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村田 隆 院長、村田 正人 先生の独自取材記事

村田歯科医院

(横浜市西区/横浜駅)

最終更新日:2022/03/11

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横浜駅西口から徒歩1分という立地の良いビルに入る「村田歯科医院」。1976年に開業し、家族代々で通院する人も多いというアットホームなクリニックだ。幅広い年齢層の患者のニーズに、高い専門性で応える同院の一番の特徴は、クリニック内で一般歯科と矯正歯科の診療を行えること。一般歯科を担当する村田隆院長は、以前は大学で補綴を専任で教えていたエキスパート。息子の村田正人先生も大学の歯科矯正学教室専任教員だった経験を生かし、裏側矯正ではほとんどのケースに対応できるという。「どのような患者でも、どのような状態でも診ることが地域のかかりつけ医として最も大切」と語る2人に、そのポリシーや専門とする治療のことなど、広く語ってもらった。

(取材日2021年11月30日)

一つのクリニックで一般歯科と矯正歯科の診療を両立

歴史あるクリニックとお聞きしました。

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【隆院長】開業は45年前の1976年です。開業前は日本大学歯学部歯科補綴学教室で専任講師として、歯が欠けたり、失われた部分を義歯や入れ歯などで補う治療法を学生に教えていました。しかし、もっとトータルで治療したいという思いと、たくさんの患者さんと接したほうが、歯科医師としてできることが多いのではという考えから、当院を開業するに至りました。
【正人先生】私は2010年から常勤として矯正を担当しています。当院はご家族でいらっしゃる方が多く、例えばおじいさんは義歯のチェック、娘さんは定期クリーニング、お孫さんは矯正治療のためと親子3世代で通っているケースも多いですね。

一つのクリニックで一般歯科と矯正歯科の診療を受けられるのですね。

【隆院長】私が一般歯科、息子である正人先生が矯正歯科の担当です。補綴でできないことは矯正で補い、矯正で必要があれば補綴をするなど、いろいろな面で相乗効果が期待できます。時には一般歯科の観点と矯正歯科の観点で、治療方針がぶつかることもありますが、それも勉強の一つ。お互いがいち歯科医師として認め合って、良いライバルとしてベストを尽くしています。
【正人先生】例えば噛み合わせが悪くて顎が痛いと受診された患者さんがいた場合、まず補綴で仮歯を作って高さを合わせて、矯正で適切な位置へと歯を動かしていき、最終的に新しい歯を入れるといった対応も可能です。こういったケースも、一つのクリニックで一般歯科と矯正歯科の診療ができるからこそスムーズに進められると思います。

クリニックの診療方針を教えてください。

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【隆院長】どんな方でも、どのような状態でも診ることを心がけています。補綴が専門でも、ほかの治療ができなければ意味がありません。「町の歯医者はなんでもできなければいけない、しかもハイレベルでなければいけない」というのが私の持論です。ですから、オールマイティーでハイレベルな治療をめざし、患者さん一人ひとりにベストを尽くしています。
【正人先生】父は大学で教えていただけあって、質の高さについて非常にこだわりを持って診療にあたっていますね。矯正歯科の治療方針としては、どこかを治せばよいとは限らず、総合的に診察するようにしています。一部だけを矯正しても、そのほかのところに影響が出てしまうことも。だからこそ最初にきちんと検査した上で、必要な治療や費用面などを常に正直に患者さんとお話しして、選択していけるようにしています。

情報に惑わされず、検査を経てからの矯正を

こちらではどのような矯正が受けられますか?

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【正人先生】当院では機能面・審美面の回復をめざし、きめ細かい診断、分析を行い、それぞれの患者さんに合った矯正に取り組んでいます。私は大学で指導する立場にもあったため、さまざまな症例を経験していることも強みです。特に注力している矯正器具が目立ちにくい裏側矯正は、ほぼすべてのケースに対応可能です。もちろん、患者さんの選択肢を広げるために一般的なワイヤー矯正や、マウスピース型装置を用いた矯正も導入しています。小児の矯正では、マウスピースのような機能装置を用いて、口の周りや舌の動かし方を正しく鍛えることを図り、後天的に歯並びが悪くなる要素を減らす目的の処置もあります。大人の矯正は、歯と歯茎があり、土台がしっかりしていれば高齢の方でも可能で、中年の方が高齢になる前の環境整備として行うケースも多いです。

矯正は長い治療になるので慎重になります。どう選べばいいのでしょうか?

