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伊藤 彰英 院長の独自取材記事

アキデンタルクリニック

(小牧市/小牧口駅)

最終更新日:2019/08/28

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名鉄小牧線小牧口駅から徒歩7分ほどの幹線道路沿いにある「アキデンタルクリニック」。カフェのような落ち着いた外観は一見クリニックとは感じさせない雰囲気だ。目の前には駐車場があり、車での通院にも便利。キッズスペースやパウダールームも設置され、車いすやベビーカーもそのまま診療室まで移動できるバリアフリー設計となっていて、伊藤彰英院長の細やかな心遣いが随所にあふれている。患者自身の気持ちを第一に考え、コミュニケーションを大切にしている伊藤院長は、どんな症状にも対応できるようにとさまざまな勉強会にも出席し、知識の習得に余念がない。歯が生え始めた乳児から高齢者まで幅広い年齢層の患者が通う同院の診療理念や歯科医療への思いなど、院長に話を聞いた。
(取材日2016年10月19日)

当たり前のことを当たり前に提供する

まずは歯科医師を志した理由を教えてください。

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祖父も父も歯科医師ですから、幼い頃から身近な職業でした。休みの日には父の診療所で学校の宿題をしていましたから、当たり前のように通っていた場所でした。高校1年生の時に獣医になりたいと思ったこともありましたが、真剣に進路を考え始めた時に、やはり歯学部を受験しようと決めました。実は、兄も歯科医師なんですよ。その影響もありましたね。父は矯正の専門医でしたので、私もそちらの道に進むことも考えました。しかし研修医時代に一般診療を行い、患者さんとのふれ合いの中で、私自身が施した治療に対して笑顔で喜んでくださる姿を見て、一般歯科に魅力を感じるようになりました。

診療理念をお聞かせください。

「当たり前のことを当たり前にやる」ということですね。そのためには、どんな努力も惜しみません。さまざまな症例の勉強会に出席し、知識の習得と人脈の構築に時間を費やすのもそのひとつです。「当たり前のこと」とは、できて然るべき歯科医療ですが、それを当然のように提供するというのは簡単なようで実は難しいことでもあります。医療は日進月歩ですから、常に情報にアンテナを張り、患者さんのために最善の治療を選択できるような体制を整える必要があります。人脈づくりに関しても、専門的な治療が必要な場合に、どこの先生に紹介すればいいのか私自身が知らなければ患者さんの治療はそこで止まってしまいます。より良い診療を受けてもらうためにも信頼できる歯科医師を紹介したいと思っています。

クリニックのこだわりは何ですか?

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地域に密着して広くさまざまな治療に対応できるクリニックにしたいと考え、住民の方の人柄に惹かれて、2013年にこの地に開業しました。患者さんが入りやすい雰囲気にしたかったので、木目調の優しい自然な空間にしました。小さいお子さんを連れた患者さんや車いすの方がそのまま診療室まで移動できるように、バリアフリー設計を採用し、院内はゆったりとしたスペースを確保しています。スタッフの手が空いているときには、診察の間、お子さんを預かることもできますよ。私自身が院内全体の状況を把握できるように、診療台は半個室となっていますが、患者さんのプライバシーはきちんと守れるようになっていますので安心してください。個室の診療室もあります。各ユニットには口腔内を撮影するカメラやタッチパネルのモニターを設置し、必要に応じてレントゲン等に直接イラストなどを書き足して説明し、印刷してお渡しすることもありますね。

コミュニケーションを重視。患者の希望を考慮した治療

患者さんと接する上で大切にしていることは何ですか?

