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森脇 伸充 院長の独自取材記事

もりわきデンタルオフィス

(大阪市淀川区/南方駅)

最終更新日:2020/04/01

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西中島南方駅から徒歩7分の場所にある「もりわきデンタルオフィス」。痛みを最小限にした治療を心がけ、幅広い世代が通うクリニックだ。「患者さんの希望に耳を傾けベストな治療を提供したい」と語る森脇伸充院長。先進機器の導入や知識・技術の習得にも余念がない。また、勉強熱心な院長にならい、歯科衛生士も積極的に外部の勉強会に参加し、学んだことは院内ミーティングで共有しながら日々の診療に生かしているそうだ。2018年9月に移転開業し、カウンセリングルームを拡充するなど、より一層患者の多様な悩みに寄り添っていきたいと意欲を見せる森脇院長に、歯科医師としての考え方や診療のスタンスについて話を聞いた。
(取材日2018年10月13日)

初心を忘れず、患者の将来を見据えた治療に取り組む

開業までの歩みをお聞かせください。

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子どもの頃、矯正のために歯科医院に通っており、そこの先生に憧れたことが原点かもしれません。九州大学歯学部を卒業後は福岡で2軒の歯科医院に勤務しました。3年ほどで大阪に戻るつもりが、大学時代にサーフィンにはまり、サーフィンをするには大阪より福岡のほうが便利だったため結局7年ほどいました。食べ物もおいしいし温泉もある。そのまま福岡で開業することも考えましたが、将来的なことも考えて地元であり親が暮らす大阪で開業することに。「しっかり治そうと考えている患者さんをしっかり全力で治すこと」を目標に掲げました。

そのような目標を掲げられた理由は?

歯科治療は一口腔を一単位として捉えないと、その場限りの治療では後々悪化してしまうことがほとんどです。先々のことまで考えての治療を求める患者さんと向き合いたかったからです。間に合わせではなく、将来を見据えて治療しておくと10年、20年後の状態が全然違うという例を勤務医時代に多く見てきました。長く歯の健康を保つことを前提とした治療をしておけば、トラブルに見舞われる可能性も低くなり、高齢になってからも自分の歯を残しやすい。結果的に生涯で歯科にかかる費用も通院する手間や時間も減らせます。口内環境が整っていれば全身疾患にもなりにくいですしね。

先々まで考えた治療が大事なのですね。

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ただし自費診療になる場合もあるのでしっかりご説明し、ご納得いただいて最適な治療を提供したいと考えています。とはいえ、開業直後は失敗もありました。インプラントをお勧めするにしても「断られるだろう」とか、矯正したほうがよくても「この患者さんは矯正はされないかな」などと思いながらお勧めしても説得力はないわけで。開業して3年目ぐらいの頃、本来はインプラントをご提案するべき患者さんに「勧めてもまた、断られるだろう」と決めつけてお話をしなかったことがあったんです。しかし患者さんのほうから「私もインプラントができるはずなのに、なぜそう言ってくれないのですか。私はしっかり治したいのに」と言われ、初心を忘れていたことに気づき、衝撃を受けました。それを機に患者さんへの接し方が変わりましたね。

90歳まで考えた「生涯治療」へ徹底した説明を

紹介で来院する患者さんが多いとお聞きしました。

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新規の患者さんのうち約半数はご紹介です。地域の方にお越しいただき、その方がお知り合いに勧めてくださるのはうれしいですね。来院されているのは15歳未満、15歳から65歳、65歳以上の方それぞれ三分の一ずつという患者層で、予防・メンテナンスにいらっしゃる方が多いことも当院の特徴です。子どもの矯正は、長い人生において歯周病・虫歯による将来の歯の喪失の予防となりますし、大人でも虫歯の治療後にメンテナンスに通われる方が増えてきました。最近は患者さんの予防意識も高まってきて、それにお応えすることが私たちの務めだと強く感じます。

予防にはどのように取り組まれていますか。

成人の場合はメンテナンスを中心とした予防が基本です。歯を失った場合、ただ単に義歯やインプラントを入れるだけではなく、一口腔を一単位として口の中全体を捉え、しっかり噛めるようにすることが重要です。超高齢社会ですから80歳、90歳まで考えた「生涯治療」に取り組まないといけません。治療をした歯は、どうしても天然歯に比べて弱いためメンテナンスをきちんと受けていないと歯を失う原因となります。口腔内がどういう状態か、今後どうなるかを伝え、メンテナンスの大切さを理解、納得していただくためにも、患者さんへの説明は重要視しています。メンテナンスを受けられず、歯を失った場合、歯科医師・歯科衛生士など医療者側の説明不足であるところも大きいと考えています。

