全国のドクター13,689人の想いを取材
クリニック・病院 156,840件の情報を掲載(2025年5月28日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 神戸市垂水区
  4. 垂水駅
  5. 医療法人社団こどもの形成外科 つかもと形成外科・創傷クリニック
  6. 理想的な瞼に近づけるために経験豊富な医師による眼瞼下垂手術

理想的な瞼に近づけるために
経験豊富な医師による眼瞼下垂手術

つかもと形成外科・創傷クリニック

(神戸市垂水区/垂水駅)

最終更新日:2024/07/08

つかもと形成外科・創傷クリニック 理想的な瞼に近づけるために 経験豊富な医師による眼瞼下垂手術 つかもと形成外科・創傷クリニック 理想的な瞼に近づけるために 経験豊富な医師による眼瞼下垂手術
  • 保険診療

形成外科領域の中で一般的によく知られているのが、眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)。年齢とともにまぶたが下がってきて視界が悪い、力を入れないと目が開かないといった自覚症状があれば、それはこの病態かもしれない。本格的な治療には手術が必要となるが、どのようなことを行うのか、イメージどおりの結果が得られるのか、術後の回復期間を含めて不安を抱いている人も少なくないだろう。そんな眼瞼下垂手術に対する知識と経験を生かし、数多くの症例をこなしている一人が「つかもと形成外科・創傷クリニック」の塚本金作院長。眼瞼下垂症の原因から治療の種類や流れ、術後の注意点まで、患者が知っておくべきポイントを専門家の立場で詳しく解説してもらった。

(取材日2024年6月12日)

専門家ならではの精密な診断で、それぞれの患者に応じた手術の提案を

Q眼瞼下垂症とは、どのような状態を指すのでしょうか?
A
つかもと形成外科・創傷クリニック 眼瞼下垂症は先天性から加齢によるものなど原因はさまざま

▲眼瞼下垂症は先天性から加齢によるものなど原因はさまざま

眼瞼下垂症とは、まぶたがしっかりと開けられない、あるいは開けにくいといった状態のことです。また、いつも眉に力を入れているため額にしわができやすく、頭痛や肩凝りを引き起こすケースもあります。後天性眼瞼下垂の原因は主に2種類あり、まずは加齢に伴う目と眉の間の皮膚の伸びやたるみによるもの。もう一つは、まぶたを開くための筋肉の先にある腱膜(けんまく)が伸びたり外れたりして力が伝わらない腱膜性眼瞼下垂症。こちらはハードコンタクトレンズを長年使用している方にも起こりやすいといわれています。いずれの場合も、生活の妨げになるようであれば保険適用の対象となります。

Q治療には手術が必要と聞きました。どのような施術を行いますか?
A
つかもと形成外科・創傷クリニック 手術は保険適用で日帰りで対応している

▲手術は保険適用で日帰りで対応している

一般的なのは眉毛下皮膚切除法という、眉下の余った皮膚の除去を図りまぶたを持ち上げる目的の手術です。目のすぐ上の位置で切ることもありますが、眉毛の下のギリギリの部分のほうがより多くの除去が望め、腫れが出にくく傷痕も目立ちにくいため近年多く採用されています。一方の腱膜性眼瞼下垂症には、伸びた腱膜を縮めたりつけ直したりする目的の眼瞼挙筋前転法(眼瞼挙筋短縮術)と呼ばれる手術を行います。この場合は目のすぐ上を切り内部にアクセスしますが、ついでに少しだけ皮膚や眼輪筋の除去を図ることも。目が開けやすくなるよう促せれば視野の改善が望めるだけでなく、表情や気分といった生活面への好影響も期待できるでしょう。

Q日帰り手術の流れを教えてください。
A
つかもと形成外科・創傷クリニック 経験豊富な院長が丁寧にカウンセリングから診察、手術まで

▲経験豊富な院長が丁寧にカウンセリングから診察、手術まで

まずはカウンセリングを経て慎重に診察を行いますが、エックス線やCTといった検査は特に必要なく、主に視診や外部からの測定によって患者さんの病態をチェック。診断がついて患者さんが手術をご希望されるようであれば、日時を決めて日帰り手術を実施します。手術は局所麻酔下で行い、眉毛下皮膚切除法なら所要時間は両眼で1時間程度。眼瞼挙筋前転法については、両眼とも手術するケースであっても片方ずつ日を変えて行います。術後の腫れは翌日頃がピークで、個人差はありますが、抜糸を行う1週間後にはだいたい収束します。ただし皮下出血斑は2週間ほど続きますので、結婚式などのイベントをよく検討しながら手術日を決定してください。

Q手術を受ける上で注意すべきポイントはありますか?
A
つかもと形成外科・創傷クリニック 一回の手術で理想的なまぶたに近づける

▲一回の手術で理想的なまぶたに近づける

眼瞼下垂手術は、形成外科の手術の中でも難しいものの一つといわれています。それだけに、経験豊富で信頼の置けるクリニックで適切な手術を受けることが最重要テーマといえるでしょう。あと知っておいていただきたいのは、術後の傷痕がなじんで完成が見込めるまでに半年ほどの期間を要することです。手術を受けた1〜2ヵ月後に鏡を見て左右差を心配する患者さんもおられますが、時間がたつにつれてそろってくるケースは多いもの。半年後、どうしても気になる場合は追加手術による微調整も図れますから、慌てずに経過観察を続けていくことが大切です。こうした説明を事前にしっかり行うことも、手術を提供する医師の大切な責務と考えています。

Q形成外科のエキスパートに診てもらうメリットは何でしょうか?
A
つかもと形成外科・創傷クリニック 患者の希望に応えることを何よりも大切にしている

▲患者の希望に応えることを何よりも大切にしている

眼瞼下垂手術は眼科や美容外科でも行っていますが、なるべくきれいに施術するのが形成外科の鉄則。保険適用があることや検査・診断の精密さ、審美面などの点で、形成外科に強みがあるといえるでしょう。ちなみに当院には日本形成外科学会形成外科専門医である院長の私をはじめ、眼瞼下垂手術に対応できる経験豊富な形成外科医師が複数在籍しています。まぶたが得意な形成外科が少ない中、さまざまな手術を数多くこなしていますので、安心してお任せください。また当院では、時間予約による眼瞼下垂のカウンセリングも実施しています。スマホからの予約も可能ですので、ぜひご相談いただければと思います。

ドクターからのメッセージ

塚本 金作院長

眼瞼下垂手術が難しいといわれる理由の一つは、時として患者さんのイメージどおりの結果が望めないケースがあることです。例えば眼瞼下垂によって、目が小さくしょぼんと見えていたご年配の方。手術を受けたまでは良かったのですが、仕上がりがあまりにパッチリとしすぎたせいかお孫さんが怖がって寄りつかなくなったという残念な話も聞いています。患者さんの年齢によっては控えめな手術を心がけるなど、微妙な判断を下していくことが非常に重要なわけですね。皆さんのいろんなご希望にもできる限り対応します。カウンセリングでは遠慮なく、気になることがあれば何でもざっくばらんにお聞かせください。

Access