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多田 大樹 院長の独自取材記事

アクリアデンタルクリニック

(多摩市/京王多摩センター駅)

最終更新日:2019/08/28

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小田急多摩センター、京王多摩センターの各駅から徒歩7分の「アクリアデンタルクリニック」を訪ねた。待合室では、色とりどりの観賞魚に気持ちが和む。院長の多田大樹(ひろき)先生は、全身の健康を考えた歯科治療を実践しており、一般歯科や噛み合わせなどの治療に加えて、子どもの顎の発育をサポートする矯正治療にも力を入れている。「根本から治す大切さを一人でも多くの患者さんに伝えていき、それが社会全体に広がっていけば」と語る多田先生。今回は、診療において大事にしていることや、今後の展望について話を聞いた。
(取材日2018年11月6日)

根本の原因からしっかり治す歯科医療を実践

クリニック名の由来を教えていただけますか?

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アクリアというのは僕が考えた造語で、水を意味するアクアときれいなを意味するクリアという言葉を合わせて、きれいな水の流れをイメージしました。清流とかの水の流れっていうのは、例えば独り占めしようとしてせき止めてしまうと、よどんでしまって汚くなってしまいます。僕はこれが、人生におけるいろいろなことと同じじゃないかと思っているんです。僕の場合は、特に人との縁であったりとか、いろいろなことに恵まれて助けられてきたなと思っています。僕がいろいろな人からもらったその贈り物を、自分のところで止めて独り占めするのではなくて、次の世代に伝えていったり世の中に還元したりすることができればと思っていて、その中でさらに自分が何かを見つけて成長できればいいなと思って、この名前をつけました。

どのような患者さんがいらしてますか?

地元の方が多いですが、遠方の方も来ていただいています。年齢的にも幅広くですね。多摩センターという土地柄で、この周辺が最初に開発されてから30年くらいたちますし、その頃に引っ越してきた人たちは60代とか70代ですから、それくらいの年齢の方が多いですかね。でも最近はまた、小さなお子さんを育てている若い世代の人も、増えてきたような感じはしています。来院のきっかけは、痛みがあるとか詰めたものが取れてしまったとか、本当にさまざまです。虫歯や歯周病、噛み合わせの治療をすることが多いですね。

全身を意識して診るというのが、大きな特徴ですよね。

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はい。どのような症状で来院した方でも、「全身の健康」という視点から診ています。歯科疾患と体の病気が関連していることはとても多いのです。特に、口呼吸が原因で病気になるケースは多いのですが、口呼吸をしているかどうかは、口の中や表情などにサインが現れることがよくあります。そのため、口の中を実際に診て気づいたことがあれば、患者さんにお伝えし、ご希望があればその症状に対応できる医科の先生をご紹介するようにしています。このような診療のベースにあるのは、病巣疾患という概念です。今ある症状だけを治すのではなく、根本的な原因を見つけて治していく、という考え方を当院の診療では取り入れています。

治すだけではなく予防に力を入れる医療を

診療においてはどんなことを大事にしていますか?

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治療に関してしっかりと理解していただけるよう、わかりやすく説明することですね。今はどんな状況で、治療にはどんな選択肢があるのか、メリット・デメリットをしっかりと説明した上で、患者さんに治療法を選択していただけるようにしています。また、初診の患者さんには問診票を書いてもらうのですが、生活習慣、今までかかった病気、服用している薬など、チェック項目が多いのが当院の特徴です。問診票の内容から「この人は、歯の症状以外にもこういう悩みがあるかもしれない」とおおかた予想をつけることができます。当院で行うのは歯科の治療になりますが、わかったことをお伝えして、ご自身の体の状態に気づいてもらうことが大事だと思っています。

なぜ、そのようなことまで?

