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奥田 友郁 院長の独自取材記事

おくだ歯科医院

(大東市/住道駅)

最終更新日:2019/10/08

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大東市で2012年に開業した「おくだ歯科医院」。歯科への恐怖心や緊張感を和らげ、リラックスして診療を受けてほしいと、内装や雰囲気づくりにこだわった院内には、絵が多く飾られ、窓が広くとられ落ち着いた雰囲気だ。院長の奥田友郁(ともふみ)先生は、日々の生活の質に直接つながる歯科診療にやりがいを感じ、幅広い診療分野を網羅したいと2つの分院を運営。所属する複数の歯科医師はそれぞれ得意分野があり、難しい症例の場合は、患者が通う本院や分院に出向き、専門の歯科医師が診療を担当するシステムを築いている。気軽に気楽に来院してもらえるよう心がけているという奥田院長に、現在の診療方針や診療にかける思い、今後取り組みたいことなどを聞いた。
(取材日2019年7月9日)

日常生活に直結する歯の健康。大切にし質の良い生活を

開業して7年目を迎えます。どのような患者さんが来られていますか?

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開業当初は、痛みや腫れ、かぶせ物が取れた、義歯の不具合など治療を要する方が多かったんですが、ここ数年、定期検診やメンテナンスでの来院がどんどん増えてきました。治療を終えた後も、数ヵ月おきのチェックの大切さをお伝えしてきましたが、定期的な来院の大切さが伝わったのかなと思うとうれしいですよね。年齢層は比較的高め、50代以上で、疾患としては歯周病の方が多いです。あとは子どもの患者さん、そのご家族などの来院もあります。

受付や待合室など、カフェのような雰囲気ですね。

歯科医院は「怖い」イメージが強く、来院前は緊張するという方も少なくありません。歯科に行くのが怖くて、前日から眠れない方もいるほどです。患者さんにそういう負担をかけたくない、少しでも心理的負担を和らげたいと、開院当時は内装にこだわり、できる限りやわらかな、リラックスできる空間を心がけました。スタッフともども、患者さんと楽しく会話をし、落ち着ける雰囲気づくりに努めています。

院長が、歯科医師をめざした理由は?

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正直に話すと、僕は医療の道へ進みたいとは考えていたものの、歯科医師になろうという強い意思があったわけではありませんでした。大阪歯科大学に入学してからも、授業をさほど難しく感じることもなかったんですね。歯科医師という職業のやりがいを感じたのは卒業後に勤務医となってからなんです。医科に比べて、歯科では命に関わるような病気はほぼありません。しかし、毎日の生活に密接につながっているのが歯科診療です。治療をすることによって、ごはんが食べられる、噛めるようになる、痛みや不快感が取り除ける。そこに喜びを感じてもらい、質の良い生活を送っていただきたいと日々尽力しています。時には患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただくこともあり、今では歯科医師になって本当に良かったなと感じています。

予防歯科の観点からインプラント治療に取り組む

インプラント治療に取り組むようになったのは最近だとか。

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実は僕自身は、数年前まではインプラントにはあまり賛成していなかったんです。手術を行うほど大がかりな治療が必要なのか、一般的な診療で対応できるものなのではと懐疑的な面があったんですね。その気持ちがあったからこそ、インプラントについてセミナーに行ったり、勉強したりするようになり、考え方ががらりと変わりました。それは、予防歯科の側面を考えるようになったからなんです。

予防歯科とインプラントの関係性とはどういうものですか?

インプラントというと、まず費用が高い、というイメージが強いですよね。ただ、インプラントは一つの「予防策」だとも考えられます。例えば歯を失った際、一般的な保険診療では、ブリッジで歯を作ります。ただブリッジをするためには、両隣の歯を削らなければいけません。あえて健康で問題がない歯を、わざわざ削り傷つけることで、その歯を弱めてしまう可能性があります。一方でインプラントは、失った歯の部分だけしか処置せず、健康な歯はそのまま維持できます。将来のことを考えた場合、これ以上歯を失うことを防ぐことにつながる、そのメリットは非常に大きいと感じるようになりました。

かぶせ物や詰め物の作製では、CAD/CAMシステムを導入されていますね。

かぶせ物や詰め物が必要になった際、銀歯か白い歯かとなると、ほぼ大半の方が白い歯がいいとおっしゃいますが、セラミック製は費用がかかるため、銀歯を選ぶ方が少なくありません。ただ銀歯には審美面のほか、金属アレルギーなど不安もあります。少しでも費用を下げることができればこれらの懸念事項が払拭できると考え、CAD/CAMシステム導入に至りました。これにより従来に比べて費用を抑えられるほか、通院期間の短縮など患者さんにとってメリットが多く、また歯科医院側としても削減できた時間やコストで診療に尽力できるという面もあります。

今後、力を入れていきたい診療はありますか?

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予防歯科ですね。定期検診やメンテナンスの大切さを理解いただき、浸透させていくことです。また、メンテナンス時の内容の幅を広げていきたいと考えています。今後、定期検診が自由診療になる可能性があるともいわれています。そうなった場合、来院をやめてしまう患者さんも出てくると思うんです。単に歯科検診を行うだけでなく、メンテナンスの質の向上はもちろん、リップエステや口腔内のマッサージを行うなどして、メンテナンスに来て良かったと思ってもらえることが必要だと感じています。

それぞれ得意分野を持つ複数の歯科医師が在籍

患者さんと接する際に心がけていることは?

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説明をしっかりさせてもらうことです。これは開業当初から徹底しています。当院は各診療スペースに大きいテレビモニターを設置していますが、ここにエックス線画像を映し出し、目で見て、そして理解していただけるまで説明を行っています。歯科診療でのトラブルの多くは、説明不足、コミュニケーション不足が原因だと思うんです。ですから、丁寧すぎるほど説明を行うことは大切だと考えています。勤務医時代から丁寧に説明することで喜んでいただいたり、ここまで詳しく説明を受けたことがないと言っていただけていたので、これは開業しても続けなければと思いました。

住道のこちらの歯科医院のほかに、2つの分院もありますね。

開業当時は、何よりもこの歯科医院できっちり診療を行うことに必死でした。少し気持ちに余裕が出てきた頃、複数の歯科医師で幅広い分野の診療をカバーできること、そして、他の先生がいることで自分の診療もまた違った視点で見ることができるようにと、分院を開きました。現在は、枚方市と寝屋川市に分院があり、僕も週に何度か分院で診療を行っています。本院と分院合わせて数人の歯科医師が在籍していますが、口腔外科や矯正歯科などそれぞれ得意分野があり、専門的な治療が必要な患者さんがいれば、その方が通われている院に行って治療を担当しています。今後はより一層、歯科医院全体そしてスタッフのマネジメント、教育にも力を入れ、システムを構築していかなければと感じています。

歯の健康に不安がある方にお伝えしたいことはありますか。

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この地域はもともとあまり歯科医院がなかったこともあり、歯科診療や検診が身近ではない方もいると聞きます。歯の痛みや健康に不安があっても、恐怖心で歯科に行きたくないという気持ちがあると、歯の状態はどんどん悪くなる一方です。保険適用でできない範囲は、自由診療も行っていますが、もちろん押しつけはしません。治療の選択は患者さんの意思を尊重します。メリット、デメリットをご説明し、理解していただいた上で治療方法を決めていただきます。怖さや緊張をほぐすような雰囲気づくりを心がけていますので、気軽に、気楽に、歯のお掃除だけでも一度、来院していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/40万円~、セラミックインレー/3万円、セラミッククラウン/3万5000円、矯正/30万円~(すべて税別)

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