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天野 喜仁 院長の独自取材記事

あまの眼科クリニック

(春日井市/春日井駅)

最終更新日:2020/04/01

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春日井市八田町にある「あまの眼科クリニック」は、にぎやかな県道25号線沿いにありながらも住宅の多い、のどかな雰囲気の場所にある。外観はグレーを基調としたシックな雰囲気の一方、中に入ると内装は白く、明るく清潔感がある。同院は眼科・小児眼科を標榜するクリニックだけあって、近隣に住む子どもを中心に幅広い年齢層の患者が訪れる。院長の天野喜仁先生の明るく、気さくな人柄が評判を呼び、2011年5月の開業から今に至るまで、クチコミで患者が増え続けているそうだ。また、天野先生の地域医療に貢献したいという思いから、「開かれたクリニック」へ向けてさまざまな取組みがなされているそう。今回は天野先生の医療に対する熱い思いや、クリニックづくりへのこだわりなど、たっぷりと語ってもらった。
(取材日2016年12月20日)

患者一人ひとりを家族のように大事にする

医師をめざしたきっかけと、開院までの経緯を教えてください。

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幼い頃から両親には、「手に職をつけるように」と教育されてきました。そんな中、医療に貢献する医者という職業への憧れや尊敬の念を抱くようになり、いつしか自分もそうなりたいと夢を描くようになっていました。漠然とした憧れは強い意志となり、勉学にいそしみ、医学部へと進学しました。その後はいろいろと悩んだり迷ったりしたこともありましたが、眼科の医師として知識や経験を積み、慣れ親しんだこの地で開院することとなりました。

こちらにはどのような患者さんが来られますか?

子どもを中心に、幅広い年齢層の患者さんが来られます。そして、年齢層も幅広いことから、いろんな症状をお持ちの方が来られます。私はあいち小児保健医療総合センターでの勤務経験もあるのですが、子どもが好きなんですよ。院内には、キャラクターのぬいぐるみを飾っていますし、白衣を見ると、それだけでおびえてしまう子どももいるので、私は白衣を着ていません。毎日好きな服を着て診療にあたっていますね。病院が苦手な子どもでも安心して来院してもらえるような雰囲気づくりに努めています。

医師としてのやりがいを感じる時はどんな時ですか?

当院には、学生時代の同級生やその家族、ときには昔の恩師が来院してくれます。いろんな医院がある中で、ここを選んで来てくれることには喜びを感じますね。恩返しの意味も込めて、診療もそのぶん熱が入ります。と言っても、特別扱いをするという訳ではありません。私は来院する患者さんすべてを、自分の家族のように思いながら診療しています。それは、簡単な検査でも手術でも変わりません。自分自身が体調を崩して病気になり、患者さん側の気持ちがわかるようになってからは、なおさらですね。患者さんの不安は解消してあげたいし、細かいことにも配慮します。どんなにささいなことでも、嫌な記憶は残ってしまいますから。

ご病気をされた経験が、先生の今の診療スタイルに生かされているのですね。

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病気を経験したからこそ、わかることがあると思います。今は、こうして毎日元気に仕事をしていられることへの喜びと充実感を、ひしひしと感じています。そして、一日一日を大事にしています。それと同じように、私は来院される患者さんお一人お一人を家族のように大事に思い、診療にあたっています。家族を幸せにしたいのと同じように、患者さんにも幸せになってもらいたいからです。もちろん、スタッフへも同じような気持ちを持って接していますよ。そうすることで、クリニック全体から温かいオーラが出てくれるのではないかと信じているんです。

