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宗像 博美 院長の独自取材記事

湘南藤沢徳洲会病院

(藤沢市/辻堂駅)

最終更新日:2019/08/28

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辻堂駅北口、大型ショッピングモールや大規模マンションなどが建ち並ぶ再開発エリア「湘南C-X(シークロス)」に2012年に新築移転された「湘南藤沢徳洲会病院」。「生命(いのち)だけは平等だ!」という「徳洲会グループ」理念に基づき、前身である「茅ヶ崎徳洲会病院」創設以来37年間にわたり、湘南東部エリアで「断らない医療」に努めている。24時間365日の稼働で年間1万件近くの救急搬送を受け入れる救急の外来は、すでに地域になくてはならない存在だという。より良い医療を提供するためには、患者のニーズをつかむことが欠かせないとの考えから、マーケティングに基づく医療クオリティの向上に積極的に取り組み、患者と医師の対話の場としての医療公開講座も多数開催。先進医療と接遇(おもてなし)の心を大切にした医療サービスを行う「湘南藤沢徳洲会病院」、宗像院長にその魅力を聞いた。
(取材日2017年9月29日)

もてなしの心で「断らない医療」に注力

病院の成り立ちと特徴を教えていただけますか?

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茅ヶ崎駅南口に1980年に開設された「茅ヶ崎徳洲会総合病院」を前身に、拡大する地域の医療ニーズにお応えするため、2012年に辻堂駅北口再開発に合わせて「湘南C-X(シークロス)」エリアに新築移転の形で機能を移しました。2015年には元の場所に132床を擁する「茅ヶ崎徳洲会病院」を新設。当院の419床と合わせて、合計551床を用意して地域ニーズにお応えしています。どちらの病院でも24時間365日受け入れ可能な救急の外来を設置していますが、どちらかというと「湘南藤沢徳洲会病院」では急性期医療を、「茅ヶ崎徳洲会病院」では救急医療は行いつつも在宅医療などを含めた高齢者医療を中心として提供するよう役割分担しています。ニーズが高い救急医療と生活習慣病の診療、手術支援ロボット導入やMRガイド下集束超音波治療の臨床研究の実施といった先進医療には特に力を入れています。

医療クオリティーの向上に向け、具体的にどんな取り組みを?

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患者さんの安全を守り、医療の質を向上させるべく、ケアの質向上に向けた研修等を積極的に行うほか、感染対策や薬剤管理といった医療安全対策にも力を入れています。いわゆる「ヒヤリハット」事例の共有や事故防止に向けた体制づくりもその一環で、多職種が協働して進めているところです。当院では患者さんの声をすくい上げる仕組みも整えていますので、それらの声をもとに職員一丸となってさらなる改善をめざしていきたいですね。また、近年は外国人観光客が増加し、海外からの患者さんも増えていることから、多言語での対応はもちろん、異文化や宗教などに配慮した対応ができるようスタッフ教育を進めています。引き続き、高まるインバウンドの医療ニーズに応えるべく、メディカルツーリズムの受け入れも視野に入れて、体制を整えていきたいと考えています。

24時間365日の救急の外来は地域のニーズも高いようですね。

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当院の救急搬送受入件数は年々増加しており、フル稼働で対応しても満床のため受け入れが困難となる事態も発生しつつあります。今後も「断らない医療」の実践を継続するためには、地域全体で救急医療を完結させる取り組みが必要であり、病病連携、病診連携にさらに力を入れる必要があると感じています。緊急性の高い患者を受け入れるためには、状態の安定した入院患者を受け入れてくれる施設との協力体制が欠かせないのです。地元医師会、医療機関や行政との連携をさらに密にして、地域の皆さまに安心して暮らしていただける地域づくりに貢献していきたいと考えています。

災害医療への取り組みについて教えてください。

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私自身、出身地である福島県の浪江町にある仮設診療所で、月に数回診療のお手伝いを経験しました。その中で感じたことは、災害時には他の病院、診療所、行政等と密な連絡を取りながら被災者を受け入れていく必要があるということです。災害医療においては厚生労働省の「DMAT」が中心となり、災害医療支援活動を行っていますが、このDMATや日本医師会が立ち上げたNPO法人である「JMAT」、また各国政府やNGO、地域団体と協力しながら、徳洲会でも「TMAT(徳洲会医療救援隊)」というNPO法人での活動をしています。今後も病院外に広く目を向け、支援を必要としているところがあればそこを活動の場としていくという志を持つスタッフを輩出する病院であり続けたいと思っています。ローカル、グローバル両方の視点を大切に、隔てなくお困りの患者さんをお助けすることこそが理想です。

読者に向けて一言メッセージをお願いします。

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当院の職員は皆高い意識を持ち、患者さんへの強い思いを持っています。スタッフの明るさとモチベーション、そして多職種が互いを尊重し合って連携するチームワークこそ、当院の魅力だと思うのです。いち早く取り入れた手術支援ロボットを活用した手術も380件(2016年4月~2017年3月)を超え、先進医療における実績も着実に重ねています。健診、人間ドックなどの予防医療はもちろん、地域の皆さんにご自身の体を知っていただくための公開医学講座も月に30以上を開催しています。ぜひご来院のうえ、安心・安全に努めている当院の医療を体験していただければと思います。

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