岡田 ひとみ 院長の独自取材記事
ひとみ小町歯科
(草津市/草津駅)
最終更新日:2026/08/07
びわ湖通りから少し入った住宅街に、「ひとみ小町歯科」の明るいターコイズブルーの看板が映える。院内に香るアロマは、リラックスして受診してもらいたいという岡田ひとみ院長の気配りによるもの。そんな温かな雰囲気の院内には、半個室や完全個室の診察室、先進機器などが並ぶ。充実の設備のもと、「私たちは、お口の健康を通じて、関わるすべての皆さまの『食べる・生きる・楽しむ』毎日を支えます」という理念に基づき、予防を軸とした総合的な歯科診療を行っている。院長が考える「本当の予防」とは何か。その思いや考えについて詳しく聞いた。
(取材日2026年5月27日)
予防を軸にした総合的な歯科診療を実践
まずはクリニックの理念を伺えますか?

当院の理念は、「私たちは、お口の健康を通じて、関わるすべての皆さまの『食べる・生きる・楽しむ』毎日を支えます」です。歯を健康的で美しい状態に保つことは、食べ物を味わったり、人間関係を楽しんだりするだけでなく、「口は全身の健康の入り口」といわれるように体の健康を保つ上でも重要です。お口の状態は心臓や脳の病気、生活習慣病をはじめ、多くの全身疾患と深い関わりがあると明らかになっています。最近では口内細菌と腸の健康との関係性も注目されており、腸が健康だと、肌への良い影響も望めるといわれています。お口の状態をいつまでも良好に保つため、当院では総合的な歯科診療を展開する中でも特に予防を軸にしているのです。
予防を軸とした総合的な歯科診療とはどのようなものですか。
虫歯・歯周病治療などの一般歯科から、歯内療法、矯正、インプラント治療、マタニティー歯科、セラミック治療、ホワイトニングまで当院は多分野に対応していますが、これらは単なる「診療」ではなく、将来を見据えた「予防」の視点に基づいています。例えば、歯を失った際の歯を補うインプラント治療は、他の健康な天然歯への負担が少なく、お口全体の噛み合わせのバランスを維持しやすいといわれています。子どもの頃からの歯並びや噛み合わせの治療も同様に、単に見た目を整えるだけでなく、大人になっても虫歯や歯周病になりにくい健やかな口腔環境を育むための、いわば「子どもの将来を想う親御さんから贈る、一生物の『健康の財産』」だと考えています。どんな診療であっても、私たちの目的は一貫して「お口全体の環境を長く健康に保つこと」。その治療で患者さんの未来の健康にどう貢献できるかを考え、日々患者さんと全力で向き合っています。
先生が予防に注力されるようになったのはなぜですか?

勤務医時代、どれだけ丁寧な治療を行っても、数年で虫歯や歯周病を再発させてしまう患者さんを数多く目の当たりにしてきました。こうした事態を防ぐには「本当の意味での予防」の提供が必要だと思い、その実現のために開院しました。私が考える「本当の予防」とは、虫歯・歯周病を防ぐ一般的な予防をさらに進化させた、患者さん自身がお口への関心を高め、自分の口を守るケアの習慣を人生に根づかせること。また私は「予防は治療の時から始まっている」という考えで診療にあたっています。ただ悪くなった歯を治すだけではなく、噛み合わせや歯茎、歯周組織の状態まで含めて総合的に診ることで、治療後の状態を長く維持しやすくなります。治療と予防を切り離さず、その先の健康まで見据えた診療こそが本当の予防であり、患者さん自身がお口への理解を深めることが、全身の健康や自信に満ちた「健康美」、さらには豊かな人生につながると考えています。
知識と技術を更新し続け、専門的なメンテナンスを
先生は今も勉強を重ねているそうですね。

