新百合ヶ丘石田クリニック

新百合ヶ丘石田クリニック

石田 一雄院長

頼れるドクター

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治療の鍵となる薬の説明は、マニアックなほど尽くす

―喘息の薬で注意点はありますか?

薬が効いてくると症状は治まります。ただし、治ったと勘違いして薬を止めてはいけません。抑えていた症状が出て再発するだけでなく、喘息では「リモデリング現象」といって気道が構造変化を起こし、効いていた薬が効かなくなってしまうのです。なるべく薬は使いたくない気持ちはわかりますが、自己判断で服用を止め悪化して再治療して、というのを繰り返してしまうと、どんどん薬を強くしていかなければなりません。当院には中~重度の喘息の方が多いのですが、そのような方には先進的な皮下注射薬を用いたりもします。その他の治療法としては、気管支に熱を加えて物理的に広げる気管支熱形成術というのがあり、その場合は、私が呼吸器内科講師を務めていた聖マリアンナ医科大学病院などに紹介しています。

―こちらの診察室には、喘息の薬が各種並べてありますね。

実際の薬を、患者さんにお見せするために置いています。処方箋を持っていけば薬局で使い方も含めて説明はしてくれますが、当院では、初めて吸入薬を使われる患者さんに、私やスタッフが実際に使って吸ってお見せします。そうすることで怖い薬ではないのだと安心いただければと思っています。また、薬の使い始めには、説明を受けたようにきちんと使おうと皆さん思っていただけますが、しばらく使っていると何となく我流が出てきてしまうものでしょう。でも、喘息の薬の効果を最大限にするには、正しい吸引が欠かせません。ですので、患者さんには何度でも私やスタッフが吸入法を指導します。吸入薬の種類にもよりますが、力いっぱい、胸いっぱいに吸い込んだら、秒針で確認しながら10秒間たっぷりと息を止めます。そして鼻からゆっくりと吐き出すのが、当院が指導するやり方です。実際に吸入指導を受けると、なるほどという表情をされる方が多いです。

―目の前でやっていただけると、わかりやすいですね             

鼻から吐くのにも理由があって、口からだとせっかく入れた薬が外に出てしまいやすいのと、もう一つ副次的な効果として、鼻に存在するアレルギー症状を抑えることも期待できます。空気が通る箇所の粘膜の内側の性質は、鼻腔も咽頭も気管支も皆共通しているので、喘息の人はそのどこにでもアレルギー性の炎症を起こしやすいのです。実際に患者さんで指導通りに薬を使っていたらアレルギー性鼻炎が治ってきたという方もおられます。とにかく、喘息の治療のカギとなる薬については、実際にやって見せたり説明を丁寧にしていったりして理解を深め、症状の改善、そして快適な日常生活につなげていきたいですね。

記事更新日:2017/04/13


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