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小徳 崇人 院長の独自取材記事

TAKAデンタルクリニック

(米子市/東山公園駅)

最終更新日:2022/10/19

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック main

国道181号線から1本入った場所にある「TAKAデンタルクリニック」は、山陰道米子南インターからも近く、周辺の地域からのアクセスも良好。開業から11年の同院は、幅広い世代の患者が通いやすいアットホームで安心感がある院内だ。木目と白を基調とした清潔感のある印象で、治療スペースのユニットも周りが気にならないようにパーティションで仕切られている。治療器具は数をそろえ患者ごとに交換するなど衛生管理も徹底しており、感染症対策も開業当初から意識してきたという。「患者さまの負担をなるべく減らしたい」と優しい笑顔で語る小徳崇人(ことく・たかと)院長のもとには、歯科治療が苦手な患者も多く訪れる。クリニックの特徴や診療に対する想いを小徳院長に語ってもらった。

(取材日2022年9月5日)

しっかり説明をして、信頼関係を築いてから治療へ

院長が歯科医師をめざしたきっかけはありますか?

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック1

祖父、父、叔父と、歯科医師の多い家庭で育ったのが大きな理由ですね。幼い頃、父がクリニックで医療に取り組む姿を見た影響は大きく、中学生くらいから自分も歯科医師の道をめざそうと自然と考えていました。今でも近隣エリアで、父親と叔父は歯科クリニックをしていますよ。父のクリニックを継ぐ道もありましたが、歯科医師としてさまざまな患者さまと向き合う中で、自ら開業する未来を考えるようになりました。30歳で開業を決意し準備を始めましたが、どこで医療を提供するか考えた時、やはり最初に浮かんだのは故郷である鳥取。知り合いも多いですし、自分の故郷に貢献したいという思いがあり、2011年8月に当院を開業しました。今年で11年になりますが、町のかかりつけ医として、どんな歯のご相談にも乗れるようにと心がけて取り組んでいます。

今までのご経験について教えてください。

関東の歯科医院に勤務していた頃は、20代~40代くらいの働き盛り世代の方を多く診療しました。若い方は歯周病のご相談や、定期的なケアが多かったです。鳥取に帰ってきてからは、お年寄りを診る機会も増えましたね。開業後は訪問診療や入れ歯などのご相談に乗る機会が多くなりました。医療を提供するエリアや勤務したクリニックによって、ご相談いただく内容もさまざま。そういった経験が、一人ひとりの患者さまのお悩みに耳を傾け、その都度患者さまの立場になって対応することにつながっていると思います。

診療する上でのモットーは何でしょうか?

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック2

しっかり説明をして、信頼関係を構築してから治療を進めることをモットーにしています。患者さまに治療内容を理解していただき、納得して取り組んでもらうことが大切と考え、カウンセリングに十分時間を取るようにしていますね。特にお子さまは歯医者が苦手なことも多いので、泣いてしまったら気持ちを落ち着かせる時間をつくって丁寧に対応しています。カウンセリングでは、患者さまのニーズに合わせたご提案を柔軟に行っていますので、気になることがある場合はまずカウンセリングだけでも来院可能です。治療するかどうかは、じっくり話を聞いた上で、患者さま自身に選択していただけます。また治療では、痛みや苦痛が伴う処置を何度も繰り返すことは減らしてあげたいので、いかに最小限の負担で治療ができるかを追及しています。

歯科医院が苦手な人がかかりつけにするクリニック

クリニックの特徴についてお聞きします。

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック3

開業当初から、急患をいつでも受け入れられるよう、予約や診療時間に余裕を持っています。昔は予約なしで来院される患者さまも多かったのですが、最近では予約していらっしゃる方が増えましたね。ただ、予約して来院するのが難しい患者さまもいらっしゃいますから、そういう場合に備えて診療時間に余裕を持たせています。多少はお待ちいただくことになりますが、待っていただければその日に診察するようにしています。高齢の患者さまも多くいらっしゃるので、これからもできるだけ柔軟に対応したいですね。また、最近は感染症対策が気になるところですが、当院ではユニットを半個室のように間仕切りし、治療器具を患者さまごとに交換するために多めに用意するなど、開業当初から意識しています。歯科用CTなどの先進機器も導入し、より良い医療の提供に努めています。

