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井口 将人 院長の独自取材記事

菜のはな歯科クリニック

(柏市/豊四季駅)

最終更新日:2020/11/02

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東武野田線の豊四季駅から車で約5分。柏市篠籠田の一角に立つ純和風の風情ある建物が「菜のはな歯科クリニック」だ。2011年、井口将人院長が地域に根を張って歯科医療を提供したいと、和菓子チェーン店舗を居抜きで改装しオープン。クリニック内は、清潔で明るく、解放感あふれる診療室が広がり、キッズスペースも用意されている。「開業当時と比べると、小さなお子さん連れの方が増えましたね。予防への関心も徐々に高くなってきています」と優しい笑顔で話す井口院長。同院では、初診時だけでなく2回目、3回目の受診の際にも丁寧なカウンセリングを行っており、それによって患者の歯科意識が高まってきたという。診療の特徴や予防歯科の取り組みなどについて話を聞いた。
(取材日2020年7月11日)

治療のステップごとに丁寧なカウンセリングを実施

開業以来、患者さんの層や主訴など何か変化を感じられますか。

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開業当初と比べると小さなお子さんが増えています。この界隈は新しい分譲マンションが多く、若いファミリー世代が増えていますから、その影響もあるのかもしれません。最初はお子さんが受診して、その後、お母さんが受診し、次にお父さんというようにファミリーで当院の治療を受けているケースも多いですね。そのお母さんのママ友が来られたりと、紹介の患者さんがほとんどです。当初は、虫歯による欠損が意外と多くて驚いたのですが、その傾向は今でもあまり変わっていません。ただ、この頃は歯科に対する意識が高まってきています。定期検診にきちんと通ってくださる方も多く、予防歯科に関心を寄せる人がぐっと増えています。それは、当院がカウンセリングに力を入れていることで変わってきたのかなと思います。

そのカウンセリングというのはどのような内容なのですか。

初診では、患者さんの話を聞くことを目的に一次カウンセリングをします。患者さんの悩みや、今後、どのようになりたいかなどを丁寧に聞き取るとともに、口腔内検査をして現状を把握します。一回目ですぐに治療に入ることは基本的にはしていません。その後、2回目に来られた時に、今後、治療をどのように進めて行くか、通院回数や治療期間などをお話しています。これは途中でドロップアウトせずに治療を続けてほしいという思いと、患者さんに今、どの段階で何をしているかを理解していただきたいからです。その後も、治療のステップが進むごとにカウンセリングを行います。例えばかぶせ物や詰めものなど補綴治療の段階になったら、患者さんが何を大切にしたいか、何を重視しているかなど話を聞きながら、どんな方法が最適かを話し合って決めていきます。こうしてカウンセリングを随時行うことで、ご自身の歯に対する意識が高まっていくのではないかと思います。

こちらのクリニックのコンセプトをお聞かせください。

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予防歯科です。予後の良い治療をして、きちんと予防をしていく。その点を重視しています。カウンセリングの中で治療方法を患者さんに選んでいただいていますが、保険治療と保険外治療では、長期的に見ますと差が出てきます。ですので、補綴治療では保険外の治療をお選びいただくことも多いですね。また、無理に歯を残したりはせず、口腔内全体を診ながら、抜くべき歯は抜いて適切な治療を行っています。よくぐらぐらしているのに抜きたくない、と歯を残そうとする方もおられますが、状態の悪い歯をそのままにしておくと、隣の歯の骨などに悪影響が及び、2年後3年後には、隣の歯も含めて2本治療しなくてはならなくなるかもしれません。抜歯が必要である理由や残しておくことのリスク、抜歯後の治療方法などを詳細に説明し、その患者さんの口腔環境が最良な状態に改善できるよう治療をしています。

