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松岡 慎 院長、松岡 京子 副院長、松井 永子 先生の独自取材記事

まつおかクリニック

(名古屋市南区/桜本町駅)

最終更新日:2019/08/28

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名古屋市南区の住宅街にあり、真っ白な建物にブルーの看板が目を引く「医療法人マイルストーン まつおかクリニック」。院内に入ると、木材を使った天井や床、畳のスペース、丸テーブルなど、リビングのように寛げる広々とした待合室が迎えてくれる。町のクリニックでは珍しい総合診療科や形成外科のほか、内科、外科、小児科といった幅広い診療を行う。患者の全身を診る総合的な医療を提供しており、近隣住民の心の支えのような存在だ。今回取材に応じてくれたのは、総合診療医としてさまざまな患者を診察する松岡慎院長、そして形成外科の松岡京子副院長と小児科の松井永子先生。優しい笑顔が印象的な先生たちに、クリニックのモットーや今後の展望など話を聞いた。
(取材日2016年6月16日)

専門分野を持つ医師が集まりチームで医療を行う

それぞれに異なる分野のエキスパートである医師が3人、そして専門外来もあり、診療科目が幅広いですね。

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【松岡院長】当院は、患者さんの全身を診ることができる総合診療所でありたいと思っています。また、幅広く診るといっても医師1人では広く浅くになってしまいますので、それぞれの分野で高い医療レベルを提供するために専門の医師が診察をしているのです。現在は、私と副院長、松井先生の3人で総合診療科、内科、消化器内科、小児科、外科、形成外科、皮膚科、肛門外科をカバーし、そのほかに予約制で整形外科の専門外来、皮膚科の専門外来、そして栄養指導の外来を行っています。エコー検査にも力を入れ、先進の機種を導入して、信頼のおける先生に来ていただいています。また、看護師も7人いますので、お互いにコミュニケーションを大切にしながらチームで医療を行っています。

小児科ではどんな患者さんが多いですか?

【松井先生】一般的な小児科診療をしていますので、風邪症状のお子さんがやはり多いです。私はもともと小児アレルギーが専門ですので、花粉症などアレルギー性疾患や喘息の症状を持ったお子さんなども来院されます。当院には皮膚科の専門外来の先生がいますので、アトピー性皮膚炎のお子さんの場合は、私と皮膚科の先生とで連携をしながら、それぞれの専門分野を持ち寄って多角的に治療を行っています。また、近所に学校がありまして、小学校や中学校の学校医もしています。クリニックに来るお子さんは風邪などを患っていますが、病気だったお子さんたちの元気になった姿を学校で見ることができると、とても元気をもらえますね。

形成外科ではどんな診療を行っていますか?

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【松岡副院長】形成外科というのは一般的になじみのない科目で、特に中部地方では、町のクリニックで形成外科を診療科目に掲げているところは少ないと思います。体表面が専門の外科ですので、傷痕を治療したり、ほくろや皮膚のできものを取る相談に来られる方が多いですね。「この傷痕がきれいに治るとは思わなかった」と言う方や、「今までどこに相談したらいいのか分からなかった」とおっしゃっていただく方もいて、形成外科があることでお役に立てている部分も多いかなと実感しています。また、内科など他の診察でお見えになった患者さんでも、傷痕や先天的なアザといったちょっとした気になることを相談していただければ、専門的なお話しができると思います。

病を見るのではなく、患者を人間的に診察する

医療法人「マイルストーン」と名付けた理由を教えてください。

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【松岡院長】「マイルストーン」とは、街道などの目印の役割を果たす一里塚のことですが、病気という道に迷い込んだ患者さんの道標となって、安心を与えられえる存在でありたいという思いを込めました。当院は私の父が開院をしまして、1988年に父が亡くなってからは閉じていた時期もありましたが、どれだけ良い医療を提供しても、途中で途切れてしまっては患者さんへの責任を果たせないと思いました。そこで、個人病院ではなく医療法人化して、どんなときも普遍的に医療を提供できること、また高い医療レベルを維持し続けること、この2つの普遍性を担保し、いつ来ても安心してもらえる医療を提供し続けたいと思っています。

