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金沢 俊佑 院長の独自取材記事

ルトゥール歯科診療室

(横浜市港北区/高田駅)

最終更新日:2021/07/13

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口の健康を取り戻してほしいと「再生」を意味するルトゥールを院名にしたという「ルトゥール歯科診療室」金沢俊佑院長。開院当初は重度の歯周病治療に特化していたが、地元になじむにつれ、なるべく削らない虫歯治療やセラミックを使った補綴治療、金属床の入れ歯など診療内容が広がった。子どもの歯並びや顎の成長を助ける予防的な診療も手がけ、幅広い世代の患者が訪れる歯科医院となっている。今も診療の技術向上に日々力を注ぐ一方、先進のレーザー機器を使った歯周病治療や「歯をぐらぐらにしないためのアドバイス」を行うなど、患者の歯を守るためにきめ細かな対応をしている。従来の歯科治療のさらに上を行く治療を展開したいと意欲的だ。そんな金沢院長に、同院の特徴や歯科診療に対する思いを聞いた。
(取材日2021年6月15日)

極力歯を削らない治療で患者の体を守る

歯をできるだけ削らない治療に力を入れているそうですね。

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8倍の拡大鏡を使ってほぼ虫歯の部分のみを削り、虫歯になっていない部分を極力残すよう治療を行っています。削った部分には白い詰め物を詰めますが、その日のうちに詰め物が完成します。強度の面から詰め物は保険適用外となりますが、治療時間内に詰め物が完成します。

スキャンをしてセラミックの詰め物を作る治療もありますが、それとは違うのですか?

スキャンするシステムでは、機械で読み取れるように大きく削らなくてはいけないケースもあるのです。詰め物を作るために患者さんの健康な歯を虫歯になっていない部分まで削るのには抵抗がありました。大きく削ると神経にもダメージを与えやすくなってしまうからです。同様に痛みを感じにくくするための方法についても再考しました。というのも、麻酔をすると歯にダメージを与えてしまうこともあるのです。そこで、痛みに十分配慮しつつ、できるだけ削らずに歯が受けるダメージを軽減できる方法を追求してきました。当院では自由診療の際には麻酔をせずに治療を行うスタンスですが、削る量を抑えた低侵襲治療を徹底し、痛みを訴える患者さんを一人でも減らしていきたいと考えています。

歯科治療で患者さんが受ける体へのダメージに配慮されているのですね。

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私の診療スタンスは神経を取らない治療です。歯をなくしてしまう大きな要因は、神経を取ることにあると思います。神経がない歯は枯れ木と同じでもろくなります。神経は治療だけでなく寝ている間の噛みしめや歯ぎしり、硬いものを噛むことでダメージを受けてしまうこともあるのです。ですから、丁寧に清掃することはもちろん、歯を保護したり噛むものを吟味するだけで歯の運命は変わると思います。歯ぎしりによる歯の負担を軽くするために就寝時にマウスガードを着ける、定期的にメンテナンスをする、ということも大事です。同じように、治療で受ける患者さんのダメージもできるだけ減らしたいという視点から、負担を与えにくい方法を探っていたところ、プラズマレーザーに巡り合いました。レーザーを使うことで患者さんの体へのダメージを軽減しながら治療ができるんですよ。

レーザーはどのような場面で使用されていますか?

例えば、歯周病治療でプラズマレーザーを歯周ポケットに照射し、歯周ポケットの中のばい菌を焼き切り、歯茎を止血して凝固させるために使用します。歯周病の治療では、歯茎の中の歯石を取るため、ぐじゅぐじゅになった歯肉をめくって治療をしますが、そうすると痛みが残りやすい。しかしプラズマレーザーで歯茎を焼いて止血を図ると、治療後の痛みも軽減が期待できますし、歯肉が焼かれることによって歯肉組織の再生を促せます。プラズマレーザー導入によって、歯茎のケアを効率的にできるようになりました。

口腔内の健康を保つため、細かくアドバイス

どのような治療を希望して通われる方が多いでしょうか。

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金属床を使った入れ歯治療や、なるべく削らずにその日に補綴物を詰める虫歯治療、セラミック素材を使った治療を希望される患者さんが増えています。最近では「できるだけ歯を削りたくない」という患者さんも多いですね。ご家族で通っている方も多く年齢層は幅広いです。子どもの歯並びや噛み合わせの予防的な診療にも取り組んでいるので、子どもの患者さんも増えています。小さな頃から通っているお子さんがどんどん大きくなり、健やかに成長してくれているとうれしいですね。

