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飛田 康平 院長の独自取材記事

医療法人社団飛湘会 ひだ矯正歯科

(藤沢市/辻堂駅)

最終更新日:2020/04/01

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2012年に辻堂駅近くで開業した「ひだ矯正歯科」の飛田康平院長は、患者の「治療を受けたい」という意思を何より大切にしている歯科医師だ。矯正治療は定期的な通院が必要で治療期間も長く、1回の治療にかかる時間も長い。そのため飛田院長は、患者の通院意欲を高めるために労を惜しまず、カフェのような居心地の良い待合室や子ども連れにうれしいキッズスペースなど、院内の随所に患者への配慮を光らせる。最近は「多くの人にきれいな歯並びを見てほしい」という希望が増えており、あえて装置を目立たせるといった工夫も。誰もが前向きに楽しく取り組める矯正治療をめざす、地域に根差した歯科医師だ。
(取材日2017年11月17日)

子どもが「やりたい」と思った時がベストのタイミング

開業5周年おめでとうございます。明るくておしゃれな院内ですね。

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ありがとうございます。多くの患者さんに支えられてここまでくることができました。おかげさまで少しずつ地域に根づいた歯科医院になれているように感じます。院内は歯科医院らしくない感じにしたいと思い、「カフェのような居心地の良い空間」をコンセプトにしました。矯正治療は1回の治療時間が長いので、少しでもリラックスして過ごせる歯科医院にしたかったんです。そこで妻といろいろなカフェを巡ってどんな内装にしようか考え、最終的に白を基調としつつフローリングやカウンターを木目調でまとめた今の造りになりました。地域にお子さんが多いので、ご家族でも安心して来院していただけるようキッズスペースも設けました。

患者層について教えてください。

ご両親に勧められて来院するお子さんが多いですね。患者さんの6割がお子さんで、残りの4割が大人の方です。開業当初はインターネットで当院のホームページを見つけて来院される方が多かったですが、最近は患者さんからの紹介でいらっしゃる方が増えてきました。地域に矯正治療の必要性が浸透してきたのか、治療に対する抵抗感を抱く患者さんが減ってきたようにも思いますね。以前は治療の大切さを理解していても、装置を着けたときの見た目を気にされて治療に踏み切れない方も少なくありませんでした。また最近は「子どもの友達がやっているから、うちの子も」といった理由で来院されるご家族も多いです。ただ、「なんで歯が痛くないのに歯医者に行くの?」と疑問に思っているお子さんもたまにいますね。

お子さんが治療の必要性を十分に理解できていないということですか?

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はい。矯正治療は定期的な通院が必要ですし、治療期間も長いです。整えた歯並びが元に戻らないよう、治療後にリテーナーという装置を自宅でしっかり使っていただく必要もあります。ですから、お子さんの矯正治療にはご本人の「やりたい」という気持ちが欠かせません。当院の矯正治療は、治療前後の歯並びの違いを写真で見せながら治療の大切さをしっかり説明し、お子さんの「やりたい」という気持ちを引き出すよう努めています。その上で、治療を受けるかどうかの最終的な判断はお子さん自身に委ねます。今はやらないと言っても、決して怒ったり「君が困るから」と無理に勧めたりせず、ご本人の意思を尊重しています。

装置を目立たせる工夫や楽しい会話でやる気を高める

治療の開始が遅れるのを不安に思うご両親もいらっしゃるのでは?

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いらっしゃいます。特に「今始めないと、将来抜歯が必要になるのでは?」と不安を抱く方が多いですね。確かにその可能性はありますが、お子さんが納得した上で治療に取り組んでいないと、途中で通わなくなってしまうなどうまくいかないケースも多いんです。もちろん抜歯をしないで済むのが一番ですので、当院でもそれを第一に考え治療しています。小児矯正治療では、まず拡大床(プレート)という装置を用いて顎の骨を広げていきます。これによって永久歯が生えてくる場所を確保し、良好な生え替わりを促すことで将来的な抜歯のリスクを抑えるのです。ただ皆さんに知っていただきたいのは、「抜歯=悪」ではないということ。どうしても必要なケースはありますから、その際は必要性をしっかり説明させていただきます。

