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八束 真一 院長の独自取材記事

やつづか歯科医院

(尼崎市/武庫之荘駅)

最終更新日:2021/10/12

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武庫之荘駅北口より徒歩1分のところにある「やつづか歯科医院」は、2013年3月に開院したクリニック。窓から差し込む温かな陽光があふれる院内では、話上手で気さくな雰囲気の八束真一院長が診療にあたっている。八束院長は、3軒の歯科医院で合わせて12年間勤務医として働いた経歴の持ち主。患者との対話を大切にしている姿勢は、子どもから高齢者まで幅広い世代の人から信頼を集めている。明るい笑顔が印象的な八束院長に、勤務医経験や診療のときに心がけていること、今後の展望などについて、じっくりと語ってもらった。

(取材日2019年2月6日)

12年間の勤務経験を生かし幅広い治療に対応

初めに、12年間勤務医として働かれた後、開業された経緯を教えてください。

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勤務医時代に先輩の先生から「10年は勉強をしろ」と言われていました。一般歯科ではいろいろな訴えの患者さんがいらっしゃるので、だいたいの治療には対応できるよう一通りのスキルは身につけたいと思っていたんです。10年を節目に開業しようと思っていましたが、まだ少し開業するには勉強不足のところがあると思って、その2年後に開業することになりました。1軒目は大阪府千里中央にある岡歯科診療所、2軒目は兵庫県川西市にあるさきた歯科、3軒目は大阪府茨木市のグリーン歯科に勤務して、さまざまな技術を学ばせていただきました。

勤務医経験が、今の診療に生かされているところはありますか?

歯科医師になりたての頃はできることも少なかったですが、それを払拭するのは経験と自分の努力しかない。そう思って1軒目の歯科医院では、治療法だけでなく、後輩の指導法など多くのことを学びました。働く環境を変えるため移った2軒目の歯科医院は、最初に勤務したクリニックとまったく治療方針が違ったんですね。私も7年目だったのである程度の自信もあったのですが、また新人になったつもりで一から勉強をすることになりました。治療や経営について、とても細かい指導をしてくださったので、そこでお世話になった先生方の影響はすごく大きかったと思います。3軒目の歯科医院では自由に診療させてもらい、まったくといってもいいくらい、方針の違うクリニックを3軒まわりました。良いところも、悪いところも知ることができたのは、自分の糧となる経験だったと思います。おかげで当院は、それぞれの歯科医院の良いところを取り入れることができましたね。

先生が診療のときに心がけていることは、何でしょうか?

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私が心がけているのは、できるだけ患者さんの負担にならない治療をすることです。その負担は2つあって、1つは精神的な負担。やはり歯科医院は皆さん緊張したり、本当は行きたくないと思ったりするところですよね。その気持ちをまずは、できるだけ和らげること。もう1つは経済的な負担です。当院はセカンドオピニオンで来てくださる方も多いのですが、矯正を考えている患者さんが、他院で治療費が高額になる「インプラントやセラミックのブリッジしかない」と言われたという声も聞きます。当院でも自由診療をされる方は多いですが、やはり皆さんがそうとは限らない。そんなときに、患者さんが何を求めているかをヒアリングして、患者さんが無理なく通える治療方針を提案しています。

「一にも二にも対話」を心がける八束院長の思い

先生はじっくり患者さんとお話することを大事にしていらっしゃるんですね。

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当院は基本的には、1人の患者さんに30分は取っていて、そのうち15分はヒアリングが中心です。やはり大きな治療をするときは、こちらも信頼していただかないとだめですよね。そのあたりは、きちんと治療方針を説明して、どんなケースでも2つ以上治療案を提示するようにしています。その選択肢のメリットだけではなく、デメリットも伝えて、迷ったときは患者さんに「犠牲の部分をよく考えて」とアドバイスをする。例えば、本当は抜かないといけない歯があったとしても、患者さんが嫌がっているなら、変に説得することなく、「わかりました」とお伝えします。ただ、「放置していたら、こういう弊害はありますが、抜くのはいつでも抜けます。できるだけ、このままにしましょうか」としますね。受付のスタッフもコミュニケーションをとるのが上手で、お年寄りなどコミュニケーションを重視してくださる方にも、楽しく通っていただけているかと思います。

ほかにも診療の際に大切にしていることはありますか?

