が診療しています。女性の歯科医師も在籍しており、お子さんの治療や女性医師の診療をご希望される方にも安心して来院していただけます。当院のドクターは全員口腔外科の出身です。口腔外科のドクターが診療するメリットは、その先に起こり得る事態や危険を予知し、万が一に備えた対応と治療を行えるところにあります。そして患者さんへの安全な治療を徹底すべく、毎月、医療安全委員会を開き、スタッフ全員が参加しています。各々が改善すべき点や反省点を発表し、その月のクリニック全体の目標を定め、実行に移しています。

来院する患者さんへアドバイスはありますか?

私にとっても完璧に歯を磨くことは難しいように、セルフケアには限界があり、人の目から診てもらうことは必要です。そのために定期検診があり、そこでは、治療の必要な方には治療していくことはもちろん、お口のきれいな方にはより良い口腔内環境を整えるための指導を行っていきます。健康なお口を保つためには、磨けていると慢心せず、自分のお口の状況を知ることも大切なのです。できれば3ヵ月に一度、検診いただくことが望ましいですね。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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口腔内に関する講演を定期的に開催しており、一般の方のご参加を歓迎しています。次回は、食育の観点からお話できたらいいな、と考えているところです。そこには患者さんに歯科をもっと身近に感じてもらいたいという思いがあります。歯科においてもかかりつけ医の存在が当たり前になり、口腔内環境を管理する習慣の定着に貢献できたらうれしいですね。今後も、何でも相談でき、何があってもここに来れば安心と思っていただける地域のかかりつけ医となれるよう、精進したいと思います。

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