大人も含め、患者さんに接する上で心がけていることを教えてください。

矯正治療は長期にわたるので、互いの信頼関係が大切です。だから患者さんとはコミュニケーションを密に取りますね。当院の患者さんはお子さんから大人の方まで幅広いので、どなたとも話が弾むように知識を広く持つよう心がけています。治療の話はもちろん世間話もよくしますよ。先日も患者さんに「週末どこ行ったの?」と聞いたら、話の中で私と出身が同じだとわかり、地元の話で盛り上がりました(笑)。お子さんと接していると、成長していく様子を見られるのが楽しいですね。例えば小学6年生の時から通い始めた女の子は、最初は気さくに話してくれたんですが、中学生になると恥ずかしいのか口数が減ってしまったんです。ですが、治療終了直前の高校3年生の時には再びしゃべってくれるようになりました。こうした変化は子どもならではですよね。

患者さんのモチベーションを維持するのは大変ではないですか?

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治療開始直後は大変ですが、歯が少しずつきれいに並んでくると、皆さん自然と治療に前向きになってくれますよ。当院では定期的に口の中の写真を撮影し、治療の経過を患者さんにご覧いただいています。治療開始前の歯並びと1年後の歯並びを比べていただくと、驚かれる患者さんが多いですね。「装置をもっと目立たせたい」という患者さんもいらっしゃるので、装置を固定するカラフルなゴムも用意しました。最近、歯並びがきれいになったのに周りの人に気づいてもらえなくて寂しいから目立たせたいという方が増えているんですよ。「もうすぐクリスマスだから赤と緑のゴムにしてください!」といったふうに、おしゃれ感覚で楽しまれていますね。

疑問や不安の解消に努め、治療を望む患者を後押し

歯科医師をめざされたきっかけと開業の経緯を教えてください。

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医療の道を志したきっかけは、医師への憧れですね。祖父が総合病院で救命救急などに携わっていて、急患の診療で夜中に出かけていくことも多く、そんな頑張る祖父の姿を見て「かっこいい」と思ったんです。得意だった国語の教師になろうか悩んだ時期もありましたが、母の勧めもあって鶴見大学の歯学部へ進みました。歯科医師をめざしたのは、手先が器用だったので向いていると思ったからです。卒業後は鶴見大学歯学部附属病院で6年間、矯正歯科医師として一人前になるための経験を積みました。その後、恩師が開業された矯正専門医院に勤め、2012年に当院を開業して今に至ります。開業を決めたのは、勤務医として働く中で「もっと臨床に携わりたい」という気持ちが強くなってきたからですね。

矯正歯科を専門とされたのはなぜですか?

最初は一般歯科と矯正治療の両方に対応できる歯科医師をめざしていましたが、研鑽を積んでいくうちに、2つの分野を一緒に究めるのは難しいと感じるようになりました。というのも矯正治療は、数年先を見据えて計画を立て、それに沿って治療を進めつつ時に正しく軌道修正を行うという、とても奥が深いものです。そのため、このままでは時間がいくらあっても足りない、どちらか一つに絞ろうと思ったんです。一般歯科ではなく矯正歯科を選んだのは、歯がきれいに並んでいく過程に興味があったからですね。矯正歯科に専念して技術を磨いたことで、高い専門性を身につけることができたと思います。患者さんから「思っていたよりも痛くなかった」と言っていただけることも多く、うれしい限りですね。

最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

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最近は矯正治療に対するネガティブなイメージが少しずつ払拭されてきたように感じます。ですが、装置を着けた時の見た目や痛みなどが気になって一歩を踏み出せないという方もまだまだ多いです。そのような方はぜひ一度ご相談ください。当院では無料相談を行っています。話を聞きたいというだけでも構いませんので、気軽にご利用ください。「目立たせる治療」だけでなく、歯の色に近い白いワイヤーを用いた治療や歯列の裏側に装置を取り付ける裏側矯正治療といった「目立たない治療」も提供しています。これからも患者さんの不安や疑問に寄り添い、治療中から「歯を見せて笑えるようになった!」という患者さんを一人でも多く増やしたいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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