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早野 博志 院長の独自取材記事

大曽根歯科アッシュ

(名古屋市東区/茶屋ヶ坂駅)

最終更新日:2023/09/06

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ main

「大曽根歯科アッシュ」は茶屋ヶ坂駅から徒歩5分、スーパーマーケットの2階にある歯科医院だ。早野博志院長は、愛知医科大学病院の歯科口腔外科や、金沢にあるインプラント治療に尽力する歯科医院での勤務経験を生かし、2011年に大曽根駅近くに開業。2019年に現在の地へ移転した。同院では、一般的な歯科治療に加え、親知らずの抜歯、インプラント治療、予防や審美歯科などにも幅広く対応。「患者さんの期待値以上の治療を行う」ことを目標に掲げ、日々、質の高い歯科医療の提供に努めている。「歯科医師は、歯学部を卒業後も勉強を続けることが大切」と語る早野院長。その言葉のとおり、セミナーや勉強会にも足しげく通っているという。早野院長にこれまでの道のりや、得意とする治療、歯科医療にかける熱い想いを語ってもらった。

(取材日2023年3月9日)

やるならトップをめざそう!の決意で積んだ研鑽

先生はなぜ歯科医師になろうと思ったのでしょうか? 

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ1

学生の頃に、転んで前歯が折れてしまったことがありました。その時に治療をしてもらった先生が頼もしく、信頼できる方だったことが印象に残っていました。その後、手に職をつけたいとか、人と接することで直接満足を得られる職業がいいと考えた結果、歯科医師の道へ。中でも、口腔内の知識だけでなく、全身管理の知識も得られる歯科口腔外科を選びました。

勤務医時代について教えてください。

勤務医として大学病院で働いている中で、「やるならトップをめざそう!」という決意を持っていたところ、金沢で開業されている先生と出会いました。その方はインプラント治療に注力されており、その先生のところで勉強し、そこで歯科医師としての基礎的な部分からインプラント治療の技術などさまざまなことを教わりました。

それから開業、移転に至った経緯を教えてください。

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ2

知り合った患者さんが、大曽根駅近くのテナントを持っていらして「ぜひ来ていただきたい」と言ってくださったこともあり、開業に至りました。院名の「アッシュ」は、私の苗字である早野の「H」がフランス語読みでアッシュとなることが由来です。8年間診療をしていましたが、耐震工事のため移転せざるを得ない状況に。通ってくださる患者さんをしっかりと引き継ぎたいと思い、近くで移転先を探して、2019年に現在の場所へ移りました。患者層は、0歳児から90代までの本当に幅広い年齢層、悩みを抱えた方がいらっしゃいます。院内はバリアフリー設計ですので、ベビーカーでも車いすでも安心して来院いただけます。

患者の立場に立ち、親身になれる血の通った医療提供を

クリニックの設備や特徴についてこだわりをお伺いします。

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ3

マイクロスコープやCTを導入し、より的確な診査・治療が可能になっているところです。また、痛みの少ない麻酔針を導入して、極力痛みを抑えた治療ができるようにしています。院内に歯科特有の刺激臭がしないよう、薬剤も選んで使っています。歯医者特有の匂いって何か嫌ですもんね(笑)。衛生管理にも力を入れていて、医療用空気清浄機を導入し、滅菌器は世界水準のものを取り入れています。壁に漆喰を採用して健康面に配慮したり、壁紙を安心感のある色味にしたり、ライトも光が直接目に入らないよう工夫しています。少しでも患者さんに気持ち良く過ごしてもらえるよう心がけています。要介護の方を対象とした訪問診療にも対応しているので、お気軽にお声がけください。

患者さんとどのような気持ちで向き合われているのか教えてください。

患者さんの立場に立ち、親身になれる血の通った医療を提供したいです。虫歯だから何も考えずに削る、抜く、というようなその場限りの治療ではなく、効率や手間暇を惜しまずに気遣いや想像力の持てる医療従事者になりたいという思いを持ち続けています。「自分の家族ならこの治療をするだろうか?」を自問自答し、患者さんのためにできることがあるならば、その人の人生に想いを馳せ、誠実にきちんとやることを大切にしています。例えば、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう十分な話し合いができる相談体制や、痛みを最大限抑えた心のこもった治療提供も方針の1つです。「目の前の人を大切に、誠実に」。それは勤務してくれているスタッフに対しても常に思っていることで、伝わっていればうれしいですね。

