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岩井 貴之 院長の独自取材記事

いわい歯科医院

(佐倉市/志津駅)

最終更新日:2020/04/01

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京成線志津駅から徒歩5分の場所にある「いわい歯科医院」は、地元出身の岩井貴之先生が院長をつとめる町のかかりつけ医院だ。歯科医師にとって治療が終わった段階が、その患者のスタート地点。そう考える岩井院長は、「治療したかぶせ物や入れ歯を大事に使い続けてくれるのは本当にうれしい」と実感を込めてやりがいを話す。「その時その時に持っている技術を出し切って治療にあたる」ことをモットーとする岩井先生に、日々の診療への思いを聞いた。
(取材日2017年7月12日)

チーム一丸となり、「受けたい」と思える診療を提供

開院5年目ですが、どのような感想をお持ちですか?

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当院を受診された方からご家族やお知り合いにクチコミで広がり、紹介でおみえになる患者さんが増えてきましたね。私はこの町の出身で、大学病院などで得た経験を地元に生かしたいと考えて開院しましたから、地域の皆さんの評価をとてもありがたく感じています。患者さんの年齢層も幅広いですね。親御さんと一緒に2歳のお子さんが虫歯予防で来られている一方、90代の方は入れ歯の悩みなどで受診されています。当院は、大学病院と同レベルの治療を、高い精度で患者さんに提供できるよう努めています。患者さんが増えたことを受けて、2017年4月から女性の歯科医師が常勤医に加わりました。患者さんの中には「女性の歯科医師を」と希望される方もいらっしゃいますし、女性相手だと話しやすい体調の変化や病気もあるでしょう。担当する歯科医師の選択肢が増えるのは、患者さんにもメリットは多いと考えています。

こちらの診療方針を教えてください。

開院当初から一貫して、「自分が行きたい歯科医院であること」「自分が受けたい診療を提供すること」「今できる最高レベルの技術で応えること」を診療理念にしています。日本では痛みや不快な症状が出てから、歯科医院へ行くことが多いようです。しかし、本来そういった病気の状態になる前に歯科医院を受診することをお勧めしています。ですから、せめて迎える側として明るい雰囲気やフレンドリーな対応など、「行きたい」と思える内装、接遇を心がけています。診療面では、十分な説明をもとに患者さんが納得されてから治療方針を決定し、決してご本人が嫌な治療を押しつけません。また、治療にあたっては私の知識と技術をフルに活用しますが、現状にとどまることなく勉強会への参加などで常に向上させるよう努力しています。最新の治療が最善とは限りません。日々進化する歯科医療を身につけ、治療の選択肢を広げていく努力を行っています。

歯科医師になっても努力を続けておられるのですね。

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体のけがなどとは違い、虫歯は自然治癒することはありません。また、ただ単に詰めただけでは自然感は取り戻すことはできません。患者さんの一部としてずっと残るのですから、感覚的にも見た目にも「いかに自然に仕上げるか」は非常に大事だと考えています。そのために技術を常に向上させるのは当然でしょう。また自由診療になりますが、歯科技工分野で世界的に著名なスタディグループ「Oral design(オーラル・デザイン)」所属の歯科技工士と提携して、歯科医師でも人工物と見分けにくいほど精緻な技工物をご提供できるのも強みの一つです。本当に美しく、長持ちする詰め物・かぶせ物のためにはこうした歯科医師と技工士の協力が必要なのです。そんなメニューも用意しつつ保険・自由診療にかかわらず、受付スタッフ、歯科衛生士、矯正担当の歯科医師など、チーム一丸となって患者さんに対応しています。

何気ない生活習慣が虫歯や歯並びの悪さを招く

子どもたちの症状で何か気になる点はありますか?