「根本から治す」という考え方を、広く伝えていけたらと思うんです。患者さんがそういう体験をすることで、「こんなことがあったよ」と周りの人に話し、徐々に考え方が浸透していく。そうやって広まっていき、社会全体が良くなっていくといいな、と思っています。最近特に気になるのは、貧血の女性ですね。貧血の状態だと、エネルギーを生み出す効率が良くないので、体を動かすために糖質が必要となります。そうすると、糖依存になりやすくなるんです。結果的に、虫歯にもなりやすくなりますし、副腎疲労にもなり、ストレスに弱くなるんです。歯ぎしりや食いしばりになりやすい、ともいわれているので、口腔内を見たときに気づくこともあります。当院に来て症状に気づき、行動を変えることで元気になってくれたりするとうれしいですね。

予防が目的の小児矯正にも力を入れていきたいとお考えだそうですね。

さまざまな病気の原因にもなる口呼吸は、顎の発育が良くないことで起こると考えられます。当院では、6歳から中学生くらいまでの成長期の子どもを対象に、顎の骨格づくりをサポートするような歯列矯正を行っています。僕自身、これは究極の予防だと思っているんです。これからより力を入れていきたい部分ですし、とてもやりがいを感じています。歯科治療と言うとどうしても、悪い所・壊れた部分を治すことが中心になるんですね。でも、長年治療を続けていると、どうやったらこうならずに済んだのだろう、という思いが強くなってきて。すると、顎がきちんと発育していて、呼吸が整っていたり、食いしばりのコントロールができていると、虫歯になりにくいということがわかってきたんです。もちろん、食事など他の問題も関係していますが、顎の骨格をサポートすることで呼吸や姿勢、健康にも良い影響を与えると僕は考えています。

大人の患者さんに対しては、予防という側面から重視していることはありますか?

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「どんな治療も予防につながるように」と意識しています。例えば、歯の神経を抜いてしまうと、いずれ歯が折れて抜歯することになってしまうので、やむを得ない場合を除いては、神経は極力抜きたくないと考えています。ですので、どうやったら根を残せるか、どうやって折れにくい形に治していくのかを考えて治療を行っています。かぶせ物をするなら、かぶせ方やかぶせ物の形によって、少しでも長持ちするように最善を尽くします。こういったことも予防につながると思うからです。また、プラークや砂糖のコントロールなど、日頃のケアについての指導も大事にしています。そのためにも問診票の内容から患者さんのバックグラウンドを推測し、必要なことをお伝えできるように心がけています。

検診を手厚くして歯科医療の価値を伝えていきたい

新しい試みも考えていらっしゃるとか。

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検診のメニューを手厚くしていこうと考えています。一般的な検査項目だけではなく、通常の歯科ではあまり調べないようなことです。例えば、唾液検査ですと、唾液が酸性に近いのかアルカリ性に近いのかによって、どんな病気のリスクが考えられるか知ることができます。数値で確認して現状を確認することで、医療に対する皆さんの意識に変化があればいいですね。悪い所を治すだけだったら医療とは言えないと思っています。検診でわかったことをうまく活用してもらって、予防やこれからの治療に役立ててもらえたらと思います。

最近やりがいを感じたことは?

病巣疾患の勉強会で小児矯正について発表をしたことですね。今までは勉強させてもらう立場だったんですが、これからは自分がやってきたことを外に向けて発信していきたい。発信することで、考え方に同調してくれるクリニックが増えるといいなと思っています。そのためにも、自分の治療の土台となるシステムをしっかりつくっていきたいですね。次の世代につないでいくためにも、歯科医療に価値を感じてもらえるような仕事をしていきたいです。

今後の展望をお聞かせいただけますか?

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「全身を診る」という考えから、医科の先生と連携を取りながら診療していきたいです。歯科の弱点は、数値で評価する部分が少ないこと。エックス線写真1枚で診断するにしても、歯科医師の経験値による部分が大きいのです。そこが説得力という部分で弱いのかなと。ですので当院では今後、検査を手厚くすることで、数値化して評価できる部分を増やしていく予定です。そのほうが患者さんにとってもわかりやすいと思いますし、治療の前後でどう変化したかも数値でわかります。すぐにはできないとしても、患者さんを診ていく中で導き出したものを、患者さんに還元していくことができたらと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、審美歯科/3万円~、小児の歯列矯正/120万円~

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