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久野 裕規 院長の独自取材記事

久野耳鼻咽喉科クリニック

(岐阜市/柳津駅)

最終更新日:2020/04/01

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岐阜市柳津町のショッピングモール内にある「久野耳鼻咽喉科クリニック」は2013年、久野裕規院長が開業した。自身も幼い頃から蓄膿症で悩み通院していたという経験から、なじみのあった耳鼻科の医師を選んだという。「つらくて悩んでいる患者の助けになりたい」と患者の気持ちに添った詳しい説明と丁寧な診察が、幅広い患者から信頼を得ている。特に、アレルギー性鼻炎に対応するレーザー治療と舌下免疫療法に力を注ぐ。子どもが大好きだと語る笑顔が穏やかな久野院長から治療における熱い思いを聞いた。
(取材日2018年9月11日)

アレルギー性鼻炎に対しレーザー治療などに注力

ショッピングモールで開業に至った経緯を教えてください。

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勤務医を10年近く続ける中、落ち着いて患者さんに向き合う診療を行っていきたいと開業を考え始めて、東海3県のいろんな地域で探していました。そんな矢先、ここのショッピングモールで先に開業していた矢田眼科クリニックの矢田院長から紹介を受けたんです。私はもともと愛知県出身で、岐阜地区で仕事をするのは初めてだったんですが「カラフルタウンの医療モールとして発展させる」という事業計画や、小さなお子さんのいる家族連れが多く、活気がある雰囲気に魅力を感じ、このショッピングモール内での開業に至りました。

院内でのこだわりは何でしょうか?

清潔感と温かみがある院内にしたくて、白やオレンジ・木目調を基調とした造りになっています。診察室の中には、レントゲン室や聴力検査室、点滴や吸入コーナーを設けており、オープンスタイルにこだわりました。患者さんのことをきちんと把握するために、常に医師が全体を見渡せて目が届くようにしたかったからです。診察室の中は、各治療のルートをスムーズに案内できるような動線になっています。もちろん、プライバシーの確保も考慮し、診察直前の患者さんには診察室すぐ隣の待合室でお待ちいただきます。あとは、土日は多くの患者さんが来院されますので、どうしても待ち時間が多くなってしまいます。ただモールの良さは、その間に買い物ができるということですね。診察の順番になったら、お電話を入れたり、ウェブでの予約システムでは順番が近づくとメールが入る機能もございます。待ち時間を負担なく感じていただけるような工夫もしています。

力を入れている治療についてお話しいただけますか?

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当院は、アレルギー性鼻炎の方が多くいらっしゃいます。そんな慢性鼻炎や花粉症の治療に対応するための炭酸ガスレーザーを設置しています。これは、鼻の粘膜をレーザー照射し、アレルギー反応を鈍くしたり、粘膜の腫れを改善したりすることが目的の治療です。妊娠中や授乳中でお薬が飲めない方、スギ花粉症などで症状がひどい方にお勧めしており、また、お子さまでもじっとしていられる10歳くらいから受けていただけます。そのほか、スギ花粉やダニアレルギーに対する舌下免疫療法を2014年から始めました。これは、アレルギーの原因物質を舌の下に吸収させて体質改善をめざす治療で、3~5年の治療期間を要しますが、自宅で服用できるものです。昨今、スギ花粉症でお悩みの方は本当に多いです。飲み薬や点鼻薬ではなかなか治らない方などの苦しみを少しでも軽くしたい。これからも患者さんにとって一番合った治療法を提案していきたいと思っています。

患者との対話を大切にし丁寧な説明を心がける

治療の流れを教えてください。

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まず、耳や鼻、喉を診察した上で、症状によって検査が必要な方はレントゲンや聴力検査、鼻からの内視鏡検査などを行っていきます。必要な方には、最後に鼻や喉の吸入をしていただくという流れになります。風邪やアレルギー、蓄膿症で鼻づまりがひどくなると、特にお子さまの場合、耳に細菌やウイルスが入り中耳炎になることもありますから耳の検査はとても重要です。大人の方だと、過度のストレスで難聴になる方もいらっしゃいます。特に気をつける必要があるのは、突発性難聴といって、ある日突然、聴力が落ちてしまう疾患です。原因不明といわれていますが、ストレスが多い人に起こりやすい傾向にあります。また、めまいでお困りの方、耳あかが詰まって聞こえづらい方なども耳鼻科を利用いただくと良いでしょう。目と脳以外の感覚器を扱っていますので、治療の内容は多岐にわたります。

治療において大切にしていることや心がけていることは何ですか?

