みらいえデンタルオフィス

みらいえデンタルオフィス

桑原正光 院長

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コンピュータシステムによる審美面にもこだわったオールセラミックス、インプラント。症例によっては1日での施術も可能

―説明の際に心がけていることは何ですか?

歯科治療には、診断が一番大事なんです。ですから、初診には時間をかけています。たった1本の虫歯であっても、何かしら原因があるから虫歯になるわけです。歯磨きの仕方、噛み合わせ、顎のずれなど、患者さんが10人いれば10人それぞれに何らかの原因があります。それを探らずに、いきなり削って詰めてしまうと、また同じことが起きてしまうので、全体的にチェックして原因を探った上で、治療に入ります。説明の際は、口腔内画像やレントゲン写真をモニターに映し出し、プリントアウトしてお渡しするなどして、明るくわかりやすくお話しするようにしています。患者さんのデータはモニターにすぐ映し出せるようになっているので、治療前、治療後の写真の比較や、数年前の様子もすぐにお見せすることができます。私自身も写真があると診療しやすいので、写真は常にたくさん撮っているんです。丁寧にご説明することで、患者さんも同じ原因を繰り返さないよう気をつけていただけるというメリットもあります。全体を通して心がけているのは、自分が行ってどうされたいかを考えて説明し、治療するということですね。

―義歯、インプラントの診療について詳しく教えてください。

CT、マイクロスコープのほか、かぶせ物を設計・製作できるコンピュータシステムを導入し、機能面だけでなく審美的にも仕上がりの良いものを提供しており、ご満足いただいています。このシステムによって今まで以上に正確な診断が可能になり、さらにシミュレーションソフトを使うことで安全性もより高まりました。また、このシステムがあると、症例によっては、1日で施術することもできるんです。例えばかぶせ物の場合、型を取って仮り歯を入れてと何度か通院が必要だったのが、撮影した口腔内の写真をシステムに取り込んだら、10分ほどでセラミックの歯が完成し、その日につけて帰ることができます。所要時間は1時間くらいです。インプラントの場合も、前歯が2本折れた方がいらしたのですが、通常ですと半年はかかるところを、シミュレーションをしっかり行って1日で施術したことがあります。前歯は半年経過すると、どうしても骨が下がって見栄えが悪くなるので、抜歯してすぐインプラント入れて歯を立ててあげたほうがいいんです。とはいえ、これは決して簡単な施術ではなく、しつこいくらいシミュレーションを行って技を駆使して行っています。おかげさまで患者さんには「こんなに楽にできるとは思わなかった」と喜んでいただいています。

―改めて、歯科予防に対するお考えをお聞かせください。

定期健診が重要なのは当然のことですが、実は「質の高い治療をし、一生の治療回数を少なくする」ということも非常に重要な予防と言えるんです。歯というのは治療すれば治療するほど悪くなります。削れば削るほど神経に近くなり、神経を取れば折れやすくなるからです。ですから、治療回数はできるだけ少ないほうがいいですし、どうしても治療が必要な場合は歯に優しい材料でしっかりと治療してあげたほうがいいんです。当院ではこのような予防重視の観点から、銀歯よりもセラミックをお勧めしています。もちろん強制することはありませんが、セラミックは見た目がきれいなだけではなく、長持ちするんです。金属は歯とあまりにも性質が違い、非常に硬いので、隙間ができて虫歯になったり、時には噛み合わせる相手の歯が折れることもあります。その点、セラミックは歯としっかり接着するので隙間ができませんし、歯に近い硬さなので長年使っても歯と一緒に削れるので、虫歯になりにくいんです。私の経験上では、汚れもつきにくいですね。歯科予防は、家を建てる時の基礎づくりと同じです。最初にしっかりと良い土台をつくれば地震が来ても傾かないように、5年10年20年と長持ちする治療をし、その上で定期的にメンテナンスすることが大事なんです。



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