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原 聰 院長、中山 真由子 先生の独自取材記事

氷川デンタルクリニック

(草加市/草加駅)

最終更新日:2020/01/17

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草加駅に近い住宅街にある「氷川デンタルクリニック」。院長の原聰先生が生まれ育った地元で、自身の知識や経験を還元したいと、2011年に開業した。後輩である矯正歯科が専門の中山真由子先生をはじめ、数人の女性歯科医師も在籍し、患者の多様なニーズに応えられるようにしている。また同院では、大学病院で専門性を高めた歯科医師による治療を提供。「その治療が患者さんにとって本当に必要かどうかを見極め、患者さんが納得するまで丁寧に説明することを大切にしています」と原院長。今回の取材では、治療の特徴や子どもの歯科治療についてなど、変化を聞いた。
(取材日2015年8月6日:再取材日2019年9月13日)

患者の理想に寄り添った、オーダーメイド治療を追求

こちらのクリニックの診療方針をお聞かせください。

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【原院長】患者さんが求めている治療を、理想的な形で提供することです。治療というのは、言ってみればすべてがオーダーメイドです。お口の中は一人ひとり違いますし、「理想の治療はこれです」と提示しても、患者さんにとっては、時間と費用がかかってしまう、そこまで求めていないという人もいます。理想の治療というのは医学としての理想ではなく、その人が求めているものを追求して、その人に合わせた治療をしていくことだと思います。そのためには、患者さんのバックグラウンドを知ることが非常に重要です。じっくりとお話を伺い必要な検査をし、患者さんの思いを把握した上で、患者さんが望んでいるベストな選択ができるよう、さまざまな治療法をご提案していきたいと思っています。

各分野専門の先生が在籍しているのも特徴ですね。

【原院長】大学病院で専門性を高めた歯科医師が地域で診療することで、患者さんが遠くの病院に行かなくとも、専門性の高い治療が受けられるようにしたいと思いました。ただし、専門性といっても技術だけの話ではありません。症状を訴えている患者さんに対して、考えられる治療のメリット・デメリットの両面を伝えた上で、患者さんが理想とする治療を行っていきたいのです。そのためにも丁寧に説明し、コミュニケーションをとっていくことを大切にしています。

どのような専門領域の先生がいますか?

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【原院長】私自身は入れ歯やかぶせ物、さらにインプラント治療を得意分野としています。ほかに、歯列矯正専門である中山先生をはじめ、小児歯科、高齢者歯科をそれぞれ専門とする先生が在籍し、チームで歯科医療を提供しています。小児歯科に関しては、体に障害があるお子さんと、そのお母さんへのケアにも対応しています。最近では、赤ちゃん歯科として乳児のお母さんを対象とした保健指導も始めました。高齢者歯科では、近年、口腔機能低下症という疾患が認知され当院でもしっかり対応していきたいと考えています。具体的には、ご高齢の方で体に障害がある方、例えば脳梗塞の後遺症がある方は、嚥下機能、つまり飲み込みに障害があったりしますので、その改善に向けた取り組みが大切です。

チームで仕事をする上では、スタッフの役割も大きいのでは?

【原院長】はい。スタッフには、プロ意識を持って患者さんに対応することを心がけてもらっています。ですから、基本的には有資格者しかいません。歯科医師以外のスタッフは、歯科衛生士の資格を持っていますし、衛生士さんたちも専門性を高める努力をしています。当クリニックでは、歯科医師だけでなく歯科衛生士も担当制にしており、患者さん一人ひとりのニーズにマッチした対応をしています。

チーム医療で包括的な治療を提供

原先生の得意分野について教えてください。

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【原院長】先ほどお話ししたように、義歯は得意分野の一つですが、それだけで治療は成り立ちません。患者さんご自身に歯磨きをしっかり実践してもらった上で、歯周病や虫歯の治療といった基礎治療を行い、その上でしっかり噛むための装置として入れ歯やかぶせ物、またインプラント治療を行います。めざすところは口腔機能全体の改善。必要に応じて矯正の先生などほかの先生方の意見も取り入れながら、治療計画を組んでいきます。ちなみに義歯に関しては、歯科技工士にすべてを任せるのではなく、ベースの部分は自分で製作しています。実際の口の中を見ながら、どこをどうすればもっと使いやすくなりそうか、イメージしながら作っています。

中山先生はいかがですか?