ほかに大切にしているのは緊急時の対応です。患者さんには「何かおかしいと思うことがあったら、すぐに電話をください」と伝えて、必ず救急対応をするようにしています。ある患者さんに「前に行っていた病院は、『痛い』と言っても予約が詰まってるからその日の内に見てもらえないんです」と言われました。私自身、痛いところがあったときに、すぐに診てくれる歯科医院はすごく信頼できるなと思うんですよね。だから、当院に来てくださっている患者さんにも緊急時には応えたい。そこまでのフォローがあれば、「この先生なら、次も診てくれるだろう」という安心感も生まれますよね。患者さんの精神的な負担を軽減させるために、そういったところにも気をつけています。

患者さんに言われて、うれしかった言葉があれば教えてください。

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「ここまで説明を受けたのは初めてです」という言葉は、自分が心がけていることなので、うれしいですね。私よりも技術が長けている先生はいくらでもいますが、説明能力や人とのコミュニケーション能力は得意な方です(笑)。私たちは唯一言葉が話せる生き物なので、言葉のキャッチボールは大切にしたいと思っています。その部分を褒めていただけると、やはり、うれしいものですね。

過去の治療を見つめ直し、その精度を高めていきたい

セカンドオピニオンも積極的に受けつけているそうですね。

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私が大切にしているのは、本当に患者さんに必要な情報を渡すことなんです。例えば、先ほどのお話のように矯正を考えていた患者さんが、ある歯科医院で「歯を削ってインプラントにしましょう」と言われたとします。ところが、別の歯科医院で診てもらうと、「そもそも矯正する必要がない」と言われるケースもあるんですよね。そのように、さまざまな歯科医師の意見を聞いて、比較検討してみるのが大切だと思います。当院ではセカンドオピニオンを聞きに来院された方には、「前の歯医者でどういうことを言われましたか?」ということは、絶対聞かないようにしています。なぜなら、それを聞いてしまうと、他院で提示された治療法とは別の方法を考えてしまうからです。そこで、私はそういった先入観はもたずに、患者さんにとって最良の方法は何かを考えてアドバイスするよう心がけています。

先生の趣味や休日の過ごし方を教えてください。

旅行に行くことが趣味です。一番好きなのは、お伊勢さんに行くこと。お礼参りをしに、1年に3、4回は行っています。伊勢に行って海を見たり、おいしい魚を食べたり、お酒を飲んだりするのが大好きですね。スタッフとも1年に1回は旅行に行きますし、一緒に食事へ行くことも多いですね。

今後の展望については、どういうふうに考えていらっしゃいますか?

特に、新たなことをしようとは思っていないんです。歯科医師になって十数年がたちましたが、また見つめ直していきたいと思っています。勤務医のときはクリニックが変わると、自分が治療をした患者さんの経過を追うことは難しくなりますが、自分自身のクリニックを構えることで、その経過が追えるようになるんです。だから、新しい分野を開発する前に、過去の自分の治療を再チェックして、その精度を高めていく。もちろん、時代の変化とともに新たな治療法や良い材料もでてきます。そこは必要であれば、きちんと勉強して患者さんに提供していこうと思いますが、新たな技術云々というよりも、自分のやってきたことを再分析して、改善点を考える。そうやって患者さんにいい治療を提供していければと思います。

最後に読者の方へメッセージをお願いします。

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やはり治療は納得して受けられるほうがいいと思うんです。1軒目の歯科医院で、疑問に思ったことがあれば、すぐに治療を進めずに一旦持ち帰って、セカンドオピニオンを聞きに行く。昔は家の近くにある歯科医院に行くのが定番でしたが、これだけクリニックがある時代ですから、自分に合うクリニックを見つけることが大切です。歯科医師によって治療方針も変わりますので、特に大きな治療をするときには、ほかの意見も聞いてみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

審美歯科/セラミックのかぶせ物:10万円~15万円

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