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野内 一嘉 院長の独自取材記事

ノウチ歯科クリニック

(成田市/公津の杜駅)

最終更新日:2019/08/28

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京成本線公津の杜駅から車で約10分。閑静な住宅街が広がる並木町の一角にあるのが「ノウチ歯科クリニック」だ。エントランスや外壁には自然石のタイルが端配され、そのおしゃれな造りはレストランのよう。それこそが野内一嘉院長の狙いで、歯科医院らしくない雰囲気にしたかったのだという。野内院長は歯科治療においては「歯科医師に治してもらう」のではなく「自分で治す」という患者の意識が重要と話す。そのためにも患者がより理解できるよう、リーフレットを用意しカンファレンスルームでじっくりと説明を行っている。最新の知見の修得にも熱心で、さまざまな研究会に参加、自らも勉強会を主宰している。そんな多忙な日々を送る野内院長に歯科医療への思いやクリニックの特徴などについて話を聞いた。
(再取材日2018年11月29日)

どんな症状にも適切に対処するのがかかりつけ医の責務

ここに開業された経緯を簡単にお話しください。

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長崎大学歯学部を卒業後、千葉大学医学部歯科口腔外科教室に入局して、約4年間臨床・研究をしていたのですが、その頃、千葉大学時代の先輩が成田で開業されており、「君もやってみないか」と声をかけていただいたのがきっかけです。1995年当時、並木町にあったある歯科医院の院長が引退するということでそこを継承する形で開業し、2003年に現在のこの場所に新築移転しました。移転にあたっては、歯科医院らしくない外観にしようと思い、おしゃれな雰囲気にしました。患者さんは緊張なさっていますから、落ち着けるよう待合室の照明を少し落としたり、壁に絵画を飾って季節ごとに掛け替えるなど、少しでも心が和むよう工夫しています。

患者さんの年齢層や地域の特性についてはどのようにお感じですか。

この界隈は農家や、古くから住んでいらっしゃる方が多いので、ご年配の患者さんが中心ですね。一方で、新興住宅街にはお子さん連れの若い世代もいますので、幅広い年齢層の方にご来院いただいています。成田空港が近いこともあり、外国人の方もいらっしゃいます。欧米の方は白い歯へのこだわりが強いですが、最近ではアジアの方々も歯科医療への意識が高いと思います。近所に暮らす外国ご出身の患者さんも「銀色ではなくて白く仕上げてほしい」と要望されていました。日本人の歯科への意識はまだまだ低いのかなと感じますね。

クリニックの診療内容を教えてください。

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当クリニックでは、一般歯科から小児歯科、歯周病、口腔外科、インプラント治療、審美的治療、レーザー治療などを行っており、さまざまな口腔疾患に対応しています。私自身は口腔外科が専門ですので、歯周病の外科的治療や細菌感染によって歯の根っこの奥部分に膿がたまった膿胞を摘出する手術などの専門的な口腔外科手術も行っています。ご高齢の方でインプラント治療に抵抗を感じる場合は、義歯をお作りしています。どんな症状を訴えられてもすべてに適切に対処できるのが、かかりつけの歯科医師としての責務だと私は考えています。

患者自身が治療法を選択できるよう丁寧に説明

こちらの診療方針を教えてください。

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もし自分だったらどんな治療を受けたいか、という点を一番に考えて治療法の選択肢を提示し、わかりやすく説明しながら、患者さんと一緒に考えるようにしています。「こんな治療法があるけれどこういった方法もあります。でもこちらは保険適用外になりますよ」というように、患者さんが審美面、金額面を含めて幅広く検討できるよう、さまざまな選択肢について細かく説明しています。その際、症状の説明や治療法などについて書かれた特性のリーフレットや、時には模型を見せながらわかりやすいように説明しています。もう一点、重視しているのが、患者さんが全身疾患をお持ちかどうか、どのような投薬治療を受けているか確認することです。全身疾患の薬の副作用で歯のトラブルが起きることもありますし、薬によって歯の治療ができない場合もあります。特にご高齢の方は投薬治療を受けていることが多いですので、初診の際に必ず詳しく確認しています。

