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五十川 泰 院長の独自取材記事

じんりょう歯科・こども歯科

(春日井市/神領駅)

最終更新日:2019/08/28

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神領駅から徒歩10分、住宅街の一角に構える「じんりょう歯科・こども歯科」。五十川泰(いかがわ・やすし)院長は総合病院の口腔外科やクリニックでの小児歯科の経験を積み、2012年に開業。建物は天井が高く、窓も大きく取られていて明るく開放感があり、内装は木目基調で温かみが感じられる。「診療室では患者さんのプライバシーを大切にしています」と語るように、患者からは個室感が感じられ、スタッフからは全体に目が届く半個室タイプを採用。力を入れている小児歯科については、幼児期からのケアの重要性を伝えるため、意識づけや生活習慣などのアドバイスも実施しているという。患者の質問や悩みにはできる限り丁寧に答えたいと真摯に語る五十川院長に、クリニックのこだわりや今後の展望について聞いた。(取材日2018年7月30日)

半個室タイプの診療室で患者のプライバシーに配慮

この地に開業された理由、この地域の特徴などについてお話しください。

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私は名古屋市内の出身で、それまで春日井市にはご縁はなかったんですが、名古屋近郊の町で開業したいとずっと考えていました。3年ほどかけていろいろ探して、やっとこの地に巡り合いました。ここは若いイメージの町で、ここならやっていけるんじゃないかということで開業を決意しました。地域の特徴としては、住宅地で、昔からずっと住んでいる方々もいらっしゃるし、名古屋のベッドタウンとして最近移ってきたファミリー層も多く見られます。私が来るちょっと前までは無人駅だった最寄り駅が今では有人になったり、徐々に若い人たちが増えてきている感じですね。ですから、当院の患者さんも幅広い年代の方々がいらっしゃっています。

歯科医師をめざされたきっかけや開業までの経歴をお聞かせいただけますか。

両親ともに歯科医師でも医療関係の仕事でもありませんでした。ただ、母がずっと料理教室を開いていて、子どもの頃から食の大切さというものは感じていました。私自身は医療系には早い段階から興味がありましたので、食べるためには歯の健康が第一というところから、高校生の頃から歯科医師をめざそうと思うようになりました。歯学部を卒業後、いずれは開業を考えていましたので、その前に総合病院の口腔外科に6年ほど勤務し外科的なことについて勉強し、その後は開業に向けてしばらくの間、小児歯科のクリニックにも勤務して勉強させてもらいました。

クリニックの施設や設備などで、こだわった点などはありますか。

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建物は全体として開放感を持たせたかったので、天井を高くして、窓も大きくとりました。診療室も圧迫感がないように高めの天井にしています。また診療室内は、患者さんのプライバシー保護のために半個室タイプになっていますので、隣の声もほとんど気にならないと思います。完全個室だと目が行き届かなくなる可能性もありますので、診療台の前に扉をつけて、患者さんからは個室感が保てるように、スタッフ側からは全体が見渡せるような造りになっています。院内は土足OKのバリアフリーですのでベビーカーや車いすにも対応しています。また院内器具については、口腔外科での経験もあって滅菌には特に気をつけています。治療で使用する器具はすべて患者さんごとに滅菌されたものを使用することを徹底しています。

小児歯科のスタンスは虫歯をつくらないということ

こちらのクリニック名に決めた理由は何ですか?

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最寄駅が神領駅ですので、ここの地名からとりました。普通は姓からとることが多いと思いますが、以前働いていたクリニックがやはり地名からとっていましたので、名前はそれがいいかなと思っていました。たまたま近くに何軒か歯科医院がありますが、皆さんどなたも神領は使っていませんでしたから、ならばこれにしようと。こども歯科とつけたのは、もともと小児歯科をやりたいと思っていましたので、よりファミリー層を意識してこの名前に決めました。小さなお子さんから高齢者まで、地域の皆さんの歯科医院をめざしたいと考えたからです。また、カバのキャラクターは知り合いのデザイナーに作ってもらいました。いくつかあった中からみんなに選んでもらいました。私のイメージがカバなんだそうですよ(笑)。

子どもの診療について気をつけている点はありますか。

お子さんの場合は、特に小さな子は最初の段階のケアの有無により、将来的に歯が残る確率が断然変わってきますので、まずはそのことをお母さんにお話ししますね。とにかく当院は「虫歯をつくらない」というのがスタンスです。乳歯はいずれ生え変わるからまだ気にしなくてもいいのではないか、と思っている親御さんもいらっしゃいますが、乳歯に虫歯ができるお子さんはそのままのケアでは永久歯も虫歯になってしまいやすい。やはり小さいうちからの予防が大切です。小学校の間までは親御さんが責任を持ってお子さんの歯を虫歯から守ってほしいですね。親御さんたちにはその点をお願いしています。

睡眠時無呼吸症候群、スポーツマウスピースの製作も行っておられるとか。

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こちらに開業してから患者さんの要望があって、マウスピース製作の勉強をして始めました。開業当初、近くに中学生のラグビーチームがありまして、その選手の患者さんたちのものを、かなり作りましたね。睡眠時無呼吸症候群にも治療のために使うマウスピース型の装置があります。これは耳鼻科で診断を受けた患者さんに対して歯科で製作するものです。この症状は本人は気づけませんから、実際に作る数としてはそんなに多くはありませんね。でも、眠りが浅くてよく目が覚めるとか、昼間眠気がひどいとか、気になることがあったら気軽に聞いていただければ、と思っています。

患者の要望に広く応えられるクリニックをめざして

予防歯科についての取り組みはどのようなものですか。

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お子さんの食生活に対しては、「おうちではなるべくジュースはやめて、お水かお茶か牛乳にしようね」とアドバイスをしていますね。メンテナンスに関しては、どうしても毎日の歯磨きでは落としきれない汚れがあるので、4ヵ月を目安に来院してもらい、専用の機械で汚れを取り、フッ素を塗る取り組みをしています。やはりお子さんの歯はやわらかくて小さいですから、大人よりも虫歯の進行が速いので、定期的なチェックはとても重要だと考えます。そういうことを親御さんに説明して、連れて来ていただいています。大人の方の場合は、働き盛りの方が多い地域なので、皆さん忙しくて予防にまでなかなか意識が高まらない、というのが現状です。でも、治療で来られた患者さんに歯科衛生士さんたちを通じて予防の大切さについては説明してもらっています。

今後の展望についてお聞かせください。

今までずっと1人でやってきましたが、今後はあと1人か2人先生を入れて、患者さん一人ひとりに今以上に時間を取って、しっかりと説明等をするシステムをつくっていきたいと思っています。また、今後取り組みたい分野としては口臭対策や、今まであまりやってこなかったインプラントなどに関しても、また高齢化社会に向けての訪問診療なども、地域のニーズがあるようなら考えていきたいと思っています。特に口臭対策についてはニーズはあると思っています。患者さん本人も気にしていてもなかなか相談しにくいし、歯磨きだけでは解決できない問題ですので。それを歯科医師として解決できるような体制が取れたらいいな、と考えています。まだ準備段階の手前くらいですが、将来的には取り組みたい分野ですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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お口の中に関しての悩みについては、どんなことでも相談に応じ、しっかり丁寧に対応したいと思います。メンテナンスがてら、お気軽にお越しください。お子さんの場合は、基本的に歯が生えてくれば歯科医師が対応する年齢となりますので、1歳半くらいからは親御さんが気にしていただいて、問題がないと思っても定期的にチェックに来ていただけたらと思います。

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