診療のモットーを教えてください。

【松岡院長】病を見るのではなく、「患者さんを人間的に診察すること」を理念としています。私は開業前、大病院に20年近く勤務し、専門性の高い医療を極めるためにまい進していました。しかし、専門性が高くなるに連れて、その道の第一人者というところへ到達はできますが、患者さんのごく一面のみを診て診察をしていることに気が付いたのです。「私がなりたかった医者はこうだっただろうか?」と考えるようになり、もっと患者さんの目線に立った医療を提供しようと、父が始めたこのクリニックを再開するに至りました。例えば、お腹が痛い患者さんがいたら、虫垂炎かもしれないし、腸炎かもしれない、便秘のせいかもしれませんし、家庭的な問題や学校の問題が根底にあるかもしれません。そういった患者さんの生活背景まで考慮したうえで、診察をしてくことに意義を感じています。町のクリニックだからこそできる、きめ細かなケアをしていきたいですね。

患者さんと接する際に大切にしているのはどんなことですか?

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【松井先生】小さなお子さんはなかなか自分の症状を訴えることができませんので、患者さんの様子をよく観察することが大事だと思っています。また、ある程度の年齢のお子さんは、保護者の方からだけではなく、なるべく本人から症状を直接聞くようにしています。
【松岡副院長】高齢者の方は人生における先輩ですので、尊敬の気持ちを持って丁寧な言葉で接するように心がけています。また、お子さんの場合は恐怖心を和らげられるように、痛みを伴う処置を最後に行ったり、できるだけお母さんに抱っこしてもらうなど、お子さんが怖がらないよう、そして病院に来るのが嫌になってしまわないように注意しています。

普遍性を保ち、いつでも安心して通えるクリニックに

清潔感のあるきれいな院内ですね。

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【松岡院長】父が1973年に建てた旧松岡外科を、2010年に改修工事して今の状態になりました。待合室などは、木材をふんだんに使い、畳のスペースを設けるなど、家のようにくつろげる空間にしました。患者さん同士がご近所さんで話が弾むこともあるので、丸テーブルを配置して、待合室が交流の場になればいいかなと思っています。また、診察室には私のお気に入りの絵を飾ったり、副院長の趣味でクラシック音楽をBGMにするなど、リラックスしてもらえる空間作りを心がけています。

今後の展望を聞かせてください。

【松岡院長】普遍的であることがすごく大事だと思っています。普遍的というのは変わらないことではなく、常に進化して最先端を走り続けるということです。高いレベルの医療を保ち続けて、不安で悩んでいる患者さんやそのご家族のお役に立ちたいと思います。
【松岡副院長】院長先生のおっしゃるように常に医療レベルを上げていくことを意識しています。日々の研鑽を重ねることはもちろん、最新の治療法や機材なども取り入れて、いつでも安心してかかってもらえる場所であり続けたいですね。
【松井先生】1人の患者さんを長期的に見せてもらって、その時期に応じたサジェスチョンができるような診察をしていきたいと思います。また、小児アレルギーは増えていますが、アレルギー疾患を発症しやすい患者さんを把握して、症状を発症せずにすむ、予防という面にも力を入れていきたいです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

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【松岡院長】体に異変を感じても、「どこに相談していいのか分からない」という場合、当院には総合診療科もありますので、友達のおじさんに相談する感覚で気軽に来院してもらいたいと思います。また、薬が好きではないから病院には行かないという方がいますが、漢方薬も広く取り扱っていますのでまずは相談ください。
【松岡副院長】女性はどうしても家族のことにかかりっきりで、自分のことは後回しという方が多いように思います。ご家族のことで病院に来た時には、ご自身の心配事もお気軽にご相談ください。患者さんのことは家族や親戚のような気持ちで接していますので、家族そろって安心してかかってもらいたいですね。
【松井先生】お子さんのことを何かと心配されている親御さんは、一人で抱えて悩んでしまいがちですが、肩に力を入れずに、ちょっと聞いてみるという感覚で当院にお越しいただけたらと思います。

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