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友田 岳志 院長、佐保田 珠弥 先生の独自取材記事

湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック

(藤沢市/湘南台駅)

最終更新日:2019/11/21

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藤沢市湘南台2丁目、小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインの3路線が利用できる湘南台駅西口から徒歩3分の「湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック」。車いすやベビーカーでのアクセスも容易なビル1階の同院で、友田岳志院長と佐保田珠弥医師が朗らかに迎えてくれた。泌尿器科と漢方内科を中心に幅広い診療科にまたがる症状を診療している同院。佐保田医師が加わってからは、週に2回女性専用の泌尿器専門の外来を設け、女性のニーズにも応えている。「体全体の異常が腎臓や排尿の異常として現れる場合も多いので、体全体の状態を確認しながら診療を行っています」という友田院長と佐保田医師に、同院のめざす医療について話を聞いた。
(取材日2019年6月7日)

性別年齢を問わず幅広く診療する地域のホームドクター

2013年の開業から6年目となるそうですね。

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【友田院長】はい。泌尿器科のクリニックが少ないという状況を踏まえての湘南台エリアでの開業でしたが、「困ったことがあったらいつでも相談に来られる、地域のホームドクターでありたい」という当初の方針に従い、泌尿器科と漢方内科を中心に幅広く診療を展開しています。
【佐保田先生】私は現在、週に2回月曜と金曜の午前中に友田院長の外来と並行して診療を担当させていただいています。泌尿器科というと「高齢男性のための診療科」と思い込んでいらっしゃる方もまだいらっしゃるようですが、女性専用の外来のニーズの高さをあらためて実感しています。

どのような患者さんが多くいらしているのでしょうか?

【友田院長】お子さんからご高齢の方まで、男女問わず幅広い患者さんにご来院いただいています。患者さんの層は一般的な泌尿器科クリニックに比べると若い方が多いかもしれませんね。排尿障害にお悩みの70代男性をお迎えすると同時に、いわゆるおねしょのお子さんのご相談を受けることも少なくありません。治療法がある程度限られていますし、短時間での治療は難しく細かいケアが必要なために一般的な小児科からは多少敬遠されることもあるのか、おねしょの悩みを持つ方はけっこう遠方からいらっしゃいますね。それから、当クリニックは漢方診療もしているので、生理不順、生理痛、不妊、更年期障害といった悩みを持つ女性患者さんも来院されます。
【佐保田先生】女性では膀胱炎でお悩みの20代の方や、頻尿や尿もれといった排尿トラブルを抱えた30〜40代の方が多いでしょうか。

女性患者さんが多いというのは泌尿器科としては珍しい特徴ですね。

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【佐保田先生】女性患者さんでは特に、長く症状を持ちながら「どこに相談すればいいかわからない」「恥ずかしい」となかなか受診に至らないことが多いようです。私自身も女性ということで、他のクリニックには相談しづらいという方も比較的気軽にご相談いただけているようです。近年は過活動膀胱など女性に多い泌尿器科疾患の啓発も進み、お悩みも多くあります。少しでも気軽に受診していただければうれしいですね。
【友田院長】泌尿器科では女性医師の割合が低く、女性専用の外来を設けているところはまだまだ少ないと思います。そんな中、当院では「女性の先生を」というご要望も以前から強くいただいており、佐保田先生をお迎えして診療体制を強化できたことで、さらに女性にとって受診しやすい体制が整ったことは喜ばしいことです。

漢方医療を併用し、全身を診て根本から治す診療を

漢方を診療に取り入れていらっしゃるそうですね。

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【友田院長】はい。泌尿器科の症状は全身との関わりで診ることが重要ですが、長く診療を続ける中で漢方医療に興味を持ち、診療に取り入れています。西洋医学と併用しながら、今ある症状を取り除く標治と、根本的に病気を治すために体質改善などを行う本治を平行して行っています。
【佐保田先生】患者さんからのご要望も多くあるため、漢方については友田院長のご指導を受けながら勉強しているところです。

漢方での診療を求めていらっしゃる患者さんも多いのでしょうか?

【友田院長】医院名に「漢方」をうたっていることもあり、漢方診療を求めていらっしゃる患者さんはとても多いです。若い方でアトピー性皮膚炎やニキビ、くすみといった皮膚トラブルで漢方を試してみたいという方の相談も多いです。当院が漢方診療を行っていることが徐々に浸透しつつあるようで、エリア内の他科の先生からご紹介を受けていらっしゃる方も増えています。
【佐保田先生】女性特有のトラブルでも漢方診療を求める方は多いですね。血流の悪さや冷えの改善を促す漢方は、西洋薬では対応しづらい生理不順や更年期障害といった女性特有のお悩みに適した作用をするものが多いので、今後も取り組んでいきたい分野です。

診療に際して心がけていらっしゃることは何ですか?

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【佐保田先生】お話をよく聞くことは心がけています。ため込んでいらっしゃる方も多いので、今まで話せなかったことを含めてしっかりとお話を引き出すことが診療の第一歩だと感じています。病気についてはもちろん、それに関わる生活習慣などについてもヒアリングすることで、骨盤底筋を鍛える体操や食生活の改善など薬に頼らない指導による改善をめざすことも可能になります。
【友田院長】患者さんの全身を診るようにしています。泌尿器という局所に現れている現象は、やはり基本的には全身に関わってくる問題です。特に泌尿科の場合、薬はそんなに多くないし、薬を有効にするにも条件があります。そのためにも、全身を診る必要があるんですね。それから急な疾患で来院した患者さんには、通える周期を確認して、同じ薬を長期投与しないようにしています。

地域に根差し、女性も相談しやすい泌尿器科をめざして

開業から6年目を迎えて、何か変化はありますか?

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【友田院長】ご紹介を受ける機会も増えて、患者さんが増えたことが一番大きな変化でしょうか。患者さんのクチコミによって輪が広がることもあり、男女問わず、性病のご相談を受けることも増えています。当院では他ではあまり積極的に診られることがないという性同一性障害の方の診療も行っています。もともと泌尿器疾患はデリケートな症状が多いため、診療ではプライバシーを重視していますので、安心してご受診いただければと思います。
【佐保田先生】性病については、女性医師なら相談しやすいという女性患者さんも多くご来院されています。女性ならではのお悩みを相談していただけるのはありがたいですね。

地域に根づいた診療を続けられたことで、他院との連携も深まってきたのでしょうか?

【友田院長】開院当初からあった総合病院との病診連携、他科クリニックとの診診連携はさらに強固になっています。湘南台エリアはクリニックも多く、CTなどの検査では小まわりのきく素早い対応を受けることも可能。当院でも泌尿器への専門性はもちろん、漢方診療といった特色を生かし、他院からご紹介を受けた患者さんへの対応も行っています。クリニック同士が強みを生かしながらゆるくつながることで、エリア全体が大きな病院のような役割を果たす、良い体制が整っていることは心強いことです。

今後の展望について教えていただけますか?

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【佐保田先生】大学の大先輩である友田院長とは医局を通じてご縁をいただき、当院での診療に加わらせていただくことになった経緯があります。他と比較すると泌尿器科に女性医師が多い医局であることもあり、今後も女性が相談しやすい泌尿器科の実現に取り組んでいけたらと考えています。
【友田院長】今後は関わっていただく女性医師の増員も見据え、毎日午前中は女性専用の外来を設けられるような診療体制をめざしていきたいと考えています。泌尿器に関わる女性ニーズの受け皿として、またワークライフバランスをめざす女性にとって働きやすいクリニックとして、幅広く皆さんのお役に立てればうれしいです。

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