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車 英俊 院長の独自取材記事

馬車道さくらクリニック

(横浜市中区/馬車道駅)

最終更新日:2020/04/01

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馬車道駅から徒歩2分、桜木町駅より徒歩5分の至便な場所にある「馬車道さくらクリニック」。コンパクトながらも無駄なく整頓された院内は、木材の温かみが感じられ、落ち着いた雰囲気だ。多彩な経歴を持つ院長の車英俊先生は、日本泌尿器科学会泌尿器科専門医であり、前立腺がんの研究を長らく行ってきた前立腺異常のエキスパート。泌尿器科と皮膚科、内科の診療を三本柱とし、患者のQOL(生活の質)向上のため、きめ細かなケアに努めている。ある種デリケートな診療となる泌尿器疾患に対し、「だからこそ患者さんが安心して通えるような医院をめざしています」と穏やかな笑顔を見せる車先生。医院の特色や診療内容、車先生の思いなどをたっぷりと話を聞いた。
(取材日2017年12月21日)

多彩な経歴を生かして開業

クリニックには、どういった症状の患者さんが来院されていますか?

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泌尿器科では、男女ともに頻尿をはじめとする排尿トラブルを抱えている方が多くいらっしゃいます。男女比は半々くらいですが、子どもは全体の1割です。男女別にみると、男性では前立腺がんや、男性更年期障害に悩む方が最近増えています。女性は尿失禁や過活動膀胱。女性の場合は肌荒れや湿疹、じんましんなど、皮膚科を受診される方が多いです。泌尿器科と皮膚科の割合でいうと半々くらいですね。年代は男女ともに40~50代が最も多くて、その次が70~80代の高齢者、その次は20~30代のビジネスパーソンの方です。アクセスしやすい立地なので、近隣に住んでいる方のほか、会社帰りに寄られる方が多いです。

ご経歴を拝見しましたが、とても多彩な印象を受けました。

防衛医科大学校医学部出身で、海上自衛隊に所属していたので、海外も各国行きました。自衛隊病院での勤務中、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)で派遣され、シリア、イスラエル間に半年位滞在したこともあります。当時の世界情勢を肌に感じることができて、とても得たものが大きかったと感じますね。政治や宗教は違いますが、一人ひとりの人間は同じなんです。傷を治せば喜んでくれるし、優しくすれば返してくれる。簡単に言うと、「人は話せばわかる」。そんな人生観が養えたような気がします。帰国してからは、北里大学大学院で博士課程を修了し、直近は東京慈恵会医科大学附属病院などで勤務したあと、地域医療に貢献したいという気持ちで開業しました。もともと、ここで40年以上三木医院というクリニックが開業されていたんです。三木医院院長の息子さんであり、私の同期でもある三木健太先生からご紹介をいただいて、引き継ぐ形でスタートしました。

前立腺がんがご専門だそうですね。

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専門は泌尿器科ですが、中でも前立腺がんですね。大学院の頃からの研究対象にしています。当時の指導教官の先生がテーマにされていたのがきっかけなのですが、始めてみると非常にのめり込んでいきました。アメリカだと男性の罹患率ナンバー1といわれている疾患です。高齢化と食生活の欧米化が顕著に進んでいますから、今後は日本でも患者さんは増えていくだろうと思われます。なので、ある程度の年齢の方であれば、検査をお勧めします。受診する際のポイントとしては、やみくもにというのではなく、泌尿器科の専門家がいる病院やクリニックを選ぶと良いと思います。というのは、前立腺がんには種類があって、中には早期に治療しなくてもいいものもあるんですよ。がんですから、悪性であることには違いないのですが、命は脅かさないので共存が可能なんです。ただ、その診断というのは難しいので、知識や経験を持つ医師に検査を任せるのがベストだと思います。

QOLを見据えた泌尿器科・皮膚科の治療

泌尿器科では、その他にどんな治療に力を入れていますか?

