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子どもの目の悩みや心配事に
専門的に対応する小児眼科

梅北眼科

(大阪市北区/大阪駅)

最終更新日:2024/07/11

梅北眼科 子どもの目の悩みや心配事に 専門的に対応する小児眼科 梅北眼科 子どもの目の悩みや心配事に 専門的に対応する小児眼科
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小さな頃からスマホやゲームに触れることなども関係して、近視の子どもが増加している。「うちの子は大丈夫だろうか?」と心配している人も多いだろう。子どもの眼科診療を得意とする「梅北眼科」の野崎真世院長によると、近視の中には将来の眼科疾患のリスクに関係するケースもあるそうなので、気になる場合は早めに小児眼科に相談したい。同院では子どもの診療に慣れた医師やスタッフが、泣いてしまう、検査や診察に協力してくれないといった場合も、優しく、しっかりと対応。「将来の病気の原因を作らない」という考えから近視治療にも力を入れている。野崎先生に、小児眼科の特徴や近視治療について話を聞いた。

(取材日2024年6月20日)

少しでも気になること心配なことがあるなら、遠慮なく受診・相談してほしい

Q先生は小児眼科を専門に勉強されたそうですね。
A
梅北眼科 小児眼科での経験が豊富で優しい笑顔が印象的な院長

▲小児眼科での経験が豊富で優しい笑顔が印象的な院長

北海道大学の小児眼科の責任者として、NICUも含めて幅広い治療を経験しました。小児眼科では、近視や斜視のほか先天性の緑内障や白内障、目のがんなども診療します。小さなお子さんは検査に協力できないことも少なくありません。このため、検査の数値だけを信用して診断するのは危険ですが、小児眼科では、子どもの扱いに慣れた医師やスタッフが、お子さんの目をきちんと診断できるのが特徴です。当院の場合、乳幼児健診で何らかの問題を指摘されたお子さんの来院も多く、1歳未満の受診もあります。乳児の場合、基本的に検査は行えず、泣いているお子さんを診る技術も必要です。乳児の診察にはNICUでの経験も役立っています。

Q小児眼科ではどのような相談が多いのですか?
A
梅北眼科 不同視は特に早期発見が重要となっている

▲不同視は特に早期発見が重要となっている

目の屈折異常に伴う、近視、遠視、左右の視力に差がある不同視、斜視などの相談が多いですね。視力はものを見ることによって3歳くらいまでに成長します。しかし、左右の視力に差があると、よく見えるほうの目ばかりで見てしまい、見えにくいほうの目が成長しないので、不同視はできるだけ早期に見つけることが大切です。顔を横にして見る、片目で見ようとする、光をまぶしがるといった場合は要注意です。また、遠視、乱視のきょうだいがいる場合は、遺伝的な影響も考えられるので早めに受診してください。当院でも「子どもの見えにくさに気づいていなかった」という保護者が多く、気になることは遠慮せずにご相談いただければと思います。

Q近視や遠視も治療が必要ですか?
A
梅北眼科 近視治療・オルソケラトロジーにも注力している同院

▲近視治療・オルソケラトロジーにも注力している同院

子どもは目の調節力が優れているので、対象を遠ざけても、間近に置いても見えるのが特徴です。このため、絵本などを近くで見ているからといって、近視ではなく遠視というケースもあります。子どもの通常の近視については、疾患ではないので、眼鏡で補正できるのであれば特に問題はありません。治療を行うかどうかは、保護者の意志によるところが大きいですね。しかし、近年は病的近視といわれるケースが増えており、強度の近視は緑内障のリスクが高くなること、近視を改善することでリスク軽減につながることがわかっています。将来の疾患を予防するためにも、当院では近視治療・オルソケラトロジーにも力を入れています。

Qオルソケラトロジーとはどのような治療ですか?
A
梅北眼科 資料を使用し、わかりやすい説明に努めている

▲資料を使用し、わかりやすい説明に努めている

近視は、目の前後の長さである眼軸が後ろに伸びることで発生します。通常は眼鏡で補正を図るのが一般的です。その上で、積極的に近視を抑えたいと希望される場合に、オルソケラトロジーを提案します。お子さんの目に合わせて、眼球の形態を整えるためのコンタクトレンズを作成し、就寝時に装着することで、目の形態眼軸の伸びを抑えることをめざします。強度近視の家系のお子さんで5歳くらいから治療を始める場合もありますが、毎晩の装着なのでお子さんが協力してくれるか、保護者が対応できるかが重要です。当院ではお試し用のレンズもご用意しています。

Q斜視を気にする保護者も多いですね。
A
梅北眼科 「気になる症状があればいつでも相談を」と話す院長

▲「気になる症状があればいつでも相談を」と話す院長

「子どもと目が合わない」「ふとした瞬間に目が横を向いている」「表情が何となく不自然」など、保護者が気にして受診されるケースが多いですね。子どもは動き回るので、ぱっと見では斜視かどうか判断しづらく、医療機関を受診したものの納得できる診断が得られず、不安を感じている方もおられるのではないでしょうか。特に就学前のお子さんは目の検査をする機会が少ないので、インターネットの情報を見て不安を感じておられる方も多いと思います。小児眼科なら、ちょっとした刺激を与えて斜視かどうかをチェックして、すぐに治療したほう良いのか、様子を見ていて問題ないのかを判断可能です。気になる場合は、まずはご相談ください。

ドクターからのメッセージ

野崎 真世院長

お子さんの目のことで、不安や心配事がある場合は、気軽に受診いただければと思います。別の医療機関の診断に不安を感じておられる場合も、遠慮なくご相談ください。お子さんの場合、適切な検査結果を得ることが難しい場合もありますが、小児眼科の特性を生かして診察を行い、診断させていただきます。近視については、治療の選択肢が広がっており、当院でも新しい治療法は積極的に取り入れていく予定です。治療を受けさせたいとお考えなら、できれば早い段階でお越しください。お話を伺い、治療について詳しく説明させていただいた上で、治療を希望される場合は、お子さんの将来の病気のリスクを低減させるためにもしっかりとサポートします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー治療:両眼17万円、片眼8万5000円

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