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子宮頸がんワクチン(男女)について

最終更新日:2025/06/04 13:06

~子宮頸がんワクチンについて~
【はじめに】子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染を予防し、子宮頸がんの発症リスクを大幅に減少させる効果が見込めるとされています。
また、ヒトパピローマウイルスは、子宮頸がんだけでなく肛門がんや尖圭コンジローマを予防するためのワクチンです。男性から女性への感染を予防するだけでなく、男性自身の病気も予防が期待できます。そのため男性への接種も勧められています。
【定期接種対象者と接種ワクチンの種類】小学6年生(12歳)から高校1年生相当(16歳)の男女で接種が勧められます。女性には、より広範囲のHPV型に適応がある9価ワクチンを男性には4価ワクチンが接種可能です。
【接種スケジュール】9価ワクチン(女性)の場合15歳未満では、1回目と2回目の接種を6か月以上あけて行う2回接種が推奨され、15歳以上では、3回接種が必要で、通常は初回から2か月後に2回目、初回から6か月後に3回目を接種します。
一方、4価ワクチンの場合(男性)は3回接種が必要です。
【効果と安全性】HPVワクチンは、特に初交前に接種することで、対応するHPV型の感染の予防が期待できるとされています。また、安全性については、過去に副反応への懸念から接種勧奨が一時中止されていましたが、その後の研究でワクチンと症状との因果関係は否定的とされ、2022年4月から積極的な接種勧奨が再開されました。筋肉内接種に伴う接種時の痛みの出現は多く認められますが、接種後の接種部位の腫れや痛み、赤みは軽度です。また、倦怠感、頭痛なども他のワクチン接種時と同様に軽度に出現します。
【その他の注意点】子宮頸がんは予防可能ながんの一つです。HPVワクチン接種と定期的な検診を組み合わせることで、発症リスクを大幅に減らすことができます。

詳細はこちらから https://kishidakodomo.com/vaccine/

 



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