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鈴木 王洋 院長の独自取材記事

すずひろクリニック

(さいたま市大宮区/さいたま新都心駅)

最終更新日:2021/03/02

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さいたま市大宮区の医療モール、さいたまメディカルタウン内に構える「すずひろクリニック」。内科をはじめ、リウマチ科やアレルギー科、皮膚科を標榜し、2020年で開業12年目を迎えた。院長を務める鈴木王洋(きみひろ)先生は、アレルギー性疾患の診療や生物学的製剤を利用したリウマチ治療に力を注ぎ続けてきた。また、確固たる診療方針とスタンスを持ち、より早く患者に正しい医療情報を届けたいと、ホームページやSNS、メディアでの情報発信にも熱心に取り組む。「自分の信じたことを行うのみ。救える方がいればできる範囲で医学の力で治療していきたい」と、笑顔を交えエネルギッシュに話す姿が印象的な鈴木院長から、診療方針や治療へのこだわりを中心に話を聞いた。
(再取材日2020年10月1日)

アレルギー性疾患に悩む人に寄り添うクリニック

先生のご経歴と、医師を志したきっかけを教えてください。

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防衛医科大学校卒業後、防衛医科大学校病院と自衛隊中央病院の研修医、自衛隊医官、専門研修医、陸上自衛隊衛生学校研究員、防衛医科大学校病院の膠原病アレルギー内科科長などを務めました。リウマチ、膠原病、アレルギーをメインテーマに、患者さんの診断・治療に関わる基礎・臨床について研究もしていました。1つの病気を診てその本質を解明し、新しい治療法を追求する研究マインドは、開業後も大いに役立っています。医師を志したのは高校生の時、医学研究歴のある現職医師を訪ね、「医師は男が一生をかけるのにふさわしい仕事です」という話を伺ったのがきっかけです。

どのような治療に力を入れていますか?

リウマチ、膠原病、アレルギー疾患が専門ですが、高血圧や糖尿病、高脂血症、高尿酸血症などの内科疾患から皮膚疾患まで幅広く診療するほか、外傷や熱傷に対する湿潤療法も行っています。また、当院は画像診断専門施設を含む医療モールさいたまメディカルタウンの中にあるので、エックス線・エコー・CT・MRIなどの画像診断を行う必要があれば、ただちにそれらの検査設備を利用できる環境が整っています。オンライン端末で診断結果を確認しながら診療を進められるのがメリットで、画像診断で重大な疾患が見つかり、早期手術に結びついた例も多くあります。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

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皮膚疾患の治療は全年齢が対象なので、0歳児からご高齢の方まで幅広く、特に多いのは若い方で、近隣のみならず全国からいらっしゃいます。そのため、土曜日は特に混み合いますね。当院はアレルギー疾患の治療に力を入れていますが、診療は予約の方が優先ですので、電話やホームページからの予約をお勧めします。当院の情報をインターネットで見て、海外から来院される方もいますので、英語での診療にも対応していますよ。また、病気の種類や程度、状態を診て必要と判断した場合には、すぐに適切な医療機関をご紹介しています。

体質改善をめざした本質的なアプローチが必要と考える

院長は、現代人の免疫レベルについて注視されているとか。

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はい。日本では、生活環境の清潔化が急速に進み、感染症にかかるリスクはだいぶ低減したかと思います。ただ、その一方で、現代の人たちは自然や動物に直接触れる機会が少なくなり、寄生虫や感染症との接触も減ったことで、必要な免疫が得られなくなってしまったとも考えられるのです。そういった意味では、適度な感染刺激は良好な健康レベルを保つために必要だと思います。感染刺激が不足し、自然免疫レベルや細胞性免疫レベルが低下すると、アレルギー疾患や自己免疫疾患、がんなどの病気にもかかりやすいといわれます。日本でも現在、アレルギー疾患や自己免疫疾患、悪性腫瘍などが増えていますが、それらの治療の多くは症状を和らげることを目的とした対症療法で、根本的に改善させることを目的とした治療法は少ないのが現状です。特にアレルギー疾患は対症療法のみではなく、体質改善をめざすなど本質的なアプローチが必要だと考えます。

本質的な改善のために、こちらではどのような治療をされていますか?

