エムデンタルクリニック

エムデンタルクリニック

佐藤雅之 院長

頼れるドクター

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「エムデンタルクリニック」の院長である佐藤雅之医師は同院について「アピールするところがないのがアピールポイントです」とインタビューで語った。確かに、同院は良い意味で少し変わっている。義歯治療を得意としており、インプラントなどの高額な治療は患者からの希望がない限り極力避けているのだ。インプラント治療をしたものの、その後、2本目の歯を失うことになり、再びインプラント治療することはできずに義歯治療を選択する患者は意外と多い。その際、佐藤院長のような心意気でいてくれる歯科医師がいることがどんなに心強いことか。自分の技術を惜しげもなく、患者の利益のために還元する佐藤医師の治療ポリシーを中心に話を伺った。
(取材日2015年10月1日)

いつか必要になる可能性が高い義歯治療の歯科医師

―なぜ駅前ではなく住宅街で開業したのですか?

私は開院する前、大学病院で長く義歯を専門に勤務していました。そうすると、必然的に開業後も入れ歯治療の患者さんを診ることが多くなると思っていました。入れ歯が必要な方はお年を召された方が多いですから、駅に近いよりも住宅街に近いほうがいいだろうと考えたのです。実際、当院の患者さんは入れ歯を必要とする60代以上の方が圧倒的に多いです。自分と同じ40代後半の世代の方が来院するようになったのは最近のことです。当院の隣にある小学校も少子化の影響で児童の数が少なく、当院にもお子さんはほぼ来ないですね。開院当初は本当に後期高齢者の方ばかりでした。裏を返せば、入れ歯で困っている人がそれだけ多いということですよね。

―どうして先生は入れ歯の治療にこだわったのですか?

インプラント治療や審美歯科はどこに行っても治療してくれる歯科医院がいくらもあります。それは得意としている歯科医師にお任せして、自分はあまり他に専門としている人がおらず、流行り廃りも関係ない入れ歯の治療で地域に貢献しようと思ったのです。それに、私が歯科医師になった時は、インプラント治療はメジャーな治療ではありませんでしたしね。一方、私の専門である部分入れ歯は治療の適用範囲が広いものでした。特に、1つの口腔の経過を長期にわたり診ていく際、年齢に応じたカスタマイズができるのは部分入れ歯だと私は思いました。21世紀に入り、インプラントは歯科の主要な治療の1つとなりましたが、私はそれほどインプラントが必要となるケースは多くないと思っています。

―なぜそう思われたのですか?

インプラント治療をした後にまた歯を失うことがあったら、次もインプラント治療をするのか考えなければなりませんよね。その時、経済的な理由、体力的な理由でインプラント治療を選択できず、結局ギブアップする人たちが少なくないからです。また、そうした人たちが次に選択する治療が入れ歯であることも多いのです。患者さんの口腔を生涯診ること考えた場合、患者さんがインプラント治療後のメンテナンスに通えなくなる日がいつかやってきます。しかし、介護する人に入れ歯のケアはできてもインプラントのケアはできません。治療はその人の年齢に応じたケアができることが大切ではないでしょうか。例えば、80代の人に「何歳の時に戻りたいですか?」と聞いて、20代と答える人はまれです。せいぜい1世代前の60代でしょう。「アンチエイジング」ではない「スローエイジング」という言葉があります。健康でいられる時間が延びるよう、ゆっくり年を取ることのほうが有用だと思うんですよね。

記事更新日:2016/01/24


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