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稲田 展久 院長の独自取材記事

いなだ歯科・こども矯正歯科

(松原市/河内松原駅)

最終更新日:2026/09/03

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科 main

松原市三宅中、幹線道路沿いにスーパーやコンビニが立ち並ぶにぎやかな一角にあるのが「いなだ歯科・こども矯正歯科」。地元出身の稲田展久(のぶひさ)院長が2011年に開業、「患者に寄り添うオーダーメイドの治療」をモットーに診療を続けている。一般的な歯科治療に加え歯列矯正やインプラントなど、幅広い領域を4人の歯科医師が手がける同院には、乳幼児から高齢者まで幅広い世代が足を運ぶ。国内外で研鑽を積んだ稲田院長が今、最も大事にするのは「予防」。虫歯や歯周病ケアはもちろんのこと、生涯にわたる歯や全身の健康を守るべく、現在は子どもの矯正治療にも力を入れている。「患者さんやスタッフ、当院で出会ったすべての人に幸せになってほしいですね」と柔和な表情で語る稲田院長に、日々の診療や周囲への思いを聞いた。

(取材日2019年5月22日)

オーダーメイドの治療で患者に寄り添う

ご開業から15年目になるそうですね。

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科1

ええ、私自身が生まれ育ったこの地域で開業したのが2011年です。現在は、近隣にお住まいの赤ちゃんからお年寄りまで、さまざまな年齢層の方が来てくださっています。最近は混みあうことも増えたので、より快適に受診していただこうと、2019年3月に増築を行って診察室を増やしました。完全個室の診察室や、カウンセリングスペースも新たに設けています。また診察台のチェアを入れ替えて、ソファーのようなふかふかした座り心地のものにしました。患者さんにリラックスしていただければ治療がしやすいですね。

幅広い分野の治療に対応されています。

当院では虫歯の治療などを行う一般歯科や小児歯科のほか、歯列矯正やインプラント、歯周病の予防や治療、入れ歯の作製や調整、顎関節症や骨折などの歯科口腔外科、さらにホワイトニングなどの審美的な施術など、歯科で扱うほとんどの領域に対応しています。勤務医として各地のクリニックで働くうちに、「これはできません」と言わない歯科医師になりたい、一般歯科として開業するのなら、できるだけ多くの診療を患者さんに提供したいと思うようになりました。当院には現在4人の歯科医師がいて、それぞれに得意分野がありますので、治療のほとんどは最初から最後まで院内で受けていただくことができます。

診療方針をお聞かせください。

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科2

生まれ持った歯をできるだけ長く使っていただくために、予防の大切さを念頭におきながら、診療を行っています。またそれぞれの患者さんとじっくり相談して、当院で提供できる多くの治療選択肢の中から、その患者さんに最も適した治療方法を選んでいく、いわば「オーダーメイドの治療」をしたいと考えています。そのため、受付スタッフも治療にあたる歯科医師もスタッフも、患者さんの緊張を和らげ、お気持ちを率直に話していただけるような雰囲気づくりに努めています。治療中はできるだけこまめにお声をかけて、治療内容をお伝えします。スタッフは皆仲が良く笑顔も多いので、そのやわらかな雰囲気で患者さんにも安心していただければ良いですね。

歯の健康は全身の健康にもつながる

予防が大事ということですが、具体的にはどのようなアプローチをされていますか。

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科3

成人であれば歯周病の治療や予防、つまり定期的なメンテナンスやクリーニングに力を入れています。通常、歯科医院で歯の汚れを取る際には、歯にペーストをつけて歯ブラシや器具で汚れを落とすことが多いですが、それでは細かい隙間など、どうしてもペーストが届かない部分も出てきてしまいます。そこで当院では、パウダーメンテナンスという方法を導入しました。水に特殊な粉末を混ぜて専用の機器で歯に吹きつけるので、非常に細かい隙間にも粉末が届き、汚れを落とすことがめざせます。

