岸田こどもクリニック
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スギ花粉症の舌下免疫療法について
最終更新日:2026/07/16 16:52
7月になり来年度のスギ花粉症対策の1つとして舌下免疫療法の開始タイミングです。この時期に開始すれば来年度のスギ花粉症状の軽減が期待できます。舌下免疫療法は、アレルゲン(原因物質)を毎日少しずつ体内に取り入れることで、アレルギー症状を改善し、将来的に薬を減らせる可能性のある治療です。
治療の流れ:①治療適応の確認【開始前のアレルギー検査結果、症状、年齢(小学生以上)等から判断)】②開始日の受診では医師の診察後、処方箋を発行します。発行された処方箋を持って薬局へ行き、お薬を受け取ってください(当クリニックが院外処方のため)。③再び院内に戻り、医師の面前で初回内服していただきます。④その後待合にて30分間の経過観察をさせていただきます。問題がなければ帰宅となります。⑤翌日からご自宅で毎日1回忘れず服用してください。⑥約1か月ごとに定期受診していただき、その際、副作用の確認と継続処方を行います。⑦年に1回程度、血液検査で、アレルギー検査推移と副作用のないことを確認します。⑧舌下免疫療法は長期間の継続が必要な治療です。少なくとも3年、5年程度の継続が推奨されます。以下のような症状が出たら治療中断し、ご連絡ください。口の中の強いかゆみや腫れ/息苦しさ/強い咳/じんましん/その他、いつもと違う強い症状など。⑩舌下免疫療法の有効率は70~80%とされています。治療を行っても効果が現れない方もいます。完全に症状がなくなる方が10~20%、症状が軽くなり、お薬の使用量などが減る方が50~60%と報告されています。

