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荒巻 美隆 院長の独自取材記事

かもい南口歯科・口腔外科

(横浜市緑区/鴨居駅)

最終更新日:2022/06/15

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JR横浜線の鴨居駅南口より徒歩1分というアクセス至便の立地にある「かもい南口歯科・口腔外科」。間口の広い全面ガラス窓のフロントは、明るく誰もが気軽に入れるような雰囲気。診察時間も夜遅くまでと通勤や通学で忙しい患者が通いやすいよう気を配っている。専門的な治療にも対応し得る技術力を持ち、丁寧でわかりやすい説明をモットーとする荒巻美隆院長は、大学病院や総合病院で多くの難症例に携わってきた口腔外科のエキスパート。口腔外科のみならず、虫歯から歯周病、小児歯科と、専門性を生かした幅広い診療を行っている。「地域密着とよく言いますが、きっと『人』に密着することが町の歯科医院の役割」と穏やかな笑顔で語る荒巻院長に、診療への真摯な想いを聞いた。

(取材日2022年5月31日)

口腔外科の専門性を生かし、地域医療に貢献したい

開院の経緯や思いをお聞かせください。

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鶴見大学歯学部を卒業した後は同大学の第一口腔外科学教室に残って研究と治療を重ね、鶴見大学歯学部附属病院、吉田病院、帝京大学医学部附属病院、神奈川県立循環器呼吸器病センター、東芝林間病院、横浜総合病院、千葉中央メディカルセンターの口腔外科や麻酔科など、多くの大学や総合病院の先端の医療現場で口腔外科を専門にキャリアを積んできました。そんな中、自分のクリニックを持って、地域の歯科医療に貢献していきたいという思いが強くなり、2010年、鴨居駅から徒歩1分というこの場所での開院に至りました。1人でも多くの患者さんの役に立ちたいと開院したので、忙しいことを理由に治療開始が遅れてしまった方や、治療を諦めてしまった方に喜んでいただけたらうれしいです。

院内の設計やデザインにかなりこだわったそうですね。

院内の照明の種類や位置を工夫し、間口を大きくとって、「明るく清潔感があり、誰もが入りやすいクリニック」というのをコンセプトにデザインしました。ガラス窓に目張りしているクリニックが多いですが、当院ではあえてガラス張りにして外からでも中の様子がよくわかるようにしています。1階は待合と受付を備え、広々としたスペースをとってあります。2階の診療室はオープンスペースになっているので、私やスタッフが歩きやすい導線が確保できていますし、患者さん全体を常に観察できるので安心です。また、衛生管理に対しては、もともと私は総合病院や大学病院での診療経験が長く厳格なルールに基づいて診療してきました。そのため、開業してからも、消毒や空気清浄、待合室のソーシャルディスタンス、器具の滅菌消毒の徹底など、医療施設として基本的なことはしっかりと守っており、感染症対策につなげています。

どんな患者さんが多いのでしょう?

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一見、高齢の方が多いような印象を持たれますが、統計を取ってみると面白いほど偏りがなく、0歳から90代の方まで幅広くお越しいただいています。お仕事をされている方、高齢の方、学生さん、小さなお子さん連れの家族など、いろいろな生活背景の方がいらっしゃいますね。これは駅前の地域密着型のクリニックならではの特徴ではないでしょうか。もともとめざしていた医療のかたちに近く、ここで開院して本当に良かったと思います。日々、患者さんの言葉に耳を傾けて真摯に向き合うことを大切にしています。

「地域に密着」「人にも密着」で幅広い悩みに向き合う

口腔外科を専門にしているクリニックならではの強みは何でしょうか?

