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高森 博一 院長の独自取材記事

たかもり歯科医院

(京都市右京区/西大路三条駅)

最終更新日:2022/05/13

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京福電鉄嵐山本線の西大路三条駅から徒歩1分、西大路御池駅や西院駅からも徒歩圏内とアクセスがしやすい場所に位置する「たかもり歯科医院」。高森博一院長が「来院しやすい雰囲気のクリニックにしたい」との思いでこだわった内装や設備が整い、アロマの香りが漂うアットホームな空間だ。この場所に惚れ込み2010年に同院を開業した高森院長だったが、2年ほど前、歯科医師として行き詰まりを感じ、葛藤を覚えていたのだと明かす。それを打ち破ったのが「Keep28」という言葉との出会いだった。28本、すべての歯を保ったまま生涯を過ごすことをめざしていく言葉だが、それが容易ではないことは言うまでもない。「Keep28」の発信を歯科医師の使命として取り組んでいる高森院長に熱い思いを聞いた。

(取材日2019年12月4日)

歯科医師の使命として伝える歯を保つことの大切さ

診療方針について教えてください。

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当院は「Keep28」を目標にしています。これは、28本ある自分の歯を保ったまま生涯過ごそう、という意味の標語です。日本歯科医師会が提唱している「8020運動」では80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう、と呼びかけますが、「Keep28」はそれよりも高い基準をめざしています。死ぬまで自分の歯がすべてそろった状態で食事ができるということは当たり前ではないんですが、一般の人はあまり危機感を持っていません。日本は教育の中で歯の健康について学ぶ機会が少なく意識が低いため、先進国の中でも口腔内の状況がかなり悪いといわれています。その事実を知っている歯科医療関係者が、この高い目標を発信していくことが大切です。

「Keep28」を取り入れた理由は何でしょうか。

2年ほど前、山形県酒田市の歯科医院でスタッフたちと一緒に勉強させていただいたときにこの「Keep28」という言葉を初めて聞いて衝撃を受けました。それまでももちろん良い歯科医療を提供していく、という方針でクリニックを運営してきましたが「Keep28」という言葉で、良い歯科医療とは何か、めざしていく方向性が明確になりました。実はちょうどその頃、歯科医院のあり方について、葛藤を覚えていたんです。せっかく治療して治りかけていたところを、痛みがないからといって通わなくなる患者さんがどうしてもいらっしゃって、そのために結果的に悪くなった歯を失ってしまう。そのようなケースを目の当たりにすると、悔しくて、自分が無力で何もできていないような気持ちでした。そのタイミングで「Keep28」に出会い、歯科医師の使命とは歯を守って、残してあげることが重要なんじゃないかと改めて気づいたんです。

「Keep28」を取り入れて変わったことはありますか。

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治療や説明のスタイルが変わりました。もちろん痛くなったところを治すんですが、なぜ痛くなったのかということに焦点を当てて治療を進めていくようになりました。そうしないとまた同じところが虫歯になってしまうんです。患者さんには痛くなるたびに削って詰めるということを繰り返していると、やがて自分の歯を失い、高齢になった頃には入れ歯になってしまいますよ、ということもしっかり説明します。だからきちんと通っていただいてメンテナンスすることが大切なんですが、「何もないのに歯科医院に通わせて儲けようと思っているんだ」と、考えてしまう患者さんもいると思うんですよ。でも、メンテナンスによって問題が起きにくいお口の状態になれば結果的には通院回数も費用も抑えることにつながりますから、そこは十分にお話しするようにしています。

ホワイトニングの力で口腔内の健康への意識改革を

ホワイトニングにも注力されているようですね。

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ホワイトニングに力を入れるのにも理由があって、これも「Keep28」に関連するんですが、ホワイトニングをすると患者さんの口腔内への意識がガラッと変わりやすいんですよ。見た目的に歯がきれいになると、それを維持したいという気持ちが生まれます。もともとヘビースモーカーで1日2箱も吸っていた方が、もう黄色い歯になりたくないから禁煙されたとか、来院するときは電車で来たのに、うれしくて歩いて帰ったという患者さんもいましたね。