スタッフのコミュニケーション力が歯科意識を高める

診療の際、心がけていることはどんなことですか。

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毎回、何をやっているかをきちんと伝えることです。「前回こんな治療を行いましたが問題はないですか」と確認をして、「今日はこんなことをします」と、確認と情報伝達を大切にしています。治療した内容が少し難しいようでしたら、治療後に歯科助手が紙に書いてわかりやすく説明しています。患者さんが治療の内容を理解していないと、「痛くなくなったから、もういいだろう」と勝手に思い込み、途中で来なくなってしまうこともあります。そのまま放置して、2年後3年後さらに悪化して、治療が大ごとになるケースもよくあるのです。最後まできちんと治療を受けていただくためにも、治療の段階ごとに丁寧に説明することが大切だと思います。小さなお子さんも多いですが、無理に治療などせず、毎回、できたところまでで終えて、クリニックに少しずつ慣れてもらうようにしています。

スタッフとの連携についてはいかがでしょうか。

スタッフとは月に1回、診療時間を区切ってミーティングを行い、前月の報告や今月の課題、目標など情報共有しています。みんな仲が良く、飲み会や食事会なども月に1回ぐらい行っていますね。ある日突然、誰かがぽつんとつぶやくと、「じゃあみんなで行こうか」と反応する(笑)。当院のスタッフは、患者さんともよくコミュニケーションをとっていると思います。定期検診の際には、歯科衛生士が患者さんの口の中の状況を丁寧に説明していますので、患者さんもセルフケアに気を配るようになり、「次、虫歯になったらこうしよう」と治療に対して自身で考えるようになっています。小さなお子さんを連れたお母さん方には、食べ物やおやつの与え方など丁寧にアドバイスしています。患者さんへの返答も、歯科衛生士同士で話し合い、時には歯科医師などにも確認して、説明すべきことを適切にまとめてお話してくれています。

こちらでは院長の弟さんが矯正治療を行っていると伺いました。

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はい。弟が矯正歯科を専門としていますので、月に1回、ここで治療を行っています。矯正治療期間中はどうしても虫歯になりやすく、もし虫歯になった場合は、ここで私がすぐ治療に対応しています。お子さんの場合は、治療期間中に歯が生えてきたり、逆にぐらぐらして抜けそうになったりなど、成長に伴う変化が出てきますので、そのような場合も対応できます。これからは、予防の一環として大人の方にも矯正治療を受けていただきたいと思っています。

治療をせず定期検診だけで済むような状況が理想

ところでなぜ歯科医師をめざされたのですか。きっかけを教えてください。

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小学生の時、治療をしてくれた歯科医師がとてもかっこよく見えたからです。見た目からかっこよくて、子どもの自分に対してきちんと治療内容を説明してくれたことにも感動しました。子どもだからと言って手を抜くのではなく、一人の患者としてきちんと向き合ってくれたのですね。それで、その先生のような歯科医師になろうと決めて、中学生の頃には、どんな歯科大学があるか調べていました。その先生の診療姿勢が今の私の原点ですが、まだまだ先生の域には達していないかもしれません。

プライベートはどのようにお過ごしですか。健康維持の方法なども教えてください。

最近は5歳になる息子と一緒に過ごしていることが多いですね。今、自転車に夢中で、5キロくらい走るんですよ。僕はロードバイクに乗っているのですが、子どものスピードと合わせて、ゆっくり漕ぐのがとても大変。疲れますが、楽しいですよ(笑)。健康のためになるべく歩くようにしています。週に数回は、駅までウォーキングをしています。

では最後に今後の展望とメッセージをお願いいたします。

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これからは治療ではなく、定期検診やメンテナンスだけで済むようなクリニックにしていきたいですね。何も悪いところがない状態で来院していただいて、クリーニングだけで帰っていただける状況、定期検診で通っていただける患者さんを増やしていきたいと思います。小さい頃から定期検診を習慣としていただければ、虫歯になったとしても悪化する前に対処でき、お子さんご自身、親御さん、そして歯科医師も、みんな楽ですよね。子どもには未来があるとよく言われますが、歯がきれいで健康的な未来のためには、親御さんが、お子さんの歯に対して意識を高めていっていただくことが大切だと思います。ぜひ、定期的に来ていただいて、お子さんやご自身の歯をチェックしていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

●I期矯正/40万円( ※I期だけの治療で終わる場合もございます) ●II期矯正/40万円 ●永久歯列期(成人)の矯正/80万円(いずれも税別) ●インプラント/35万円

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