お子さんには、どのような予防法を行っていますか。

「ピカピカクラブ」という取り組みで、定期検診を行っています。お口の中のチェックのほか、歯磨き状態の確認や指導、フッ素の塗布もします。症状のない時期から受診して、歯科医院は怖くないと感じてほしいのです。当初は小学6年生までが対象でしたが、数年前に中学3年生まで延長しました。中学生になると学校や塾で忙しく受診率が下がる傾向にありますが、まだ乳歯があったり、永久歯でも生えたばかりだったりするため虫歯になりやすいのです。生え替わりの時期なのに自己管理がおろそかになりがちな年代だからこそ、親御さんも関わっての受診が必要であると感じています。さらに、お子さんの矯正には、予防という観点からも特に力を入れています。

子どもの矯正は、予防という面ではどのような役割があるのか教えてください。

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科4

最近では顔が小さくて顎があまり成長せず、口腔内や歯の生えるスペースの狭いお子さんも増えています。一般的な矯正では、永久歯が生えそろってから抜歯して歯列を整えることが多いですが、抜歯すると歯のあるスペースが狭まって舌が喉のほうへ押しやられ、呼吸がしづらくなることがあります。これが、寝ている間のいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になることもあるのですね。そこで私は、幼少期のブラケットをつけない矯正で、なるべく顎や口腔内を広げたいと考えています。当院では、頭のサイズとともに顎も成長する時期であるため、5~6歳頃に矯正を始めることが多いです。またこの時期は、肺もぐっと成長しますので、呼吸機能にも良い影響があると考えられます。このように、子どもの矯正は将来の全身的な健康に役立ちますし、整った歯列は見た目だけでなく、ケアや噛み合わせの面でも大きなメリットになります。

患者もスタッフも、皆が幸せになれる歯科医院に

スタッフの皆さんは、明るく和気あいあいとした雰囲気ですね。

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科5

歯科医院において、院長は確かに重要な立場ではありますが、単なるトップダウンではなく、院長とスタッフが同じ思いで動けることが理想であると思っています。また、私自身は学生時代に不登校になりつらい時期も過ごしたのですが、その後さまざまな出会いや学びに恵まれて今の状況にあることを、幸せだと感じています。だから、当院と縁のあったスタッフにも、ぜひ幸せになってほしい。それが、巡りめぐって患者さんの幸せに、そして私の幸せになると思うのですね。そこで、例えば数年前には診療終了を午後6時半から5時半に変更しました。その結果、保育園のお迎えに間に合うようになって、パートから正職員になったスタッフもいます。スタッフが安心して働けることが、和やかな雰囲気や患者さんへのホスピタリティーにつながっていけばうれしいですね。

休日はどのように過ごしていますか。

家族との時間を大事にするように意識しています。家族といえば、妻も当院で歯科医師として勤務していますが、さまざまな問題を相談できる大切なパートナーです。男性はついつい仕事や会社ばかりを大事にしがちですが、「自分の周りで最も大事な存在は家族である」と教えてもらったことがあります。昔は診療後も院内で仕事をしていることが多かったのですが、今はできるだけ早く帰るように心がけていますね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

稲田展久院長 いなだ歯科・こども矯正歯科6

残念なことに患者さんは歯科医院を敬遠しがちで、症状が出てから受診されることが多いです。しかし、歯科の定期検診に通って予防することで、結果的には医療費を抑えることにもつながると思います。また、年配の患者さんからは、「旅行の楽しみは旅先でおいしいものを食べることですが、歯のトラブルがあると思うように食べられず、旅行に行く気もうせてしまいます」というお話をよくお聞きします。長生きされる方が多い現在ですが、最期まで健康で楽しく過ごすためには、歯の健康が欠かせないのですね。だから、やはり症状が出る前から、特にお子さんでは小さな頃から定期的に通院して予防を心がけ、健康で幸せな毎日を過ごしていただきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/38万5000円~、ホワイトニング/9800円~、子どもの矯正/33万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。