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望月 泰敬 院長の独自取材記事

望月眼科

(福岡市南区/博多南駅)

最終更新日:2022/11/14

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白内障の手術から網膜剥離などの網膜硝子体手術、眼瞼下垂の手術など、さまざまな日帰り手術に対応している「望月眼科」は、福岡都市高速野多目インターから車で約5分。専門領域を持った複数の眼科医が所属するほか、レーシックを行うためのレーザー装置や先進の手術顕微鏡など設備も充実。中でも院長を務める望月泰敬先生は網膜硝子体手術を専門とし、「患者ごとに違うニーズに応えられるよう治療方法を提案していきたい」と話す。今回のインタビューでは、望月先生のこれまでのキャリアや診療におけるこだわり、クリニックの特徴、注意すべき目の病気などについて聞いた。

(取材日2021年2月12日)

培ってきた治療経験と専門性の高い技術で地域に貢献

さまざまな診療科がある中で、眼科を選んだ理由についてお聞かせください。

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眼科は数ある診療科の中でも、単独で診断から治療まで完結できる診療科です。そこに魅力を感じましたね。例えば虫垂炎になった場合、まずは内科で診断を受けてから外科で治療を行うなど、他科との連携が必要になります。それに対して白内障や緑内障など、病気の診断から治療まで完遂できるのは眼科の特徴ですから。また病気によって視力や視野が障害されることは著しくQOLを低下させるため、治療が機能の向上につながり、患者さんの喜ぶ姿を見ることができれば、それは眼科医として大きなやりがいとなります。その分、厳しい診療科ではあるのですが、手術という自分の強みを生かせる領域だと思っています。

先生のご専門は網膜硝子体手術だとお伺いしました。

大学卒業後に九州大学病院の眼科に入局し、研修を終えると地方の病院に赴任して多くの手術を経験できる環境に身を置きました。その後、大学病院に戻ってからは難治性疾患の網膜剥離、糖尿病網膜症などの治療に携わりました。特にその当時、網膜硝子体手術はそれほど普及しているものではなく大部分を大学病院が担っていたため、多数の症例を担当することができたことは自分のキャリアにとっても非常に大きな経験になりました。また網膜硝子体手術に関しては、研究、論文の発表なども行い、大変な時期ではありましたが、エキサイティングな毎日を過ごしていたように感じます。

そういった専門性の高い医療を経て、地域医療に転換したきっかけはあったのでしょうか?

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大学病院で提供しているような医療を、クリニックという地域単位でも提供したいと考えたのが大きなきっかけとなりました。これまで培ってきた専門性の高い医療の知識と経験を生かし、患者さんがもっと身近なところで治療を受けられるようにしたいという思いがありましたね。ここ福岡市南区老司周辺のエリアには網膜硝子体手術に対応しているクリニックが少なく、それが開業場所の決め手となりました。今では福岡市だけではなく、那珂川市や春日市、太宰府市など近隣からも来ていただいています。相談としては目が見えにくくなったなど、視力低下に関する相談が多く、高齢の方が6〜7割を占めているためか白内障治療の割合は多いです。

丁寧かつ痛みや恐怖に配慮してさまざまな手術に対応

白内障の患者さんが多いとのことですが、やはりそこに力を入れているのでしょうか?

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そうですね。実際に当院で手術を行う件数が特に多いのも白内障です。基本的には加齢に伴う老人性白内障ですが、それ以外にもアトピー性皮膚炎に伴うものであったり、外傷やステロイドによる副作用であったり原因はさまざま。近くが見えるようにしたい、遠くが見えるようにしたい、両方見えるようにしたいなど、患者さん一人ひとり求める見え方のニーズも違うため、治療に使う眼内レンズは通常の単焦点眼内レンズに加え、自費診療にはなりますが多焦点眼内レンズも準備して要望に応えられるようにしています。特に多焦点眼内レンズは左右の目で違う度数のレンズを入れたり、術後の見え方に違和感があればレーシック手術で調整したりするなど、さまざまな方法で治療しています。

白内障のほかにはどのような手術に対応していらっしゃいますか?