治療に対して先生のお考えをお伺いします。

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ4

最近は、ネットなどから誤った情報を信じてご来院される方もいます。そのため、正しい情報提供もわれわれの1つの使命であると感じています。1つの治療法にも選択肢は複数あり、それぞれにメリット、デメリットがあるので、その両面をしっかりとお伝えし理解してもらった上で、納得いく治療法を一緒に探していけたらと思っています。例えば、同じ虫歯で詰め物をする治療でも保険と自費があります。保険を選択した場合、国が定める必要最低限の治療を行うだけなので、質の高い十分な治療とは言えないと考えています。自費の場合、素材や治療を選ぶことが可能なため、選択の幅が広がります。結果的に再発予防につながり、歯の健康寿命の延伸も期待できると思います。

診療の際に心がけていることは何ですか?

患者さんには自身の健康を真剣に考え、長い目で見た上で「どういう将来を実現したいのか? そのために今は何をすべきなのか?」をしっかり考えていただくようにしています。歯は一生ものなので当然削ったり抜いたりしたら二度と生えてきません。インプラント治療などは自然な構造に近いものではありますが、天然の歯に勝るものはありません。人生100年といわれている時代、おいしいご飯を満足に噛めない、気持ち良く笑えないとなると、つらいものです。メリット、デメリットをしっかり提示した上で、患者さんの状況や希望とこちらの見立てをすり合わせることを大切にしています。幅広い治療に対応ができるよう、技術向上や設備への投資を続けていきたいと思います。

先進的な治療を学び続け、予防を伝えることが使命

インプラント治療を得意とされているそうですね。

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ5

はい。ありがたいことに、他県からも来院いただいています。インプラント治療については、開業前から専門の先生から学んできました。現在も技術向上のためのセミナーなどに積極的に参加しています。一概にインプラントと言っても歯科医師の腕や経験値が重要です。「木を見て森を見ず」という言葉がありますが歯の治療においても同じ。1本の歯だけを見るのではなく、口腔内全体を包括的に見て治療を進めていかないと、身体的にも金銭的にも、患者さんのためを思った治療とは言えないものになります。他院ではできないと断られた場合でも、当院でお役に立てることもあるかもしれません。お気軽にお声がけいただければと思います。

予防歯科の大切さについて教えてください。

治療をした方こそ、予防歯科の重要性をお伝えしています。お口の状態が良くないから、そのような治療が必要になったということですからね。歯磨きだけでは限界がありますので、治療が終わったら定期的にメンテナンスを続けることが大切で、当院の9割の方は定期的に通われています。お口の健康を守るのは歯科医師ではなく、患者さんの意識なんですね。歯磨きをしていても、虫歯になりやすい方がいます。そういう方は唾液の検査をすることでお口の状態を把握することで、虫歯や歯周病になりにくい口腔内をつくるセルフケアを提案しています。歯が痛くなってから来院するのではなく、痛くならないための健康意識を日頃から持つ人が増えればうれしいですし、そのための情報提供やシステム作りに取り組みたいです。

今後の展望を教えてください。

早野博志院長 大曽根歯科アッシュ6

ご満足いただける治療を提供できるよう日々精進していきたいです。また、「歯を守ることが健康にとってどれだけ大事か」、「年に2~3回のメンテナンスケアをすることで、10年後、20年後にどれだけの違いがでるのか」ということを積極的にお伝えし、歯科医師の出番がなくなるくらい皆さまの健康意識を高めることが理想ですね。治療のゴールは必ずしも1つではありません。さまざまな選択肢をお伝えできれば、何か解決方法が見つかるかもしれません。「しっかり治して、きれいで長持ち」を基本として、お口の健康から心身の健康維持をめざし、患者さんに寄り添っていきたいと思います。一緒に考えていきましょう。お口のお悩みがありましたら、ぜひご相談ください!

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/75万円、インプラント治療/37万8000円、ホームホワイトニング/3万5000円~、オフィスホワイトニング/2万9800円~、唾液検査/2200円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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