メンテナンスの目的で通われる方も多いそうですね。

開院以来、お口の健康にとって特に重要なのが悪玉菌のコントロールということをお伝えしてきた結果、多くの方が定期的に通ってくださいます。皆さん意識が高いのですが、やはりセルフケアでは限界がありますので、専門家によるケアも必要です。歯科検診に定期的に来られる方は問題がないことが多いのですが、その積み重ねが将来の歯や口腔の健康につながっていくのは確実だと感じています。

最近、患者さんに接していて気づくことはありますか?

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歯がぐらぐらしているのにそれに気づいていない方や重視していない方がとても多いです。多くの場合、歯がぐらぐらするのは歯周病になっているからで、歯周病を悪化させる要因があるはずです。ばい菌の繁殖、硬いものを噛みすぎている、パソコンで作業をする際に歯を噛みしめている、寝ている間の食いしばりなどです。歯を守るためには歯に力をかけないようにするアプローチがどうしても必要なので、寝ている間は噛みしめから歯を守るマウスガードを装着し、起きている時は舌をお口の中の所定のポジションに置くよう指導を行っています。当院では、患者さん皆さんにそれをお伝えして、時間をかけても理解していただくことを重視し、患者さんの歯を守ることに力を入れています。

診療で大切にしていることを教えてください。

できる限り患者さんとコミュニケーションを取り、一つ一つ丁寧にわかりやすく説明することを意識しています。そして、診療レベルを上げていくための努力を続けています。私自身も休みの日に外部の講習会に積極的に参加して、新しい技術や知識を取り入れるようにしていますし、院内でも、毎月、スタッフ全員そろってのミーティングを行い、また医療機器メーカーの協力による勉強会を開催するなどチーム全体でのレベルアップに努めています。また、当たり前のことですが、当院は器具の滅菌体制にも力を入れていますので、安心して通っていただけると思います。

予防的な診療で、顎や噛み合わせの成長をサポート

子どもの歯並びや噛み合わせに注目されているそうですね。

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近年の子どもの多くには不正咬合や、噛み合わせの問題があるといわれています。噛み合わせや歯並びは見た目だけでなく、口呼吸とも関わりがあるとされています。人間は本来鼻呼吸が好ましいとされています。口呼吸をしていると口腔内や喉が乾燥して細菌が体内に入りやすくなり、全身の健康にも悪影響が出てくるという考え方です。そこで、歯を抜くような矯正が必要とならないように、子どもの将来の歯並びを考えた予防的な診療を行っています。

具体的にはどのような診療を行うのですか?

5歳くらいから、日中の1時間と就寝中にマウスピース型の口腔筋機能トレーナーを装着して、舌や口周りの筋肉のバランスを整えていき顎の成長を促します。顎がきちんと成長すれば永久歯が並ぶスペースができやすく、適切な歯並び、噛み合わせになる可能性が高まると考えています。また、顎の成長に重要な舌や口の周りの筋肉を動かす体操も指導します。期間は1年から2年。頑張った子は表彰してモチベーションにつなげています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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全世代共通で口呼吸には注意していただきたいですね。口呼吸は万病のもとで、歯並びだけでなく全身の健康にも影響するといわれています。よく噛めないと唾液が出にくく消化に悪いですし、舌の力が弱いと咀嚼や嚥下ができず、誤嚥性肺炎を起こしやすくなるなど、お口の健康は全身の健康につながることをお伝えしたいです。今は健康に対してさまざまな情報が手に入りますが、うのみにせず歯科医師や医師など信頼できる専門家に相談して正しい情報を得てください。特に小さいお子さんの親御さんには注意していただきたいですね。当院では確かな情報をもとに、10年先を見据えたアドバイスをしたいと思っています。痛みや悩みがあるときはもちろん、定期検診や予防歯科も気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/7万4800円~、セラミッククラウン/7万4800円~、金属床の入れ歯/28万500円~、歯列矯正/小児矯正:44万~、成人矯正:88万〜、口腔機能育成のための小児マウスピース型装置/7万1500円~、レーザーを使った歯周病治療/2万2000円~

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