症状を抑えるための対症療法に加えて、細胞性免疫の働きを高めるための治療に力を入れています。アレルギー疾患は年齢を重ねるほど治療期間が長くなるともいわれるため、できる限り早めに治療を始めていただきたいですね。現代の子どもは自然免疫レベルや細胞性免疫レベルが足りていないことが多いので、ワクチン接種などの対策も必要だと考えています。お子さんが小さいうちにかかりつけ医を決めて、気になることがあればすぐに相談されることをお勧めします。アレルギー疾患は、悪くなってから病院にかかる方も多いようですが、発症する前に受診することが大切です。特に女性の場合、妊娠中には服用できない薬もあるため、ぜひ妊娠される前にアレルギー検査・治療をご検討ください。

ストレスも細胞性免疫の働きに関係があるとお考えだそうですね。

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強いストレスが加わると免疫の働きが弱まると考えられ、口唇ヘルペスや帯状疱疹が出てきたり、風邪や気管支炎、肺炎、膀胱炎などの感染症や粉瘤が炎症を起こして腫れたりするなどの症状につながります。ストレスをなくすこと自体は難しいので、疲れた時は十分に休息を取り、ストレスをため過ぎないことが大事です。こういった患者さんが来られた時は、口唇ヘルペスや帯状疱疹に対する薬も処方しますがマッサージを勧めるなど、ストレスを低減させるために生活改善の工夫を提案することもあります。ストレスが加わった時に不具合が現れるのは体の弱い所が多いので、体調が良い時に弱点を見つけて、適したワクチンを接種する、虫歯や歯周病があれば治療やケアを行う、粉瘤があれば痛みが出る前に切除する、など先に対処しておくことが大切です。

内科、皮膚科疾患と口腔状態の関連性を重視

診療の際に大切にしていることは?

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患者さんが訴える症状以外にも隠れた病気が存在することがあるため、さまざまな角度から検査や診察を行います。例えば、皮膚症状で受診されたとしても、診察に際して血圧測定をします。皮膚の病気だと思っていたけれども、実は内科系の病気だったということも少なくないんですよ。また、私は内科と皮膚科の病気と口腔の状態の関連性に強い関心を持っているため、どのような主訴で来院されてもまずお口の中を確認します。不良な口腔衛生状態は、全身の内科疾患や皮膚疾患に悪影響を及ぼすことがあると考えられるためです。それから、少しの異常も見落とさないために、採血や画像診断などの検査を徹底的に行います。特に画像診断では重大な疾患が見つかることもあるので、その点は力を入れていますね。

口腔内の衛生状態が悪いと、体や皮膚にも影響が出ることがあるのですか?

はい。例えば、親知らずの周りで炎症が起きると、アトピー性皮膚炎をはじめ、ベーチェット病や酒さ(しゅさ)などの病気の遠因、または悪化要因になり得ます。また、歯周病や喫煙習慣が関節リウマチを引き起こす要因の一つになったり、増悪させたりする可能性もあるんです。そのため、アトピー性皮膚炎や酒さなどの治療に入る際には、患者さんに禁煙を推奨するとともに、親知らずや歯石、膿栓の有無など口腔の状況を確認した上で、親知らずがあれば抜歯をお勧めすることもあります。歯周病菌が親知らずの周囲から血液中に入ると動脈硬化や糖尿病、認知症などに影響を与えることもあるので、親知らずを抜くのなら20代、30代の若いうちが良いでしょう。さらに、歯周病を放置すると、慢性腎臓病の悪化につながることもあるので、歯科医院で定期的に口腔ケアを受けていただくのが望ましいですね。必要に応じて、お近くの歯科医院へのご紹介も行いますよ。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんと医師が同じ方向を向いて診療を進めていくために、初診の際はまず当院のホームページでご自身の病気について情報を得てからご来院いただけるとうれしいです。また、アレルギー疾患は年齢を重ねるほど治療期間が長くなるともいわれていますので、できる限り早めに治療を始めていただきたいですね。中には、診療の度にアレルギー治療を勧めていたけれども受け入れられず、7回目の診療で治療を決められた方もいらっしゃいます。健康に自信のある若い世代の方や自営業の方は、多忙を理由に健康診断などを受けない方が多く、病気の発見が遅れてしまうこともあります。大丈夫だと思っていても意識的にご自身の健康を振り返るなど、若いうちから健康を保つ意識を持っていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

トラベルワクチン/(B型肝炎・1接種あたり)5660円
(その他ワクチンの種類など、詳しくはお問い合わせください)

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