緑内障手術をはじめ、レーシックといった屈折矯正手術、眼瞼下垂手術などに対応しています。もちろん、網膜剥離、黄斑上膜、糖尿病網膜症などの網膜硝子体手術も行いますし、翼状片や涙目の手術にも携わっています。私を含めて3人の常勤医師がいるほか、病気によっては専門性の高い医師にも来てもらったり、形成外科の医師にも協力してもらったりと、複数のドクターがいるからこそ外来と合わせて多くの手術に対応できるというのは、当クリニックの強みの一つですね。基本としては日帰り手術ですが、腫瘍や甲状腺眼症など他科との連携が必要な場合は基幹病院に紹介しています。

手術を行う際に気をつけているポイントについて教えてください。

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まずは丁寧に手術に取り組むこと。そして痛みがある際には、積極的に取り除くようにしています。目の手術に関しては恐怖感を伴う方もいらっしゃるかと思いますが、リラックスできるように鎮静剤を使用するほか、低濃度笑気麻酔を使うなどして落ち着いた状況で手術を受けられるように工夫しています。お話をしながら手術をすると安心される方が多いので、なるべく声かけをしながら進めています。ほとんどの手術では器具が見えることはないのですが、網膜硝子体手術では目の奥を処置する必要があるので器具が見えるケースも。患者さんの中には宇宙にいるような不思議な感じがする方もいらっしゃるようで、いずれにしてもそれほど恐怖を感じることはないでしょう。

視力低下を軽く見ずに、まずは専門家に相談を

クリニックづくりでこだわっている点はありますか?

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自分がクリニックづくりを行う上で大切にしているポイントとしては、まずは患者さんに優しく丁寧に対応すること。クリニック単位でも高度医療を提供できるように人材も設備も充実させているので、なるべく基幹病院に通院しなくていいように、病気と向き合い治療したいと思っています。また医学的に一番良い治療が、患者さん自身にとってはベストではないこともありますから、患者さんとしっかり相談をして背景なども考慮しながら最適な治療を提案するように心がけています。一方で患者さんの負担低減のためにも、診断や手術にかかる時間を短縮できるよう新鋭の機器を積極的に導入しているほか、自動精算機の導入や受付のシステム化、ウェブ問診なども採用して院内滞在時間を短くできるように配慮しています。

特に気をつけたほうがいい目の病気があれば教えてください。

最近では診断機器の発達により早期発見ができるようになったため、緑内障と診断される患者さんが増えています。緑内障は失明原因の上位に入る一方、40歳以上は20人に1人が罹患しているともいわれるほどの身近な病気。たとえ症状が進み片目の視野が狭くなっていたとしても、両目で見ると補ってしまうなど、自分では気づきにくいので注意が必要です。ほかには、ここ10年ほどで加齢黄斑変性という病気が薬で治療できるようになりましたが、これも失明につながる病気なので早めに受診することをお勧めします。いずれにしても視力に関する困り事に対しては加齢に伴う機能低下だと軽く見てしまう方も多いので、早期発見・早期治療を心がけましょう。

最後に読者の方にメッセージをお願いします。

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特に緑内障は失った視野を取り戻せません。近視も危険因子の一つなので、視力が低く40歳を超えていれば一度は眼科を受診したほうが良いでしょう。コンタクトレンズを使っている方は定期的に眼科を受診しているかと思うのでそれほど心配する必要はありませんが、逆に視力が良い方は眼科を受診する機会があまりないと思うので注意してくださいね。あとは虫が飛んでいるように見える飛蚊症が突然出てきた場合には、ほかの病気が隠れていることもあるので早めの受診を。視力が落ちたなと感じたら、眼鏡で矯正できるから、老眼だからと自分で判断をせず、まずは専門家にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

◆白内障手術(多焦点眼内レンズ)
・片眼・乱視なし/41万8000円~75万9000円
・片眼・乱視用/49万5000円~81万4000円
◇選定療養適用の場合
・片眼・乱視なし/15万円~34万円
・片眼・乱視用/19万5000円~37万円
※別途手術費用(保険適応)
◆レーシック手術
・レーシック/両眼 37万4000円 (片眼 18万7000円)~

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