理想のクリニックづくりへのこだわりと信頼関係の構築

とてもおしゃれな建物ですが、クリニックづくりでこだわったところを教えてください。

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クリニックの設計には特にこだわりましたね。建築士には、「四角く、清潔感のある病院にしてほしい」と設計を依頼しました。おかげさまで、こんなにおしゃれで素敵なクリニックが完成しました。患者さんが診察までの時間を心地よく過ごせるよう、細部にもこだわっています。車の往来が多い道路に面しているので、外からの視線や音が気にならないよう壁を設けてあります。院内も清潔感のある白をメインに、間接照明を使って温かみのある雰囲気が感じられるようにしています。私自身、このクリニックをとても気に入っていますよ。何か落ち込むことや、冷静になりたい時は外に出てクリニックを眺めるようにしています。自分の理想が形になったこのクリニックを見ていると、「よし、また頑張ろう」という気持ちになります。

子ども向けのイベントを行っているとお聞きしました。

夏休みに子どもたちの就業体験の機会を作ったんです。普段は診察を受ける側の子どもたちが、クリニックのお仕事を体験できるイベントとなっています。親御さんに患者役をしていただき、子どもたちには視力検査や眼底カメラ検査など、私やスタッフがサポートしながら体験してもらいました。子どもたちには病院そのものを怖がってほしくない、そして医師として子どもたちに夢を与えたいと思っています。こうしてクリニックの門戸を開くことで、子どもたちをはじめ、地域の皆さんに親しみを持ってもらえればと思っています。

「開かれたクリニック」に向けて、他にどのような取組みをされていますか?

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2ヵ月に1回、独自の医院新聞を発行しています。目の基礎知識やちょっとした疑問を解説するコーナー、目に良い食べ物の紹介やコラムなど、どなたでも読みやすい内容になっています。私とスタッフが分担して、この新聞を作成しています。どんな医師やスタッフがいるのか、どんな雰囲気の医院なのかがわかれば、患者さんも親しみを持ってくださいますしね。私たちの取組みを知って、そこから私たちと患者さんとの信頼関係にもつながっていくのではないかと思います。この新聞を楽しみにしてくださっている患者さんもいるんですよ。

地域の頼れるホームドクターでありたい

診察にあたって、どんなことを心がけていますか?

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私は、コミュニケーションを特に大事にしています。時間の許す限り、患者さんのお話には耳を傾けるようにしています。ご高齢の方ですと、会話をすることで、目だけでなく、気持ちまで元気になって帰って行かれる方もいらっしゃるくらいです。そして患者さんに何か指導する時には、厳しく言わないようにしています。病気に対してのマイナスなイメージばかりを植えつけてしまうと、患者さんの生活や人生そのものを暗くしてしまう可能性もありますしね。ですから、患者さんと同じ目線に立ち、患者さんがポジティブに考えられるような言葉がけを意識しています。適当なことを言ってはいけませんが、安心はしてもらいたいですからね。

今後の展望をお聞かせください。

私は眼科が専門の医師ですが、いろんな相談ができる町のホームドクターでありたいと思っています。専門外の科目でも、学生時代の同級生が何人もこの一帯で開業していますので、症状に応じて紹介やアドバイスをすることができます。また、来院された患者さんだけでなく、そのご家族の悩みにも真摯にお応えします。家族みんなが安心して相談できるような、頼れるクリニックでありたいと思います。ご家族のことを相談したり、眼科で他科目の症状を相談するとなると、それだけの信頼関係が必要になってくると思います。そのためにも、開かれたクリニックづくりへの努力は欠かせませんね。今後も地域の皆さんから親しまれ愛されるクリニックになるよう、働きかけていきたいと思います。

最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。

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人の生と死は常に隣り合わせです。どんなに健康な人であっても、事故や震災、急な病気で命を落とすことだってあります。だからこそ、与えられた命を懸命に生きることが大事です。そのためにも、健康には気を遣ってほしいですね。そして私は、患者さんの目の健康を守り、元気で幸せな人生を送るためのお手伝いをできればと思っています。そんな私の原動力は、愛する人を幸せにしたいという強い思いです。愛する人は、家族であったりスタッフであったり、患者さんでもあります。ですから、どんなことでも気軽に相談していただければと思います。

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