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村田 佳太郎 院長、村田 美保 副院長の独自取材記事

むらたクリニック

(さいたま市西区/宮原駅)

最終更新日:2023/08/10

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック main

宮原駅より車で約10分、さいたま市西区の地で2011年に開業した「むらたクリニック」は、整形外科と内科を標榜。大学病院をはじめ、埼玉県、群馬県の病院にて研鑽を積み日本専門医機構整形外科専門医の資格を持つ村田佳太郎院長が整形外科を担当し、日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の資格を持つ村田美保副院長が内科を担当。デイケア(通所リハビリ)施設を備え、理学療法士の個別施術や指導と本格的なマシントレーニングが受けられる。患者がもし家族だったら「どんな説明をして、どんな治療を提供したら良いか?」そんな思いを胸に日々診療にあたっているという佳太郎院長と、5年後、10年後を見据えた治療がしたいと語る美保副院長。そんな患者第一の治療を心がける2人に話を聞いた。

(取材日2023年7月13日)

一人ひとりに向き合い丁寧な診療を行うことがモットー

こちらに開業されたのはなぜですか?

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック1

【佳太郎院長】帝京大学医学部附属病院から川越の康正会病院、上尾中央総合病院、群馬の老年病研究所附属病院と整形外科の分野でキャリアを重ねてきました。その後再び、大学病院で手術や救急医療に従事し、そろそろ開業を考えようと準備をしていたところ、以前こちらの地域で内科を開業されていた先生が閉院されることを知ったため当地区のお役に立ちたいとの気持ちで開業を決めました。実はここは妻である副院長の地元でもあるんです。
【美保副院長】実家が近いので、私にとっては慣れ親しんだ土地。今では患者さんの家族まで顔見知りです。お子さんの来院も多く、成長をずっと見ながら診察できるのはうれしいですね。

どのような患者さんが多いですか?

【佳太郎院長】お子さんから年配まで得意とする脊椎疾患をはじめ、腰痛・膝痛・肩関節や頸部痛の方、外傷やスポーツ障害、骨粗しょう症などいろいろな患者さんが来院されます。エコーを用いた治療や痛みを緩和するための神経ブロックや関節内注射などの専門的治療を求めて多くの方が受診され、当院の2011年2月開業以来の受診者数は延べ約50万人。今後も整形外科なら何でも対応できるように地域のかかりつけクリニックの使命を果たしていきたいと思っています。また手術が必要な場合には、それぞれの疾患の専門病院へと紹介しますのでご安心ください。
【美保副院長】私の専門は糖尿病と内分泌疾患ですが、内科全般を診させていただいているので、年齢問わず幅広い症状の方が受診されます。

整形外科の診療で大切にされていることは何ですか?

【佳太郎院長】丁寧に話を聞くことを大切にしています。しっかりとお話を伺った後、疾患や治療法についてわかりやすく説明します。一人ひとりに向き合い、情報を正しく伝えて患者さん自身が治療法を選択しやすいような診療を心がけています。整形外科は痛みを抱え、不安な気持ちで来院される方が多いところ。そんな患者さんときちんと話をすることで、帰る時は笑顔になっていただきたいですね。痛みへのアプローチはもちろんですが、まずは医師が顔を見て話すことが何よりの治療であると思っています。そして悩んだ時は自分の家族だったらどうするのか? と考え、治療方針を決めていきます。

内科の診療で気をつけていることはありますか?

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック2

【美保副院長】現状の治療だけでなく、5年後、10年後とずっと先を見据えて患者さんの健康寿命を延ばすためのお手伝いをしたいと思って診療にあたっています。内科にはいろいろな症状、立場の方が来院されます。こちらが一方的に病名と治療法を伝えても、どうしてその治療法が良いのか、患者さんに理解していただくのは難しく、同じ病名であっても個々で治療法は異なってきます。処方薬、検査の間隔、受診頻度など、その人にとって良い治療は何かを患者さんが納得するまで説明し、一緒に考え、オーダーメイドな診療をしていくことが何より大切だと思っています。

