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小嶋 隆三 院長の独自取材記事

小嶋デンタルクリニック

(静岡市駿河区/静岡駅)

最終更新日:2021/10/12

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック main

2013年の開業以来、静岡市駿河区で地域に根差して診療を続ける「小嶋デンタルクリニック」。2017年に院内をリフォームして診療ユニットを大幅増設。現在、1階に治療用のユニット4台、2階に予防用のユニット5台を備えている。地域のかかりつけ歯科医師として、特定の診療に特化することなく、歯科全般を幅広く診療することをめざす院長の小嶋隆三先生。「より良い医療やサービスを患者さんに提供するために、『今日より明日』『今年より来年』と常に向上心を持って取り組んでいきたい」と熱く語る。隣接のリハビリ特化型デイサービス施設とも緊密に連携。地域の人々の健康を包括的にサポートすることをめざす、バイタリティーあふれる小嶋院長に、現在の体制に至る経緯から今後の展望まで幅広く聞いた。

(取材日2021年1月15日)

個室の診療室を9部屋備え、歯科全般を幅広く診療

規模の大きなクリニックですね。現在までの経緯を教えていただけますか?

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック1

父が医師だったこともあり、自然と医療の道を志すようになりました。鶴見大学歯学部を卒業後は、大学病院などでの研修を経て地元の静岡に戻り、総合的な歯科診療を行っている先生のもとで3年ほど研鑽。休診日にリハビリテーション専門の病院や、口腔外科でも経験を積ませていただきました。もともと開業を意識していましたし、開業するなら特定の診療に特化することなく、歯科全般の診療を幅広く提供したいと考えていたからです。2013年の開業当初は診療ユニット3台で、歯科医師である私とスタッフ3~4人くらいの体制でしたね。それからユニットやスタッフの人数を徐々に増やし、2017年に院内をリフォームしてユニットを大幅増設。現在、1階に治療用ユニットを4台、2階に予防用ユニットを5台備えています。

院内の衛生管理も徹底されているようですね。

開業当初から衛生管理は徹底してきました。十分な広さのある消毒室を備えていますし、先端の滅菌器も導入しています。また当院には、滅菌専門のクリーンスタッフも在籍。治療器具を使うごとに滅菌処理しています。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、感染症対策にも力を入れてきましたね。来院時の検温やアルコール消毒の徹底はもちろん、待合室が混雑してしまうのを避けるため、診療室で会計や次回の予約まで行えるように。今まで現金決済が必要だった診療も、クレジットカードや電子マネーで決済できるようにシステムを変更したんです。また、2階では自動精算機を導入しました。当院の診療室は、1階も2階もすべて個室。他の患者さんとほとんど接触せずに済みますので、安心してご来院いただけるのではないでしょうか。 

どんな患者さんがおみえになっていますか?

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック2

歯科全般の診療を幅広く提供していますので、歯に関するお悩みを抱える患者さんが、小さなお子さんからご高齢の方まで幅広くいらっしゃっています。治療内容としては、インプラント治療や入れ歯治療が比較的多いでしょうか。また当院では、点滴で鎮静薬を投与してリラックスした状態で治療を施す、静脈内鎮静法も取り入れていることから、歯科恐怖症の方や嘔吐反射が強い方も多く来院されていますね。加えて開業当初から、通院が難しい患者さんのために、訪問歯科診療も実施。クリニックを中心に半径16キロ圏内にお住まいの方のご自宅まで伺っています。隣接のリハビリ特化型デイサービス施設とも緊密に連携。地域の皆さまの健康を包括的にサポートすることをめざしています。

患者の満足のため、常に診療水準を高めることをめざす

診療において大切にしていることをお聞かせください。

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック3

医学の進歩に合わせて常に診療水準を高めていきたいという思いは強いです。技術にしても機器にしても接遇にしても、現状で満足することなく、より良いものを追求していきたいと考えております。先進機器を積極的に導入するよう努めているのもそのため。患者さんが当院の診療をどのように受け止めているかをいつも考えるようにも心がけています。患者さんに喜んでいただける診療をめざしています。私たちが常に新しい技術や知識を取り入れ、先進の歯科医療を提供できる体制を整えるよう努めるなら、患者さんにもご満足いただけると考えております。もちろん、患者さんのご希望や状況はそれぞれ異なりますので、よくヒアリングして、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を施すようにも心がけています。