診療内容について教えてください。

一般歯科・予防歯科から小児歯科がメインです。60~70代の患者さまは、義歯治療が多いですね。新たに入れ歯を作るご依頼よりも、使用中の入れ歯が欠けたり、ばねが弱くなったりして、修理のご相談に来られる方が多いです。新たに義歯を作るケースもありますが、できるだけ今ある入れ歯を修理・調整しながら、大切に使っていただけるようにサポートしています。患者さまには安心して治療を受けていただきたいので、エックス線画像と口腔内の写真をお見せしながら、お口の現状やこれから行う治療についてわかりやすくご説明するようにしています。最近ではホワイトニングを希望する方が増えていて、歯に対する意識は全体的に上がっていると思います。40~50代で初めてホワイトニングをされる方も多いですよ。

訪問歯科診療にも取り組まれているそうですね。

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック4

訪問歯科診療は、現在通っている患者さまから、高齢の親御さんの治療について相談されて始めるケースが多いです。あとは地域の医師会からの依頼されることもあります。医師会には地域の訪問診療の情報を統括している部署があり、訪問診療を希望する方の元に伺って診療に必要な情報を共有してくれるんです。初めてのお宅に訪問する際も、それらの情報を参考にして適切な治療が提供できるので非常に助かりますね。患者さまが直接クリニックに連絡して、クリニックが個々で対応するよりも、医師会と協力して情報を共有するほうが効率的ですし、地域ぐるみで対応できる点も良いと思います。

歯のかかりつけ医を持つことの重要性を伝え続ける

どのような患者さんが来られていますか?

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック5

高齢者は全体の2~3割で、30~40代の方が最も多いです。男女の割合で言うと女性が多いでしょうか。ご家族や知人からのご紹介でいらっしゃる方もいれば、近所だからと来られる方もいてさまざまです。お子さんは、3歳児健診の歯科診察をきっかけにそのまま当院をかかりつけ医として通うケースも多いですね。やはり歯医治療は「痛い」「怖い」というイメージをお持ちの方も多いですから、できるだけ気持ちをほぐして、納得して治療していただけるように努めています。患者さまの中には「歯科医院が苦手だった」という方も多いのですが、一度信頼関係を築くと長く通ってくださるのがとてもうれしいですね。

予防歯科についてどのようにお考えですか?

歯はやはり予防が大事です。小学校の歯科検診に行くと、虫歯の子が少なく、予防がしっかり行き届いている印象を受けますね。幼い時に予防歯科の教育をきちんと受けた子どもは、その後もずっと虫歯ゼロで成長していくことが多いです。そのためにも、まずは1歳半と3歳の健診項目にある歯科診察を受けていただき、何もなくても半年ごとを目安に通っていただくことをお勧めしています。虫歯になって痛みが出てからでは、できる治療が限られてきますし、後追いの治療を続けると子どもの歯並びにも影響が出てきます。子どもの歯が生えそろう時期に歯科医院で定期的にチェックすることで虫歯予防につなげていきたいです。心配な方は健診よりももっと早い段階、歯が生えてきてすぐに診せにいらっしゃる方もいるので、お気軽にご相談いただきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

小徳崇人院長 TAKAデンタルクリニック6

皆さんには、ぜひかかりつけの歯科医院を持っていただきたいですね。若い時に歯を大事にしなかったことを後悔する人が多いので、定期的に口の中をチェックする習慣をつけていただきたいです。できるだけ長く自分の歯で食事を楽しんでいただくためにも、幼少期からの予防歯科の重要性を今後も伝えていきたいですね。当院はアットホームで、患者さまも気楽になんでもお話してくださいます。何か気になることがあれば、まずはカウンセリングのみでも構いませんのでまずは気軽に足を運んでみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/1万3200円~

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