症状や治療内容についての説明ですね。限られた診療時間の中で、患者さんにご自分の症状を理解していただけるように丁寧な言葉を選び、図を使ってわかりやすい説明を心がけています。忙しさの中で流れ作業的に、よくわからないうちに診察が終わったというようなことは絶対にしたくないですから。例えば鼓膜や喉の写真を撮って、異常がある方には画像を見せながらきちんと説明するようにしています。また、症状が長引いている方には、現状を詳しく伝え、処方されている薬がなぜ必要かといった理由もお話しするようにしています。初診の方は特に説明をしっかりし、再診の方は、要点をお伝えしご質問があればお受けする形をとりながら、患者さんと対話する時間を大切にしています。

たくさんの患者が来院する中、スタッフとどのように連携をとっていらっしゃるのですか?

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当院のスタッフは現在常勤・非常勤合わせて看護師が3名、事務員が6名います。土曜・日曜は大勢の患者さんが来院されますし、たくさんの多様な症状の患者さんが来院されますので、いつもスピーディーさが求められます。ですから、チームワークで連携を取り合い、お互いを補いながら進めています。スタッフ同士のコミュニケーションが良くなることで、患者さんへの対応が変わり満足度も上がると思うんです。スタッフには、患者さんに愛着を持ち、清々しい対応をしてほしいと伝えています。

医療モールを発展させたい思いで幅広い患者をサポート

お子さんも多く来院するそうですが、耳鼻科と小児科の使い分けはどのようにしたらいいでしょうか?

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やはりショッピングモールはご家族連れのお客さまが多いですから、患者さんの6割くらいはお子さんですね。風邪のような症状で小児科と重なるところもあり、どちらに行こうか悩まれる方もいらっしゃると思います。親御さんの目から見て、鼻水が出ていてひどくない咳であれば、来院ください。風邪で中耳炎になることもありますので、しっかり検査をしたい方は耳鼻科をお勧めします。逆に、咳がとてもひどくて、呼吸が苦しそう、おなかの調子も悪い、ぐったりとしているなど全身症状のある場合は、小児科での診察が必要でしょう。比較的お子さんは自然治癒力が高いですが、それでもなかなか良くならないといった場合には、他の科や総合病院へのご紹介をしておりますのでご安心ください。

今後の展望は何でしょうか?

患者さんをできる限りお待たせしないよう敏速な対応と診察を今後も心がけていきます。繁忙期の日曜は、不定期ですが、非常勤医師を呼んで2人で診察していますが、将来的には、常勤で複数の医師がいる体制にしていきたいですね。また、当院は週2日の定休日を設けていますが、カラフルタウンは無休なので、当院も患者さんがいつでも利用できる体制にしていきたいですね。そして、医療モール内に隣接する他科と連携を取りながら、質の高い医療を提供できたらと思います。例えば、涙道が詰まり涙があふれてくる症状をお持ちの方だと、鼻から内視鏡カメラを用いて耳鼻科と眼科が協力し治療を行うことが時々あるんです。結膜炎や目やに、アレルギー性鼻炎で目のかゆみが強いなど、目と鼻はつながっているので必要な患者さんには眼科を紹介できます。モール内にあるクリニックがお互いに連携を取り合い患者さんをよりサポートしていきたいと考えます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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風邪をひいたりすると、鼻や喉の調子が悪くなる方が多いです。少しでも体調の悪さを感じた時は、気軽に診察を受けてください。少しでも早く改善するような手助けをさせていただきます。当院は、土日も診察していますし、夜の受付も19時までと少し遅めなので、平日が忙しい方や仕事帰りに来院されたい方など、ご自身の生活プランに沿って通院いただけます。どんな方でも通いやすい居心地の良いクリニックをめざしています。ショッピングモールの中にある利便性をフルに生かしていただきたいですね。

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