【正人先生】矯正はちまたに情報があふれていますから、幅広い情報を得てクリニックを受診するのはいいことだと思います。その際気をつけてほしいのは、値段や特定の装置、抜歯の有無といった各論のみでご自身の矯正方法を決めてしまうこと。矯正はさまざまな種類がありますが、それらは装置の種類でもあります。その装置は、内科などでもらう薬と同じと考えてほしいんです。この薬を下さいと内科に行く方はほとんどいませんよね。矯正も普通の病気と同じように捉えて、まずは骨格のエックス線検査などをして、その検査結果から自分に合った装置を選択できるものだと思います。矯正の目的は単に歯を並べるだけではありません。噛み合わせなど、医学的根拠に基づいて判断し、総合的に口腔環境を改善していくことが大切ですから、それがかなうクリニックを選んでいただきたいです。

もともと正人先生は、なぜ矯正歯科を専門とされたのですか?

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【正人先生】矯正は大学の外でも中でも役立つと考え、歯科矯正学教室で学ぶことにしました。当時の大学ではワイヤーを重視していたので、朝8時から終電まで嫌というほど曲げ、もうワイヤーなんて二度と見たくないと思ったこともありますが(笑)。実際に矯正治療をするようになると、その面白さにどっぷりとはまってしまいました。矯正治療は「前歯を治す」という目的でも、歯の大きさや生え方、位置などによって一人ひとり治療はまったく異なります。難しいケースほどやりがいを感じますし、患者さんも喜んでくれますね。また先ほどのワイヤーの話も、あの時身についた適切に曲げる技術が、実際の診療でとても役立っています。

歯科における全領域カバーできるクリニックをめざして

顎変形症の診療にも積極的に取り組んでいるとお聞きしました。

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【正人先生】顎変形症は、受け口と呼ばれる下顎が前方に突き出している下顎前突症や、逆に引っ込んでいる下顎後退症、左右にずれる顔面非対称症など、矯正だけでは正しく治療できず、骨格に対して外科治療も必要な病気です。当院は外科と連携して、それらの治療を保険診療で行える指定自立支援医療機関、顎口腔機能診断施設であるため、認知度も高まってか患者さんの数も増えています。骨格の異常によって気道が狭くなることから、睡眠時無呼吸症候群に悩まれていらっしゃる方もいます。顎変形症かどうかは矯正を専門とする歯科医師でも診断が難しいため、指定自立支援医療機関および顎口腔機能診断施設を受診し、適切な診療を受けることが大切だと思います。矯正は終わったのに不具合が残る方や、他院で断られてしまった方も、当院なら助けになることがあるかもしれません。一度ご相談ください。

こちらには歯科技工士が常駐していますが、どんなメリットがありますか?

【正人先生】迅速で適切な治療が可能となります。例えば義歯などは外注に出すよりも大幅に時間が短縮でき、歯科技工士も実際の診療を見ていますから、それぞれの患者さんに適した義歯を作ることが可能です。また、矯正歯科でもちょっとした研磨を頼むなど、急なお願いにも対応してもらえます。外注に出すよりも費用も抑えられるため、そういった面でも患者さんの負担を軽減できていると思います。何よりも患者さんの健康が一番ですから、できる限りベストな選択肢を選べるようにサポートしていきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【隆院長】横浜という多様な人が集まる場所で開業する以上、今後も一つに偏ることなく、歯科におけるすべての領域に対応できるクリニックでありたいです。義歯治療に関してですが、自分も義歯治療をされる患者さんと同世代になってきたので、自分が患者だったら、と考えながら常に治療に臨むよう心がけています。
【正人先生】審美面を第一に考えて矯正を始める方でも、機能面の回復が見込めるとおのずと見た目もついてきます。矯正治療は、インターネット検索などでさまざまな情報を目にすることができますが、良い言葉だけに惑わされずに、総合的に判断し、しっかりと検査をしてご自身に合った矯正を選んでいただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/33万円~、成人矯正/66万円~、裏側矯正/93万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/71万5000円~、矯正用アンカースクリューを用いた矯正/70万円4000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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