そもそも、歯科医師をめざしたきっかけは何だったのでしょうか。

高校卒業後の進路に悩んでいたときに、なんとなく自分が会社勤めをするイメージがなくて、父は産婦人科医師で、祖父は歯科医師だったので、自分も医療が向いているのかな、という軽い気持ちから歯科医師をめざしたんです。しかし実際になってみると甘くなくて、大変な仕事だと痛感しましたね。大学を卒業して勤務医になってから3年くらいは、いろんな人に迷惑をかけて名ばかりの歯科医師でした。一つの転機となったのが他のクリニックにアルバイトに行かせていただいたことです。院長先生のお話から、スタッフに対して「院長」がどのようなことを思っているのかを知り、視野が広がりました。自分のことだけじゃなく周りのことも意識できるようになったんです。技術的にも点と点が線でつながっていくような感覚があって診療に自信を持てるようになっていきました。この頃、ようやく歯科医師としての第一歩が踏み出せたような気がしましたね。

この場所で開業しようと思ったのはなぜですか。

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勤務医時代から開業を意識して仕事をするようにアドバイスされ、本気で開業しようという段階ではなかったのですが、とりあえず場所をイメージしてみようということで物件を探したところ、この場所を見つけました。他も見たんですが、ここだけがすごく気になってしまって、ここで開業したい気持ちが強くなり、そこからちょっと急ぎ足で開業を決めたんです。とにかくいろんな人に来ていただきやすい歯科医院にしたいという思いがあったので、奥まった場所ではなく、西大路三条駅、西大路御池駅、西院駅の3駅からアクセス可能なのも魅力でした。

予防やホワイトニング、歯科衛生士が主役の歯科医院へ

院内の内装やカラー、香りにもこだわりが見られますね。

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来ていただきやすいクリニックにするため、いかにも歯科医院らしい雰囲気にはしたくなかったんです。当院のテーマカラーは明るいライムグリーンですが、これはテレビでニュース番組を見ていたときにふっと目に写った色で、いい色だなと思って選びました。診察室は個室が4部屋とホワイトニング室が1部屋あります。完全個室でも患者さんに圧迫感を与えないように、ドアを擦りガラス風のフィルムにしました。床や壁にはブラウンの木目調の素材を使って、アットホームで落ち着けるカフェの雰囲気を取り入れたつもりです。ユニット内に流れる水を清潔に保つ設備を導入し、衛生面にも配慮しています。歯科医院独特のにおいがするのも嫌だなと思っているので、業者に頼んで院内にアロマの香りが漂うようにしました。3ヵ月から半年に1回くらいの頻度で香りを変更しているので、患者さんだけでなく働くスタッフにも楽しんでもらえたらと思っています。

今後の展望を教えてください。

「Keep28」を実現していくために、歯科衛生士がもっと主体的に活躍できる歯科医院にしていきたいと思っています。これまでのイメージでは歯科医師の補佐的な役割が歯科衛生士だと考えがちですが、歯科衛生士が主役で歯科医師は縁の下の力持ちとなるのが理想です。治療が減って、メンテナンスやホワイトニングを増やしていけたらいいですね。このように歯科衛生士が活躍できてこそ、患者さんの口腔内の健康が保てます。そのための知識を増やして技術を高める後押しもしていくつもりです。若手の先輩スタッフたちが後輩を指導して、歯科衛生士チーム全体を伸ばしていってほしいですね。春から新しい歯科衛生士も増える予定なので、全員で協力して、患者さんを笑顔にしていきたいと思います。

読者へも一言、お願いします。

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患者さんは不安や心配事をもっておられると思います。当院は患者さんを緊張させないよう患者さんにお声かけするときにも気を使っていますので、歯科医院が怖いという人も気軽に来てください。話しにくそうだなと感じた場合にはこちらから質問して会話し、最後には不安がなくなっている状態で帰っていただくように心がけています。お子さんからお年寄りまで幅広い世代の方に来ていただいていますが、土曜も診療しているため30代〜50代の働き盛りの方もよく来院されていますよ。美容室に通うような感覚で当院を気軽に利用し、お口の健康を守ってくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/48万4000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/38万5000円~、ホワイトニング/8800円~ 

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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