2階は予防専用とのこと。予防のために通う患者さんも多いのですね。

治療を終えた後も患者さんをきちんとフォローするよう努めています。1ヵ月後、2ヵ月後など、それぞれの状況に応じてメンテンスの時期を設定。何を行うかを明確にお伝えし、定期的なメンテンスを習慣にできるようサポートしています。歯科医師も歯科衛生士も担当制を採用し、お一人お一人時間をかけて診療するようにしていることも、患者さんの予防意識を高めることに役立っているのかもしれません。メンテナンスの時間は45分くらいと長めに設定。お口のチェックやブラッシング指導など、時間をかけて行うようにしています。時には、カウンセリングルームでご指導させていただくこともありますね。もちろん、担当や治療時間については、患者さんのご事情に合わせて臨機応変に対応するようにも心がけています。

こちらにはデイサービス施設もあるそうですね。

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック4

こちらにはデイサービス施設もありますので、その施設に通う方も当院で診療を受けています。私自身リハビリテーション病院に勤務していた際に患者さんのお話などをお聞きして、リハビリを主体に行う施設の必要性を痛感していました。また、父がリハビリテーションを専門とする医師だった影響も大きいと思います。それもあり、当院を立ち上げる際に、人と社会へ健康と改善をもたらしたいと考え、介護施設の運営も始めたのです。地域の皆さまの健康維持に貢献したいという思いは強いです。

一人で悩みを抱え込まず、何でも気軽に相談してほしい

クリニックならではの強みは何でしょうか?

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック5

スタッフ全員が勉強会などに積極的に参加して、常に研鑽を重ねていることでしょうか。漫然と行動しているスタッフは一人もいません。一人ひとりが、患者さんにより良い歯科医療を提供するために力を尽くしてくれています。しっかり目的意識を持って行動できる、向上心あるスタッフたちがいること。それが当院の一番の強みではないでしょうか。

働きやすい職場環境づくりにも努めているようですね。

短時間正社員制度を導入するなど、フレキシブルな働き方ができる環境を整えるよう努めています。また当院ではスタッフの人数を多めに設定していますので、急な休みも対応可能。有給休暇や長期休暇も取得しやすくなっています。医療現場では、常に緊張感を持って仕事にあたることが大切。ですから、スタッフたちがオン・オフを切り替えて、しっかり休めるような体制を整えているんです。2021年の夏以降、スタッフは週休3日制度を導入しようと準備しています。

先生ご自身はどのようにリフレッシュされていますか?

小嶋隆三院長 小嶋デンタルクリニック6

リフレッシュは運動が一番だと思います。休みの日は、トライアスロンの練習をしたりすることが多いですね。トライアスロンを始めてもう3~4年になります。始めたきっかけは、3~4年前の年末にノロウイルスに感染したこと。その時とてもつらくて、他の先生にお願いして診療を休ませてもらったんです。寝込みながら、「こんなことではいけない、もう少し体力をつけないと」と思いまして。何をしたらいいか考えた結果、トライアスロンはどうだろうと。その場ですぐにトライアスロンの大会にエントリーしました(笑)。年間で、海外含め5レース以上は参加するようにしています。

今後の展望や読者に向けたメッセージをお願いします。

現状に満足することなく常に高い水準を追求していくことが、私のモットーです。より良い医療やサービスを患者さんに提供するためにも、「今日より明日」「今年より来年」と常に向上心を持って取り組んでいきたいですね。またそれを成し遂げていくために、引き続きスタッフ教育にも力を入れていきたいです。当院では、患者さんに常により良い医療を提供できるよう、スタッフ一同研鑽を重ねつつ診療にあたっています。治療についてお悩みの患者さんが、セカンドオピニオンを求めていらっしゃることも多いです。オンライン診療や通話アプリを使ったオンライン相談も実施しています。何か思い悩んでいることがおありでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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