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高瀬 栄司 院長、森本 淳詞 副院長の独自取材記事

高瀬・森本ハートクリニック

(吹田市/吹田駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR吹田駅から南に5分ほど歩いたところにある「高瀬・森本ハートクリニック」は内科・循環器内科の専門クリニックとして2010年に開業。院長の高瀬栄司先生と副院長の森本淳詞先生は、ともに20年以上にわたり心臓カテーテル治療を中心とした循環器疾患の診療に携わってきた循環器のエキスパート。長年培ってきたカテーテル手術の技術を、日帰りで患者に反映できるクリニックをつくりたいという思いから開業を決意。近隣の病院とのネットワークを大切に、スムーズな医療連携を実現している。互いを信頼し、尊敬し合っている両先生の姿からは計り知れない絆の深さがうかがえる。二人三脚で日々診療にあたる2人に開業までの経緯や、日々の診療スタンスなどについて話を聞いた。
(取材日2018年10月17日)

長年培ってきた心臓カテーテル技術を日帰りで

長年基幹病院でキャリアを積んでこられた中でどうして開業をお考えになられたのでしょうか?

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【高瀬院長】大きな病院で勤務していますと、患者さんは「この先生にかかりたい、こんな診療を受けたい」と思っても、紹介状もいりますし敷居が高いですよね。必ずしも外来に出ているわけではないので、「今日は先生いないからまた今度」となることもあります。体調が悪いときに診てほしいのに、思うように診察してもらえないという声は聞いていました。そういった中で、フレキシブルにアクセスしやすい状態で、いかに自分たちが理想としている循環器の診療を展開していくかと考えたときに、われわれが今まで培ってきたカテーテル手術の技術を、日帰りで患者さんに反映できるクリニックをつくりたいという思いが強くなって開業を決意しました。

あえてお二人のドクターで診療されている理由をお聞かせください。

【高瀬院長】カテーテル治療が日帰りでできることは、患者さんが楽になって帰ってもらうために素晴らしいことではあるのですが、カテーテル手術である以上、合併症というリスクがあります。そういう面から考えると、複数の医師の目で患者さんの管理をして治療していくことが肝要になります。日帰りで行える病変なのか、という判断力も必要となりますしね。もちろん急いでいるときも医師の手がたくさんあるほうが助かることにつながりやすいメリットもあります。そう考えたときに、考え方、スキルが信頼のおけるドクターとパートナーとして一緒にやりたいと考えていました。大学入学時からの友人でもあり、長年同じ職場で一緒に働いていた森本先生と常々そういう話をしていたので、じゃあやろう!と2人で開業しました。

カテーテル治療後はどのような通院サイクルになるのでしょう?

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【森本副院長】手術翌日に傷のチェックをさせてもらいます。狭心症や心筋梗塞は動脈硬化の病気なので、コレステロール値、血糖値、血圧のコントロールや禁煙を続けてもらうなど、再発の予防として生活習慣を見直してもらうことがとても大切です。今回心臓の血管は治療できても、次に脳梗塞などを起こすと困りますからね。治療後も月に1度程度は引き続き通ってもらうことになります。
【高瀬院長】生活習慣病による動脈硬化をさらに新たな場所で起こさないということを目標にしていかないといけません。動脈硬化は一ヵ所治したら手放しで喜べるという病態ではないので、また今までどおりの生活をしていては他のところに病変が出てくる可能性もあります。生活習慣病をきっちり管理していって、かつ心機能、心電図変化などをしっかりと確認していきながらフォローしていきます。

患者の負担を最小限に、専門性の高い治療を

クリニックでカテーテル治療ができるメリットを教えてください。

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【高瀬院長】通常、治療のために入院が必要となるので、忙しくて日にちが取れないからと、本来カテーテルを受けられたほうが良い患者さんでも「少し考えさせて」とそのまま流れてしまうケースが勤務医時代ありました。忙しい人でも「日帰りでできるなら受ける」と言われる方もいるので、危ない病変をしっかり治療できます。また、病院に入院するとさまざまな管理料などの入院費用がかかりますが、当院にて日帰りで行うと入院費用がかからない分、費用も安く抑えられます。
【森本副院長】カテーテル治療が必要な患者さんがアプローチしやすい点もメリットだと思います。大きな病院の場合、担当医が診察する曜日が決まっていたので「この間行ったのに希望の先生に診てもらえなかった」という声を聞くこともありました。ここは患者さんが来られたら私たちがいないことはないので、患者さんの希望があればいつでもその医師の診察を受けることができます。

日帰りでカテーテル治療を行うことの安全面についてもお聞かせ願えますか?