クリニック全体で患者をサポート

副院長の専門の治療についてお聞きします。

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック3

【美保副院長】内分泌の分野では甲状腺疾患である橋本病やバセドウ病などホルモンの関係で発症する病気を診察しています。薬物治療がメインとなり、ホルモンの補充や抑制により症状を安定させていくことをめざします。症状が落ち着かない場合や、さらに精査が必要な場合は大学病院や専門医療機関に紹介しますが、安定したらクリニックに戻って経過を診させていただきます。糖尿病はその人ごとにオーダーメイドで治療方針を立てます。データのみで決めるのではなく、病気に無知で悪化させてしまった人には糖尿病についてわかりやすく説明したり、初期の糖尿病でも次の検査まで期間が空くと心配であれば、顔が見たいのでと受診日を前倒しに設定したり、患者さんの未来を考えた診療を心がけています。とにかく困った症状があったらまずは受診してほしいです。

整形外科と内科それぞれを専門とする医師が一緒に診療を行う強みを教えてください。

【佳太郎院長】実は整形外科と内科は最強のタッグだと思っています。整形外科で腰痛治療を行いリハビリに通ってる人が内科も受診していたり、糖尿病の患者さんが合併症で骨粗しょう症になって整形外科にかかったりと、ダブル受診はとても多いんです。大きな病院だとその都度、必要な診療科へ紹介するのは大変ですが、クリニックでは内科で検査したデータを共有していますし、それを見ながら副院長と相談できるので治療を当院で完結させることが望めます。
【美保副院長】糖尿病のある方は整形外科領域の疾患も合併していることが多く、2人で一緒に診療できることは心強いです。1人で運営するクリニックですと孤独になりがちですが、何でも相談できる相手がすぐそばにいるのはありがたいですね。患者さんにとってもクリニックで完結がめざせるのはメリットだと思います。

スタッフとの関係はいかがですか?

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック4

【佳太郎院長】定期的にミーティングを行っての情報共有や、勉強会の開催などで常に連携を図っています。一緒にクリニックを盛り立てていく仲間なので、気軽に話し合える間柄でいたいです。「最近大変じゃない? 何か困ったことはない?」など、スタッフ一人ひとりの顔色や表情を見てコミュニケーションを取るようにしています。特に理学療法士は20代が多く、世代も違うので壁を感じないようなフランクな関係でいたいと思っています。年に数回はスタッフと一緒にフットサルを楽しんだり、飲みに行ったり、風通しの良い職場でありたいと努めています。

患者の健康を第一に、できることは何でも挑戦

通所リハビリが珍しいと伺いました。

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック5

【佳太郎院長】食事、入浴、レクリエーションを行いながら半日以上通所するのがほとんどなのですが、当通所リハビリ施設では90分を1クールとしてリハビリのみのサービスを提供しています。リハビリに特化した1日4クール制、送迎つきでの対応をしております。要支援の方が6~7割を占め、「不安なく在宅での生活が継続できる」を目標に必ず理学療法士が入って運動の仕方の指導や、施術とマシントレーニングの調整を行っています。リハビリ困難な方の受け皿の側面もあり開設しましたが、現在では2~3ヵ月程度の空き待ちになるほどの需要があり、開設して良かったと感じています。

訪問リハビリもされているんですね。

【佳太郎院長】当初から「外来リハビリ、通所リハビリ、在宅リハビリ」のリハビリ一体化構想がありました。患者さんから「通院できないけどリハビリがしたい」といった要望が多くあったのが後押しとなり、2018年頃に念願であった訪問リハビリ施設の開設に至りました。「来所が難しいならこちらから行きますよ」と声がけができるようになったのは非常に大きいと感じています。急性期や術後の方への対応、慢性疾患、要支援から要介護、寝たきり状態とすべてのステージにおいて当院でサポートしたい、一人ひとりに合わせた医療を届けたい一心で、さまざまな取り組みに挑戦しています。最近では、通院のための無料送迎も開始しました。

最後に今後のビジョンをお聞かせください。

村田佳太郎院長、村田美保副院長 むらたクリニック6

【佳太郎院長】今まで来院時にしか予約ができませんでしたが、今秋頃からはウェブやSNSからもできるように準備を進めているんです。より受診しやすいクリニックへと変わっていけたらと思っています。
【美保副院長】糖尿病の治療は日々進化しており、新薬が次から次へと登場してきます。先進の治療が提供できるよう、私も勉強を積み、アップデートしながら当院での診療に役立てていきたいと考えています。

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