【中山先生】私は矯正治療を担当しています。矯正治療というと、歯を並べるといった見た目をきれいにするイメージをお持ちの方は多いと思います。ですが本来の目的は、口腔機能の改善にあります。歯並びがきれいということは、きちんと噛めていて、歯磨きもしやすい、つまり歯の機能がきちんと生きているということなのです。口腔機能が整っていないと、高齢になってから物を噛めなくなったり、歯周病が進行しやすい、歯が抜けるなどの不具合が出てきやすくなります。それを防ぐ意味でも、歯列矯正を含めた口腔機能の改善が必要なんですね。ですから当院では、40代以降、中には70代で矯正治療を始める方も多くいらっしゃいます。今は100歳くらいまで生きるといわれている時代ですから、生涯にわたって楽しくお食事したり、楽しく過ごすためにも、もし歯並びなど気になることがあれば、一度ご相談いただけるといいかもしれません。

同じクリニックでトータルな治療を受けられることも、患者さんにとってのメリットですね。

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【原院長】そうだと思います。基礎的な治療と矯正治療を同じフロアで診ていますので、医師同士、連携しやすいです。例えば、矯正治療中にほかの疾患が見つかり治療が必要と判断した場合は、随時私に相談してもらい必要な処置を行うことができます。伝達ミスや伝え方のずれなどが少ないと思います。

女性や子どもが来院しやすい環境をめざして

これまで印象に残っているエピソードを教えてください。

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【原院長】中山先生と一緒に治療を行った、40代の女性の患者さんです。その患者さんは歯科恐怖症で、ごく一般的な治療も怖くて受けられず、大きな問題を抱えていました。そこで、ご本人の気持ちを確認しつつ、半年間は虫歯の治療のみで、その後、歯周病の治療へと進み、少しずつ自信をつけてもらいました。その後、歯のないところにはブリッジやインプラントという治療法があることや、矯正をして歯並びを整える必要があることをお話し、口腔機能全体を改善していきました。正直、大学病院で行うような全体的な治療で、患者さんもよくついてきてくれたと思います。終わった時は泣いて喜んでくれました。大人の方の場合、挫折を経験して長く悩んできた人が多いので、仕上げたときは私たちも本当にうれしいです。その時も中山先生と「やったね!」と喜び合いましたし、何より患者さんの笑顔がうれしかったです。

子を持つ保護者からの相談も多いと聞きました。

【原院長】当院の患者さんの25%は10歳以下の患者さんです。相談の内容としては「この歯並びで、将来大丈夫?」という保護者の方が多いですね。昔に比べると子どもの虫歯が減っている一方、顎の発達が十分でないことから歯並びが悪く、永久歯の本数が少なくて歯が生えてこないケースが増えています。ですから、保護者の方が常にお子さんの口の中をチェックするというのは、とても大事だと思います。逆に、虫歯で来院されるお子さんは、口の中を見られていない、触られ慣れていないケースが多いです。そのようなお子さんは、口の中をミラーで見ることすらできません。小さい頃からご家庭で口の中を見る習慣をつけると、その後の予防や治療に対して抵抗が少なくなると思います。

今後の展望をお聞かせください。

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【原院長】これまで治療が完了した患者さんに対して、再治療の必要がない状態を維持できるように環境づくりをしていくつもりです。これは勘違いされがちなことですが、歯の治療とは完全に元通りにすることではありません。あくまでも病的な進行を抑制し、歯の再利用やリハビリテーションをしているだけなのだと患者さんに再認識していただき、今の健康状態を維持することの大切さを伝えていきたいです。普段は意識が高い患者さんも、忙しい時には歯磨きがおろそかになることもあるでしょう。そんなときに心のケアも含めてアドバイスし、症状がなくても予防について相談ができるような環境を歯科衛生士たちの力を借りて作っていけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

詰め物/インレー4万4000円~、入れ歯/コーヌステレスコープ 内・外冠22万円~、ホワイトニング/オフィスホワイトニング 片顎(少数歯)1万6500円~、インプラント/かぶせ物関係 インプラント上部構造(1歯)16万5000~、小児矯正/33万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/100万~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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