はい。現在も専門分野のセミナーだけでなく、スタディーグループ(勉強会)に参加し、知識と技術のアップデートを続けています。歯科医療は日進月歩ですので、一度学んだ分野でも発見がありますし、キャリアを積んだからこそ見えるものもあり、診療の質が高まっています。常に精緻な治療をめざし精進する恩師に影響を受け、私も先進の知識・技術をしっかりと学んでアップデートし、患者さんに少しでも還元したい思いが強いんです。今後もお口全体の環境を長く健康に保つための、徹底した予防の手段となり得る治療を積極的に取り入れたいですね。
メンテナンスなどで活躍される歯科衛生士さんたちについて伺えますか?
当院の歯科衛生士には、それぞれ歯周病・インプラント・矯正といった得意分野があり、強みを生かしたチーム医療体制を取っています。何より大切にしているのは、患者さん・チームとスタッフ一人ひとり・自分自身、皆の喜びと成長を育む行動をすることです。歯科衛生士も患者さんの人生に寄り添う歯科医療のプロフェッショナルとして、日々この基準を大切に主体的に動いてくれています。このチーム医療の質をさらに高めるため、外部講師を招くなどして全員で学びを実践し、一歩ずつ誠実に前進しています。そして、スタッフ皆がこの想いを持って診療にあたっているからこそ、患者さんには常に安心・信頼の医療を提供できているという自負があります。ただお口をきれいにするだけでなく、一生の健康を一緒に守る心強いパートナーとして頼りにしていただくのが目標です。
先生は自費診療にも注力されていますが、予防との関わりがあるのでしょうか。

ええ。もちろん、保険診療で対応できる治療はベースとしてしっかり行います。しかし、日本の保険制度はあくまで「悪くなった部分を治す」治療のための仕組みなので、「そもそも悪くならないように守る」予防の観点に立つと、どうしても制度上限界があるんです。だからこそ当院では、保険でできる最善をめざしながら、一歩進んで「一生、自分の歯を残すための予防」として、自費診療にも注力しています。例えば先に挙げたインプラントには、同じく歯の欠損を補う入れ歯やブリッジに比べ、周囲の歯に影響が少ないメリットがあります。また、自費のセラミックの補綴物には、治療精度や素材特性の面から虫歯になりづらいメリットが。どちらも見た目が自然なだけでなく、口内環境を長く健康に保つ上でも有用なんです。もちろん、どちらを選ぶかは患者さんの自由ですので、「将来のためにこの歯は優先的に自費で治療したい」などの相談も気軽にしてくださいね。
人生を彩る「健康美」をつくるクリニックでありたい
患者さんと接する際に心がけていることは何ですか?

患者さんを尊重しながら、丁寧な言葉遣いでわかりやすく説明することです。なぜこの治療が必要なのか、資料や模型、エックス線画像などを用いてご理解いただくまでご説明しています。また、最近はインターネットで事前に調べて受けたい治療が決まっている方も多いので、そんなときはご希望の治療内容と当院の診療方針、実際のお口の状態を擦り合わせていきます。お一人お一人に合うオーダーメイドの提案を心がけています。当院には十分な知識と患者さんに寄り添う姿勢を持ったスタッフがそろっています。希望や不安、疑問点は、遠慮せず質問していただきたいですね。
実際に予防に取り組まれる患者さんは多いのでしょうか。
はい。お子さんの予防や矯正の相談に来る親御さん、ホワイトニング希望の若い世代の方、歯周病を気にされる中高年の方まで幅広くお越しになる中で、定期メンテナンスの必要性を理解してくださる方は多いです。「全身の健康のためにお口をケアする」という意識も芽生えつつあると感じます。ただその一方で、「虫歯になっても、悪くなった時に治療すれば元通りになる」と捉えられている方もまだ少なくありません。心身ともに健やかに生きるにはお口の健康が必要不可欠であり、そのための予防であることを今後も発信していきます。
最後に読者へメッセージをお願いします。

当院は「From Oral Health to Total Health & Beauty(お口の健康から全身の健康と美容へ)」というビジョンを掲げています。お口の健康が変わることで、全身の健康、そして自分らしく笑顔で過ごせる自信に満ちた「健康美」へとつながる。私たちはそんな可能性を信じています。当院は、ただ悪くなった部分を治療するだけでなく、病気を未然に防ぐ「予防」をベースに、より健やかに、より美しく、自分らしく生きるためのパートナーでありたいと考えています。その思いを胸に、当院への通院が皆さんの未来をより豊かに彩るきっかけとなれるようクリニック一丸となり進化を続けてまいります。私たちと一緒に健康で明るい未来に笑顔で向かっていきましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療
:498,000円
子どもの口腔筋機能矯正(3~10歳)
:110,000円
大人のマウスピース型装置を用いた矯正
:495,000円~898,000円
ホワイトニング
:14,980円~64,800円
セラミック治療
:75,000円~148,000円