説明に力をいれていらっしゃるのですね。

そうですね。患者さんはユニットに座っている時は緊張していますので、話が耳に入ってこないと思います。ですので、患者さんが落ち着いて話を聞くことができるように半個室のカンファレンスルームを設置しました。初診時は口腔内のチェックやレントゲン検査などを行い、それらのデータと診断書をパソコン画面でお見せしながら説明しています。そうして患者さんと一緒に治療法を考え.最終的にはご自身に治療法を選択していただくことが大切と考えています。われわれの仕事は患者さんが決めた治療法を施術することですから、医学的な見地も鑑みながら要望に沿うように治療しています。

治療分野で特に力を入れているのはどんな分野ですか。

歯周病の治療です。ただ歯周病は一度かかると完全には治すことは難しい疾患といわれていますので、予防が重要なのです。ですから、まずは症状のない段階で定期的に来院してほしいですね。歯石除去の際は、単にきれいにするだけでなく、歯肉や粘膜など口腔全体をチェックしています。顎関節の動きや顔の表情なども診ており、ときにはがんを見つけることもあります。また、たとえ進行していても、メンテナンスに通うことで悪化を抑えることも可能です。実際、もう抜歯しかないと思った患者さんがメンテナンスによって進行を止めることができ、今でもその歯を使えています。当クリニックでは、歯列に即した歯ブラシや歯間ブラシのアドバイスなども行っています。

他に力を入れている治療はありますか。

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インプラント治療です。インプラントは、健康な歯を削る必要がなく、自分の歯のような感覚で話したり食事ができます。それは人生の豊かさにつながるものだと思います。口腔外科で培った技術を生かせる点も強みですね。治療の前には3Dの歯科用CTで骨や歯茎などの状態を詳細に把握して治療計画を立てています。ただ、インプラント治療は、治療後の定期的なメンテナンスがとても重要なんです。そのため、インプラントを希望なさる方には、まず治療後に定期的に通えるかどうか確認し、もしも定期的に通えないのであれば、治療はお断りすることもあります。それほど徹底していますので、皆さん、たとえ遠方に転勤してもきちんと通ってくださっていますね。インプラントを長く使用していると歯茎が下がり、その隙間から感染してインプラント周囲炎が起きやすいのですが、当クリニックでは歯茎が下がらない補綴物を使う方法を用いている点も特徴です。

重要なのは「自分で治す」という患者の意識

これまでで印象に残ったエピソードを教えてください。

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以前、前歯の歯並びを気にされていた女性の患者さんがいました。なぜそうなったのか原因を探るためにレントゲンを撮ったところ、前歯の真ん中に余計な歯が1本埋まっていたのです。そこで余剰歯を抜いて補綴治療を行ったことがあります。その治療後、その方は結婚してお子さんもでき、今はそのお子さんを連れて来院しています。治療を通じて少しでもその方の人生に関われたのかなと思うとうれしいですね。

そういう患者さんを1人でも増やすために工夫されていることはありますか?

最新の知見や技術を学ぶためにさまざまな研究会や勉強会に出席しています。大学で基礎は学びましたが、27年も前なので歯科医療も進化し、新しい治療法が出てきています。日々の診療を通じて経験は加わりますが、それたけではステップアップしませんしね。歯科英会話教室にも参加しているんですよ。また、私自身も症例研修会を主宰して、他の歯科医師たちと症例や治療法について検討する機会を設けています。成田市では妊産婦を対象とした母親学級を開催していて、そこで講座や歯科検診、ブラッシングの指導を行ったり、同じ成田市主催の「歯の健康教室」では顎関節症をテーマに講師を務めたりしています。

最後に今後の展望をお願いいたします。

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私は患者さんを家族のように思いながら治療をしています。ご年配の方がいらしたら親のよう、小さいお子さんがいらしたら子どものようにと。今後もこのように一人ひとりの患者さんを尊重しながら適切な治療を提供していきたいと思います。歯科治療は歯科医師一人ではできません。患者さんの理解と協力が必要で、歯科医師に治してもらうのではなく、患者さんが自分で治すという意識を持つことが重要です。そういった意識を持つ患者さんと二人三脚でさらにより良い歯科医療をめざしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/20万円、セラミック/7万円~

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