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がん以外の前立腺異常で主たるものといえば、前立腺肥大症です。加齢とともに前立腺が肥大し、尿管が圧迫されて、尿を出そうと思ってもなかなか出すことができない排尿障害が起きるというものです。排尿時間が30秒以上かかる、就寝中2回以上排尿する(頻尿)、という方は何らかの前立腺の異常が発生している可能性があります。また、女性に多い過活動膀胱は、歯磨きをしているときや、手洗いや炊事で水を触ったときなど、急に尿意を及ぼし、我慢できずに漏れてしまうという症状です。前立腺肥大症も過活動膀胱も、放っておくと患者さんのQOLを阻害します。せひ、専門家のいるところで早めに検査を受けてほしいですね。

皮膚科の診療について教えてください。

アトピー性皮膚炎や湿疹、切り傷、水虫など、皮膚のトラブルに幅広く対応しています。当院の強みとしては、手術ができるということですね。おできやイボなどの固まりを摘除する健康保険適応の手術のほか、自費にはなりますが、イボやほくろの治療には、液体窒素や炭酸ガスレーザーを駆使しています。また、一般にはあまり知られていませんが、皮膚科と泌尿器科の診療内容はオーバーラップしていることが多いんです。ご高齢の方が、尿漏れで股がかぶれたり、性病によって皮膚のトラブルを併発したり。私も泌尿器科だけでなく、これまでに皮膚科の患者さんも多く治療してきましたので、幅広い悩みにお応えできると思います。

患者さんのQOLを見据え、地域に密着した医療を実施されているのですね。

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そうですね。患者さんが快適な生活を送れることが何より大切だと思います。特に泌尿器科のトラブルはQOLの低下に直結しやすいです。また、最近では「やる気がでない」といった男性更年期障害(LOH症候群)や、AGA(男性型脱毛症)の治療で来院される患者さんが多くいらっしゃいます。エイジングケアにも力を入れて、元気に年を重ねられるようお手伝いをさせていただきたいですね。その一環として、当院では、地域でヨガの講師をしている方を招き、ドクター監修のヨガ教室を実施しています。その際には、医療相談会も実施しています。大学病院に居た頃よりも患者さんとの距離が近く、「頼ってもらっているな」とすごくうれしくなります。ぜひ気軽に足を運んでいただきたいなと思います。

地域のホームドクターとして患者の悩みに寄り添う

先生の診療に対するこだわりを教えてください。

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泌尿器科にしろ、皮膚科にしろ、患者さんにとっては恥ずかしいとか怖いといった、デリケートな疾患を扱うわけですから、できる限り不安を払拭して差し上げて、安心して治療を受けていただけるように心がけています。特に泌尿器科は、ドアを開けるのにも勇気がいると感じてしまう方もいらっしゃいますが、当院は皮膚科、内科もあるので待合室には女性やお子さんも多くいらっしゃって、雰囲気が明るいんです。私としても、患者さんがざっくばらんに自分の症状を話しやすいように、そして、いかに安心感を与えられる説明ができるか、ということをこだわりにしています。スタッフとも話し合って、毎日試行錯誤しながら取り組んでいるんですよ。

プライベートな時間はどのように過ごされていますか?

子どもたちと一緒に犬の散歩をしています。あと、音楽を聴くのが趣味で、アコースティックギターを一人で演奏しています。近所にギターを教えてくれる先生が居るので、月に2回くらい通って、細々と続けています。ジャズが好きなので、古いスタンダードを演奏したりジャズクラブに聴きに行くことも多いですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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超高齢社会を見据えて、在宅治療に力を入れていきたいです。在宅治療には、実は泌尿器科と皮膚科へのニーズが高いんです。安心して最期を迎えていただけるようなケアを心がけたいと思います。また、2ヵ月に1回無料で開催している市民講演会では、しみや脳卒中など、身近な健康にまつわるテーマを毎回決めてお話ししています。街の一員として、末永く地域医療に貢献していきたいと考えていますので、病院に来るほどでもないような相談も含めて、幅広いお話ができたらいいなと思います。診療においては、大規模な病院と病診連携も整えていますので、当クリニックの専門以外でも、何か心配事があれば、お気軽にお越しください。英語での対応も可能なので、外国の方も歓迎です。デリケートな悩みを抱えていらっしゃる方も、恥ずかしがらずに来ていただけたらいいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ニンニク注射/2500円(税込)、ビタミンC点滴注射/2500円(税込)、ビタミンB+C混合点滴注射/4000円(税込)、ED治療薬/1錠1200円~(税込)、AGA治療薬/28日分5000円~(税込)

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