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コミュニケーションをとることを大切にしていますね。どちらかが一方的に話をするだけでは、良い治療はできません。ただ痛みをなくすことや、虫歯を治すことが歯科医療ではないと考えています。もちろん主訴を治療することは大事なことですが、その先にあるのは治療後の良い状態をいかに維持していくかということです。特に初診の患者さんとは、なるべくたくさんお話をするようにしています。私も患者さん自身のことを知りたいですし、患者さんにも私を知ってもらいたいですから。お互いにコミュニケーションをとることが良い結果につながると思っていますので、何かわからないことは何でも聞いてほしいですね。どんなことでも正直に答えます。

相互理解を深める診療をされているんですね。

そうですね。患者さんとお話をすると、どういった治療を求めているのかが見えてきます。こちらが一方的に治療内容を決めるのではなく、患者さん自身の気持ちや希望を考慮し、それに合わせて最適な治療をお勧めできたらと考えています。もちろん必要不可欠な治療もありますから、その内容や必要性をきちんと説明します。まずは現状を理解していただくために、口腔内カメラやデジタルレントゲンなどのツールを使用します。患者さん一人ひとりによって治療の目的や思い描く未来像、優先順位も違いますから、それをこちらが把握する意味でも、コミュニケーションは重要になってきますね。

お子さんの予防歯科にも力を入れているそうですね。

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子どもたちの虫歯リスクや不正咬合にならないようにするための予防策などについては、親御さんがいかに取り組むかで将来の口腔内環境は変わってきます。子どもたちは甘い物が大好きですから、お菓子を毎日たくさん食べさせてしまっていては当然虫歯のリスクも高まりますよね。きちんとしたアドバイスができるように私自身も勉強を重ねていますが、歯磨きの仕方や練習、食育や生活習慣など、一人ひとりによってアドバイスも異なりますので、まずは何か気になることがあれば気軽に受診してほしいですね。小さい頃から歯科医院に通ってクリーニングなどのメンテナンスを受けることで、いざ治療が必要になった場合にスムーズに診療を受けることができます。歯をきれいに保ち、リスクを減らしながら歯科医院に慣れてもらえたらうれしいですね。

わかりやすい言葉を使って伝え方にも工夫を

やりがいを感じる瞬間を教えてください。

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体質的に虫歯や歯周病になりやすい患者さんが、治療を終えても定期的にメンテナンスに通ってくださり、大きなトラブルもなく良い経過をたどっていると一般診療をしていてよかったと思いますし、やりがいを感じる瞬間でもありますね。転勤などで引越しされる患者さんがその報告に来てくれたこともあります。歯科医院に限らず、病院などは患者さんの意思や状況によって来院されなくなる場合がありますが、特に病院側に知らせることはほとんどありませんよね。そんな中で、わざわざ通院できなくなるとお知らせしていただいたときは本当にうれしかったですね。当院は、歯が生え始めた乳児からご年配の方まで幅広い年齢層の方が来院しています。結婚、出産を経験し、生まれたお子さんを連れて受診される患者さんもいますから、喜びと同時にその信頼に応えられるようにしなければと身の引き締まる思いです。

メンテナンスに通う患者さんも多いと伺いました。

そうですね。当院には現在5人の歯科衛生士がおり、メンテナンスに来院される患者さんを担当しています。歯磨き指導なども行っていますが、スタッフには専門用語ではなく、患者さんにわかりやすい言葉を使ってもらうようにしています。難しい言葉で言われると、患者さんも聞き流してしまうこともあると思いますし、なかなかどういう意味なのか説明を求めることもしませんよね。せっかくメンテナンスに来てくれているのに伝わるような言葉でお話しなければ意味がありません。スタッフも積極的に勉強会などに参加しています。私が読んでよかったと感じた本を紹介したりしているんですよ。勉強熱心なスタッフばかりで当院の自慢でもありますね。

今後の展望をお聞かせください。

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これからも「街の歯医者さん」として、長く患者さんとお付き合いしていけるように診療を続けていきたいと思っています。患者さんと共に歩んでいけたらと考えていますので、そのために必要な知識や技術レベルの向上に、さらに努めていきたいですね。勤務医時代に老人ホームなどへの往診を行っていましたが、お口のケアまで手が回り切れていない現状を目の当たりにしたこともあります。今後時代の流れとともに往診に出向くということも考えていかなければいけないことだと感じています。また患者さんのモチベーション維持にも取り組んでいきたいですね。美容院に行くような感覚で、歯科医院にも定期的に通ってもらえるように、患者さんにとってもスタッフにとっても、良いクリニックであり続けられるように日々邁進していきたいと思います。

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