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一般的な治療の中にも口腔外科のテクニックや経験を加えることで、より良い治療の提供に努めています。当院の強みは、ほかのクリニックでは対応できない治療まで網羅していることだと思います。抜歯、粘膜疾患、親知らず、できものなど、日常的に外科的な治療を要することって意外と多いんですよ。また、口腔がんがあった場合でも、これまでの知見を生かし、小さな病変も見落さないよう細心の注意を払っています。開業医として実際に口腔がんに携わった経験のある歯科医師は非常に少ないそうですが、きちんと診ていれば口腔がんの患者さんはまれにいらっしゃって、その場合は速やかに総合病院に紹介します。親知らずの抜歯で来られる患者さんも多く、口腔外科の専門性を生かしたきめ細かい対応で、患者さんの幅広い悩みに応えられる歯科医院をめざしています。

先端の医療現場では命に関わる重症の患者さんも多かったそうですね。

口腔外科は首から上、目から下の部分の外科ともいわれ、悪性腫瘍の手術、終末期緩和医療、事故で顔面骨折した人、ケンカによる外傷、がんの患者さんの舌やリンパ節の切除や骨のない人への腰の骨の移植など、多くの難症例に携わってきました。いつもポケットベルが手離せず、体力的にとても大変な毎日でした。しかしその分、患者さんにありがとうと言ってもらえる瞬間が本当にうれしかったです。

勤務医時代と今ではどのような変化がありましたか?

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大学病院や総合病院に勤務していた頃はひたすら目の前の患者さんを治すということに集中していましたが、今は患者さんが何を求めてここに来るのかを考えるようになりました。「虫歯を治して終わり」ではなく、一人ひとりの患者さんの背景にも思いを巡らせてみると、もっと美しい歯を手に入れたいと審美的な治療を希望されたり、せっかく治った歯を二度と虫歯にしたくないと予防に関心をお持ちだったり、実にさまざまなんです。勤務医時代は「医学」という観点から患者さんを診ていましたが、今は「社会」や「心」という視点からも診るようになりました。地域に密着することも大切ですが、「人に密着」して親身に寄り添う姿勢が、町の歯科医院として望まれているんだなと気づかされました。

患者の「気づき」につなげるため、説明は丁寧に

先生は麻酔も得意分野だそうですね。

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大学病院や総合病院で私は口腔外科専門の歯科医師としてだけでなく、外科や整形外科など他科の患者さんの手術に麻酔担当としても携わってきました。最近「無痛治療」という言葉をよく見かけますが、医学の観点からは完全に無痛ということは基本的にあり得ません。ただし、痛みを極力抑えていくことは可能です。その点では麻酔科でそれなりに痛みを抑えるテクニックを磨いてきました。また、麻酔を行う際は全身の状態を管理することも重要で、心臓疾患や高血圧症の方などが歯科治療を受ける場合は、お口の中だけでなく全身の状態にも気を配り、万一急変するようなことがあれば迅速で適切な対応が求められます。どのような患者さんにも安心して治療を受けていただけるよう、専門性を生かして最善を尽くしたいと思っています。

丁寧でわかりやすい説明がお得意だと伺いました。

毎日しっかり歯磨きをしているのに虫歯になってしまうと悩んでいらっしゃる患者さんや、お子さんの歯磨きを一生懸命されている親御さんに歯磨きについて相談されることがあるのですが、虫歯予防は細菌との戦いなので簡単に言えば菌を繁殖させなければいいんですね。掃除と同じで、やみくもに時間をかけなくてもポイントを押さえて要領よくやれば短時間でも十分なんです。お口の中は一人ひとり違いますから、モニターで実際にご自分のお口の中の様子を見ながらブラシの使い方や見落としがちな箇所を説明すると、患者さんが「あ!」と顔つきの変わる瞬間があったりすれば、しめたもの。患者さんの取り組む姿勢が変わるので、当院では教科書どおりの説明ではなくその方に合わせた何らかの気づきのある説明を心がけています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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開院当初は軌道に乗るよう無我夢中で頑張っていましたが、12年目を迎え中学生だった患者さんが社会人になってあいさつに来てくれるようにもなりました。私自身も親となり、自分をここまで育ててくれた地域の皆さんに恩返ししたい、これまで培ってきた経験と専門性を生かし、今まで以上に患者さんに喜んでいただけるかたちで還元していきたいと思っています。皆さんから「この町にかもい南口歯科・口腔外科があって良かったわ」と喜んでいただけるようスタッフ一同頑張っていますので、お口の健康のこと、不安なことがあればどうぞお気軽にご相談ください。また、歯科嫌いで歯の治療に「痛い、怖い」というイメージをお持ちの方も、ぜひ麻酔の分野でも豊富な経験を積んできた私の治療を受けてみていただければと思います。

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