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今のお子さんは虫歯はたいへん少ないのですが、それでも第1子より第2子、第3子が虫歯になる割合は多い傾向にあります。これは小さいうちから、上のお子さんと同じおやつなどの甘い物を食べるケースが増えることも影響するようです。親御さんも食事やブラッシングを2人一緒に面倒を見るのは大変でしょうが、下のお子さんが甘い物を早くから食べないよう注意していただければと思います。また、おやつもなるべく決まった時刻に食べるようにしてください。一方で歯並びの悪いお子さんが増えていることは以前から指摘されていますが、当院では矯正を検討していただく前に、そもそも歯並びが悪くなる生活をしていないかも聞き、必要なら生活改善のアドバイスまで行うようにしています。

生活習慣と歯並びとはどう関連しているのでしょうか?

例えば食事のとき、お子さんも大人と同じテーブルを使って、床に足を着けずに食べてはいないでしょうか? これでは筋力もまだ弱く、頭も重たい子どもは猫背や前かがみの状態になります。そんな習慣が、顎の位置がずれたり、歯並びが悪化する要因になるのです。また両足が浮いているとしっかり噛めない上、ジュースなどの飲み物で食べ物を流し込む癖がつきます。「食べ物を噛み切る、口の中ですりつぶす、喉の奥へと飲み込む」といった訓練ができず、口腔の筋肉の発達が遅れる可能性もあります。こうした生活改善のアドバイスを行った上、歯並びの状態によっては矯正を勧めることがあります。当院では顎の成長を生かしながら非抜歯で矯正するなど、ご本人に合った治療法をご提案しています。矯正を担当している専門医師は実の弟ですので細かな連携までばっちりです。

大人の患者に向けて、アドバイスはありますか?

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30、40代は虫歯や歯周病などが静かに進行して、将来歯を失う原因が忍び寄る時期です。定期検診を受けてほしいのですが、 忙しいせいか検診の受診率が低い世代でもあります。当院が平日19時30分まで診療しているのは、そうした働き盛りの世代が少しでも通院しやすくと考えて診療時間を決めました。仕事を退職されたご高齢の患者さまから伺ったことですが、『もっと若い時に歯を大事にしておけばよかった』といったお声はよく聞くことがあります。痛みが出てからでは仕事も手につかないでしょうし、定期的なメンテナンスを行っていくことで、健康的な50代、60代を迎えていく準備となるのではないでしょうか。

表情や態度にも注意して、患者の気持ちを捉える

先生が歯科医師になったきっかけは何でしたか?

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父が歯学部の教員だったせいか、私も早くから歯科医師に興味を持っていました。実家で父とじっくり話す機会は少なかったのですが、父も私が歯科医師になったことをたいへん喜んでもらいました。思いを受け継ぐという感じではないものの、やはり自分が生まれ育った佐倉市で歯科医院を始めるのが自然な流れだったと思います。

先生が診療で心がけていることを教えてください。

患者さんとのコミュニケーションです。ご本人の気持ちは会話だけでなく、何気ない表情や動作にも現れます。話し方がふだんと違えば何か不安に感じておられるのではないかと考え、診療ユニットに慌てた感じで座る様子から「今日は用事があって、早めに治療が終わってほしいのかな」と察する。そうした気づきを大切にして、患者さんに満足いただける診療をしたいと考えています。ある患者さんには「ここはいつも笑顔がある。ほかの患者さんもみんな診療後は笑顔になって、私もさらに気持ちいい」と褒めていただけました。ただこれは私の力でなくスタッフ全員の成果でしょう。スタッフが患者さんと丁寧にコミュニケーションしてくれ、またスタッフ間でも連絡しあって患者さんのために積極的に動いているのです。生まれ故郷に開院して5年目、いいスタッフといい患者さんに巡り会えて本当によかったですね。

最後に地域の方にメッセージをお願いします。

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歯科医師は治療完了が一つのゴールですが、患者さんにとっては新たなスタート。治療後の一番いい状態をいかに長く維持し、再治療にならないようケアするかが大切になります。もちろん当院も歯科衛生士を中心に、定期検診による虫歯や歯周病の予防などでサポートしますし、私も最初から再治療になりにくい治療計画を検討してご提案しています。また糖質の多い食事など口腔ケアに悪影響がありそうな生活習慣に対するアドバイスも行うなど、地域の健康をトータルに支えたいと考えています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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