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堂東 亮輔 院長の独自取材記事

どうとう歯科口腔外科

(京都市西京区/洛西口駅)

最終更新日:2024/08/27

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科 main

洛西ニュータウンにある「どうとう歯科口腔外科」は、阪急京都本線の桂駅・洛西口駅、JR京都線の桂川駅から京都市バスで15~20分。新林公団住宅前停留所で下車すれば、すぐ前がクリニックだ。建物は郊外の落ち着いた町並みに調和する造りである。3台分の駐車場が用意されているので、車でも快適にアクセス可能だろう。院長を務めるのは、大学病院の歯科口腔外科で豊富な経験を積んだ堂東亮輔先生。「診療科目の1つとして歯科口腔外科を掲げるのではなく、歯科口腔外科のクリニックとしてしっかりと診療したい」と、専門性にこだわりを持つ。インタビューでは、堂東院長に診療ポリシーや診療内容などについて聞いた。

(取材日2024年6月8日)

人同士の「絆」を大切に

どのような患者さんが来院されますか?

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科1

お子さんからご高齢の方まで年齢を問わず来院されています。その中でも、親知らずの抜歯や口の中のできもの、口の中のけがなどで来院される20代の患者さんが多いです。小児の口腔外科にも対応していることから、お子さんも多くいらっしゃいます。また当院は口腔外科に力を入れているので、周辺にあるクリニックからの紹介もよくありますね。

患者さんと接する際、大切にしていることは何ですか?

「絆」を理念に掲げ、患者さんを自分の家族のように考えて、診療にあたるように心がけています。患者さんは何らかのトラブルや不安を抱えて来院されます。ですから歯や口の中を診るだけではなく、患者さんとしっかりと目を合わせて、一人の人として接すること、患者さんとの信頼関係を築くことを大切にしているのです。当院の受付スタッフは保健師の資格を持っているので、受付で医療的な相談にも対応できることが特徴です。受診前に電話で相談を受けることも多く、ずいぶんと長く話をしていることも珍しくありません。また、子どもが転倒して口の中をけがしたといった急なご相談の場合は、診療時間を過ぎていても可能な限り対応するようにしています。歯が折れてしまった、口の中をけがしたといった場合、時間が経過すると治療が難しくなることもあり、早急な診療が必要だと考えてのことです。

歯科医師になったきっかけを教えてください。

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科2

小さな頃から、テレビや漫画の影響もあり、漠然と外科手術がやりたいと考えていました。そのため、松本歯科大学の歯学部に進学した時にはすでに、歯科口腔外科を専門にしようと決めていました。卒業後は、母校の大学病院の歯科口腔外科に所属。また、大阪大学歯学部附属病院の第一口腔外科にも勤務すると同時に、歯学博士を取得しました。さらに同大学医学部附属病院では救命救急医療にも携わり、さまざまな診療経験を積みました。

大学病院で充実した毎日を送る中で、開業を決意されたのはなぜですか?

一番の理由は、自分で口腔外科のクリニックを開業して、多くの方に口腔外科診療を提供したいと考えたからです。大学病院では、難しいケースも含めてさまざまな治療を経験できます。しかし勤務経験が長くなると、次第に後進の育成や教育に関した仕事の割合が多くなってきます。それはとても大切なことなのですが、私としては口腔外科を専門とする歯科医師としての技量を生かして、多くの治療にあたり患者さんの力になりたい、喜んでもらいたいという思いを持っていたのです。

身近なクリニックとして専門性にこだわった診療を提供

歯科口腔外科とはどのような診療科ですか?

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科3

虫歯や歯周病などの治療はもちろん、歯科口腔外科は首から上の部分における歯科範囲を広く診る診療科です。具体的には、親知らずの抜歯、口の中や唇のけがやできものの相談、顎の骨の外科的な処置などに対応します。手術を伴うことが多く、患者さんの全身や疾患の状態を、把握・コントロールしながら治療を進めるのが特徴ですね。また処置中に患者さんが緊張のため倒れてしまった、出血が止まらないなど不測の事態が起こった場合に、外科に関する知識や経験を生かして素早く適した対応につなげられるのは歯科口腔外科の強みだと思います。症例の中には当院だけでは対応が難しいケースもあり、その場合は病院と連携を取りながら迅速に対応します。当院では、あらかじめ歯科口腔外科の患者さんのための予約枠を確保していますが、口の中のけがなど急を要する患者さんが来られた場合は、優先的に受け入れることもあります。

口の中にできものがあると悪性ではないかと心配する方も多いのでは?

