医療法人 池澤クリニック

池澤 浩二院長

20180925 bana

大阪市福島区で心療内科、精神科を標榜する「医療法人 池澤クリニック」は2011年に開業。複数の駅から徒歩すぐの場所にあり、うつ病や発達障害、認知症を中心に、多くの人が訪れている。産業精神医学に精通する池澤浩二院長は、現在も診療の傍ら、企業などで嘱託産業医を務めている先生。臨床心理士とともに、リワーク(復職支援)プログラムや、発達障害の患者へのセルフケアセミナー、投薬に頼らない心理面などの自己トレーニングを行う自律訓練療法室を設けており、治療を終えた後、職場や学校に適応するためのさまざまなサポートを行っているのが特徴だ。「仕事や授業を離れた休日でも悩みが消えない時は受診を」と語る池澤院長に、現在の診療方針に至った経緯や、クリニックの特徴について話を聞いた。
(取材日2018年8月28日)

脳と心の関係をつかみたいと、麻酔科から精神科へ

―医学部を卒業後、精神科ではなく麻酔科に入局されたそうですね。

僕は尼崎市の下町の生まれで、親族にも医師はいないんです。大阪の私立高校に進んだのですが、高校からの外部入学者は少なく、編入組として仲が良かったんですね。家族や親類に医師がいるという同級生もおり、医学部をめざす友人に囲まれていました。あとは高校時代、医師である小説家の作品を全部制覇するほど愛読していまして、僕が思い描いていた医師、医療の世界の延長として、外科医になりたいと思い、奈良県立医科大学に入学しました。卒業後は全身管理を行い、高度な救急蘇生技術を身につけたいと、のちに外科に進むつもりで、大阪大学医学部附属病院麻酔科に入局しました。

―精神科へ移られたのはなぜですか。

麻酔科時代に、科を超えて、さまざまな手術や治療現場に立ち会い、特に人間の脳科学に興味があったので、脳神経外科に進むつもりでした。しかし、脳神経外科の手術はマイクロスコープを使用し、緻密でやりがいはありますが、脳の治療と脳の理解とは差があり、脳科学など自分が突き詰めていきたい世界と少し違うように感じました。もう少し本質的な、脳と心の関係をつかみたいと思ったんですね。加えて、臨床実習で精神科に行った際、なぜ患者さんたちはこういう状況になったのか、脳や体がどういう変化があって症状につながったのかと興味深く感じたことも大きかったです。

―精神科と麻酔科、両方の経験が生かせるのではないですか。

麻酔科と精神科って関連性が高いんです。最近では、疼痛を取り除くことや、終末期に求められる緩和ケアが重要視されています。患者さんの鎮静がうまくできない場合、麻酔科の医師が対応することになりますが、両方経験していたことがとても役立ちましたね。

―刑務所や裁判所でも勤務経験があると伺いました。

大阪厚生年金病院(現:JCHO大阪病院)で臨床に携わる傍ら、追手門学院大学・大学院の非常勤講師で精神医学を教えていた際、法務技官として精神科の知識が必要との依頼をある先生から受け、家庭裁判所での医務室技官を務めることになったんです。家庭裁判所は少年犯罪などを担当しますが、子だけではなく、親も精神障害を持っているケースがあり、精神科の医師が必要になるんですね。裁判官など、自分と違う世界のプロの方々と多く知り合い、たいへん勉強になりました。大学では一つは脳の可視化をはじめ、認知症や総合失調症の方の臨床を研究していたのですが、その頃から企業の精神科産業医として応援勤務に行くことが多くなり、それが今のクリニックでの診療につながっています。



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