子どもの歯並びをきれいにすることも注力されているとか。

開業して、歯並びの悪いお子さんが多いことに驚きました。年々増えていると感じますね。歯並びが悪いと歯磨きが行き届かず、将来的に虫歯や歯周病で歯を失うリスクが高まります。きれいな歯並びは「一生の財産」です。高齢になっても歯がしっかり残っている方は歯並びがきれいな方が多いんです。歯並びが悪いと中年期以降に口内環境が悪化し、早くから入れ歯になる人も少なくありません。当院ではお子さんの顎顔面矯正に力を入れています。また、管理栄養士が在籍していますので、お口のための「食育」を実施しアドバイスを行っています。

顎顔面矯正とはどのような治療ですか。

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上顎の骨を広げるための装置などを使い顔の骨格から根本的に正すことで、歯並びと顔の輪郭を整えると同時に正しい鼻呼吸など健全な成長発育を促す新しい治療法です。上顎の骨は早く成長が終わるため10歳頃までに治療を終える必要があります。遅くても8歳までには始めていただきたいですね。お子さんの永久歯列を整えることは生涯の生活の質向上につながるため「根本的に歯並びと健康を改善していくための矯正治療」と自信を持って親御さんにもご説明しています。矯正は最大の予防処置になるため、当院では『きれいな歯並びはその子の一生の財産になる』をモットーにしています。

「かかりつけ医」として地域貢献をめざす

勉強会などにも積極的に参加されているとか。

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地域の患者さんのどんな症状にも対応できるようになりたいんです。もっと良い治療ができるのなら、どんな努力もするべきだと考えて勉強会に参加しています。最初は虫歯や歯周病をきれいに治す。次はインプラント・審美。歯並びが悪い状態でインプラントは入れられないから矯正を、というように次々に出てくる課題をクリアするためにその都度技術を習得してきました。以前、私も矯正は他の先生にお願いしていましたが、患者さんに「先生は矯正はされないんですね」と言われて自分にもできるはずだ、しなければと。患者さんと接する中で目標が次々見え、勉強を重ねてここまで来た感じです。

9月に移転された院内の特徴を聞かせてください。

院内の広さはほぼ倍になり、治療は1階の「Cure(キュア)」スペースで、メンテナンス、インプラントや矯正、審美などの自費治療は2階の「Care(ケア)」スペースと分けました。エレベーターを設置し、院内はバリアフリー設計となっています。そして、患者さんの話をしっかりお伺いするために、個室のカウンセリングルームを2部屋設置しました。ここでは歯科医師、歯科衛生士だけでなく、トリートメントコーディネーターと呼ばれるスタッフも、治療のゴールや症状説明を行っていきます。また、感染防止対策にオゾンを使ったシステムを導入し、院内の水も空気も徹底してクリーンな環境づくりに努めています。治療では、マイクロスコープも取り入れ、より精密な治療に取り組んでいます。

受診を考えている方々にメッセージをお願いします。

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歯科治療は、保険診療と自費診療では、費用と期待できる効果の差が大きいです。治療方法の押しつけは絶対にしませんし、患者さんのご希望と歯科医師が考える最適な治療プランとのすり合わせをし、しっかり納得されてから治療を開始することを大切にしています。人生100年時代ですから、できるだけ長くご自分の歯を残せるよう、歯科医師としっかりコミュニケーションをとって一緒にゴールを決めて、満足度の高い治療を受けられるクリニックをお勧めします。歯科に限らず、10年後、20年後、そして高齢になった時でも後悔しない治療を受けていただきたいですね。私たちも皆さんの「かかりつけ医」となるべく、スタッフ一同、日々努力を重ねています。当院を選んで来てくださる患者さんの期待に応え、それが地域や社会貢献につながれば私にとって最高の喜びです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/30万円~40万円(1歯)、セラミック/5万円~15万円(1歯)、顎顔面矯正/45万円~50万円、マウスピース型装置を用いた矯正/50万円~90万円、部分矯正/8万円~50万円、成人歯列矯正/80万円~90万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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