【高瀬院長】この病変は日帰りで治療できる病変かどうかを判断する目を自分たちの経験値から持っているので、日帰りが難しい場合は連携している病院に適切に紹介します。日帰りで治療できると判断した患者さんの場合は、しっかりと事前に説明をし、仕上がりまできっちりと見て、拡張、遅延造影もない、合併症もない、心電図変化も安定している、という状態を確認して終了します。日帰りですので夜中に万が一急変が起こってはいけませんので、緊急用にわれわれ医師の携帯番号もしくは連携を取っている吹田済生会病院の緊急連絡先をお伝えしています。

生活習慣病を予防するために気をつけたほうがいいことはありますか?

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【森本副院長】血圧、コレステロール、血糖が高くても自覚症状はまったくないんですね。自分は健康だと思っていても、知らない間に生活習慣病が進行してしまっていて、気がついた時にはもう血管が狭いということになりかねません。それを防ぐためにも検診など症状がなくても年に1度くらいは自分のメンテナンスに気を使っていただけたらと思いますね。
【高瀬院長】会社の健康診断や市民検診なんかもそうですし、せっかくのチャンスを無駄にしないで検診を受けてほしいですね。そして検診で何か指摘を受けたら、症状がなくても、この検診の結果は将来にどうつながっていくのかを理解しながら生活していってほしいです。

長く続く治療だからこそ、理解してもらうことが大切

診療の際、患者さんと接するときに心がけていることは何ですか?

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【高瀬院長】大きな声ではっきりと、納得してもらえるまで何回でも説明するように心がけています。カテーテル治療が患者さんとの出会いのきっかけでも、その後の生活習慣病のコントロールが新たなスタートになるので、患者さんに理解してもらえないと治療が中断してしまいます。だから根気よく説明することを心がけていますね。
【森本副院長】どうしてその薬を飲んでいるのかをよくわかっていない患者さんもいらっしゃいます。だから、「血圧を下げるためにこの薬を飲むことで、ゆくゆくは動脈硬化を予防することにつながるんですよ」というふうに、患者さんに納得してもらえるよう、しっかりと理解してもらえるまでわかりやすく説明することに気をつけていますね。

なぜ、多くの診療科の中で循環器科を選ばれたのでしょうか?

【森本副院長】今でこそがんも治療できる病気ですが、僕が医師になったばかりの頃は、がんはなかなか退院できずに入院が長引くことが多く、治療するほうもつらくなるんじゃないかという思いがありました。でも、心臓の病気はきっちりと治療してあげれば元気に歩いて帰ることができます。そういうところに魅力を感じ決めました。
【高瀬院長】院内でもし患者さんが急変で倒れられた場合、救命できる医師って循環器内科の医師だと思うんですよ。そういうところに魅力を感じて。先輩からも「循環器はやればやるほど自分に自信がついていくし、やりがいがあるよ」という話を聞いて、自分もやってみたいな、と思ったのがきっかけですね。

最後に読者の方にメッセージをお願いします。

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【高瀬院長】日常の場で検診の機会があればぜひ活用していただきたいですね。血圧、コレステロール値、血糖値が高い場合、生活習慣病のベースがすでに始まっているサインです。初期の段階でコントロールを心がけていれば大変な事態を防げますので、日々の生活習慣を見直し、様子がおかしければ専門の医師にかかることが大切です。
【森本副院長】当院は吹田駅からも近く、どんな患者さんでもアクセスしやすいクリニックです。初診でも予約不要で、皆さんに納得して帰ってもらえるように診療していますので、些細なことでも気になることや、わからないことがあればいつでもいらっしゃってください。

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