新百合ヶ丘石田クリニック

新百合ヶ丘石田クリニック

石田 一雄院長

頼れるドクター

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高度な検査機器で、喘息の状態を精密に把握

―喘息の検査はどのように行うのですか?

通常、呼吸器疾患の検査に用いるのは「スパイロメーター」という、呼吸機能の測定機です。最近のスパイロメーターは、肺機能が何歳程度かわかる肺年齢を測定する機能がついています。当院ではそれに加え、気管支内側の空気の通り具合を測定することで、気管支の狭窄の程度を観察できる「広域周波呼吸抵抗測定器」を導入しています。これらを併用することでより精密な診断が可能です。また、呼気中の一酸化窒素ガスを測定する「呼気ガス分析装置」では気道のアレルギー性炎症の状態がわかります。「呼気ガス分析装置」は、以前は特別な専門施設で巨大な機器を使用して測定する保険外検査でした。今は測定機器がコンパクトになり保険適応となったので、当院でも早速導入しました。そのほか、喘息を重症化する恐れのあるインフルエンザ感染症の検査機器も、発症直後でも反応の出るタイプを2台導入しています。

―喘息における、検査の重要性はなんでしょうか?

はっきりとした自覚症状が出る前の「隠れた喘息」の方に、検査結果を示すことでご自分が喘息だと認識していただくのに役立ちます。もちろん、検査によって気管支の空気の通り具合や狭窄の度合い、炎症の状態などを精密に把握できるので、それに合わせて吸入薬を処方していくことになります。喘息は、かつては年間7千人以上が亡くなっていた病気ですが、90年代に革新的な吸入ステロイド剤が開発されて患者数が激減したのです。今は薬のおかげで致死的な発作も激減し、日本でこの20年ほどで死亡者が最も激減した病気といわれています。

―薬による治療が大切なのですね。

そうです、継続的な治療が大切ですね。喘息の治療薬で、特に、吸入ステロイド薬と吸入気管支拡張薬が重要な薬です。以前は、別々に吸入が必要でしたが、今はこの2種類の吸入薬の合剤が出て扱いやすくなりました。喘息治療で大事なのは症状をなるべく早く落ち着かせることで、その後は24時間365日、お線香の煙を吸ってもインフルエンザや肺炎を併発しても、発作が出ないようにするのが理想です。暖かい時期は症状が出にくいので安心ですが、冬場や花粉の時期は発作が出やすく、苦労します。喘息患者さんが花粉症を併せ持つ確率も高く、花粉症でアレルギー性鼻炎が出ると気管支のアレルギー症状も悪化してしまうので大変なんですね。他にも激しい運動後や深夜から明け方の時間帯、暖かい所から急に寒い所に行った時などに発作が出やすいですが、当院ではそういう喘息患者さんに厳しい条件下でも症状が出ず快適に生活できるよう治療を行います。

記事更新日:2017/04/13


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