口の中のできものが良性か悪性かの判断は、歯科医師の経験によるところが大きいのですが、こうした診断も歯科口腔外科の得意とするところなんですよ。院内では手術からできものの確定診断、予後の経過観察まで対応可能です。悪性の疑いがある場合は、検査の段階から大学病院で診てもらったほうが良いので、適した医療機関へつなぐようにしています。ただ大きな病院を紹介した際、受診まで少し期間が空いてしまう傾向があります。それだと患者さんが不安に感じられると考え、当院では少しでも早く病院を受診できるように手配するとともに、受診されるまでの間は当院で経過を診ていきます。

インプラント治療も専門的な視点を持って対応されているそうですね。

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科4

ええ。インプラント治療は、初診の時間を十分に取って、患者さんが納得いくまで説明させていただいています。歯がなくなった部位の治療はインプラント治療だけではなく、いろいろな方法がありますからね。人にとって噛むことは非常に重要で、噛めなくなると体の不調が現れやすいです。人生を長く元気な状態で過ごすためには、噛める状態の維持に努めましょう。そのための治療方法を、インプラント治療を含めて、口腔外科を専門とする歯科医師としてご提案させていただきます。そして患者さんに最適な方法を一緒に考え、希望に沿った治療につなげていきます。

お子さんの受診も多いそうですね。

そうですね。勤務医時代から小児の診療が得意で、お子さんが受診されると、ほとんど私が担当していたくらいです。私には4人の子どもがいて、その子育て経験が診療に大いに役立っているのでしょう。お子さんの診療でも、できる限り痛みが少ないように、怖さを感じさせないように心がけています。またトラブルの進行も早いので、できるだけ迅速に診療しています。

悩みや気になることの相談に、親身に対応

歯科医師会の活動にも積極的に参加されていますね。

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科5

ええ。現在、京都府歯科医師会の広報活動の一環で、定期的に新聞に歯の健康に関するコラムを掲載しています。また歯科の情報を発信するために、地元のテレビ局の番組にも出演しているんですよ。交代で担当しており、私の場合はやはり親知らずの抜歯など、口腔外科に関するテーマを中心に取り扱っていますね。

スタッフ教育のために取り組んでいることはありますか?

院内ミーティングの際に、定期的に勉強会を開催しています。また自主的なキャリアアップを推奨しており、各スタッフが希望するセミナーや講習会へ、積極的に参加してもらっています。さらに歯科助手や歯科衛生士にはインプラント治療や歯周病治療の専門知識を身につけてもらっていますね。当院のスタッフは開業当初から勤務している人が中心で、皆が理念の「絆」を共有し、患者さんに対応してくれています。ちなみにミーティングでは患者さんの情報を共有し、患者さんとの信頼関係の構築と、スタッフのチームワークの向上に役立てています。

毎日お忙しいと思いますが、リフレッシュ法はありますか?

堂東亮輔院長 どうとう歯科口腔外科6

休みの日に、車で山に出かけてアウトドアを楽しんでいます。子どもの頃に生まれ育った場所や母校は大自然に囲まれていたので、山には親しみがあるんです。その頃からソロキャンプを楽しんだり、沢歩きをしたり、温泉探しをしたりしていました。また細かい作業も得意で、今はあまりやる時間がありませんが、物作りもやっていますね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

虫歯などのトラブルとは違い、口腔外科で扱うケースは自身での判断が難しいものもあります。どの医療機関に相談すれば良いのかわからないこともあると思いますので、気になることや不安なことがある場合は、遠慮なくご相談ください。受付の保健師に電話でご相談いただいても構いません。特に口内炎や舌のできものは、診療によって心配ないとわかると、安心していただけると思いますからね。親知らずの抜歯に不安を感じている方も、まずは一度ご相談ください。口腔外科は決してハードルが高い領域ではありません。どうぞ気軽に足を運んでいただければと思います。

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