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大塚 知明 院長の独自取材記事

おおつか循環器・内科クリニック

(松山市/勝山町駅)

最終更新日:2019/08/28

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松山東環状線から奥道後へ抜ける大きな通りに面した場所にある「おおつか循環器・内科クリニック」。大塚知明院長がめざすのは、「治癒」という言葉が表すとおり、「治す」だけでなく患者を「癒やす」医療。患者と医師が心を通わせる医療への思いは、ハートの中で人と人が向き合うデザインのロゴマークにも示されている。スタッフが笑顔で患者と接し、飾られた季節の花や観賞魚にも気持ちが和む、そんな優しさがあふれるようなクリニックだ。患者の多くは循環器疾患を持つ高齢者。「親しみを持って接し、しっかりと話を聞き、多くの対話をすることが大切」と院長は語る。さまざまな側面から本当に患者のためになることを考え取り組む姿勢などについて、詳しく話を聞いた。
(取材日2019年5月16日)

経験と知識を地域に役立て理想の医療実現へ

医師をめざしたきっかけを教えてください。開業に至った思いもお聞かせいただけますか?

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医師という職業に興味を持つようになったのは、小学生の頃で、外科医師が主人公のテレビ番組や漫画がきっかけです。最初はめざすというよりも単純に「かっこいいな」という憧れのようなものでした。その憧れの存在に近づこうと勉強をし、成長するにつれて本気で志すようになりました。開業したのは、10年余りの愛媛大学附属病院での勤務や、複数の急性期病院で勤務した後のことでした。循環器疾患の専門的な診療に携わり、これからはその経験や知識を地域の人たちのために役立てたい、そして自分のめざす医療を追求していきたいと考えたからです。高齢化が進む社会で今後を考えた時、人口が若い地域のほうが将来的に患者が増え、より長く医療に携わっていられるのではと思い、松山市で開業することを決め、環境も交通のアクセスも良い現在の立地を選びました。

開業の理由の一つでもあるご自身がめざす医療とは、どのようなものでしょうか。

大学病院など急性期病院では最新の医療を追求して治療方法もどんどん発達し、かつては治せなかった病気も治るようになってきました。けれどもその一方で、病気を治すことばかりに集中し、心のケア、つまり「癒やし」がなおざりになっているように感じられるのです。「治癒」という言葉が示すとおり、病気を「治し」、心を「癒やす」ことで初めて医療といえるのだと思います。ですから私は「癒やし」の医療を行いたいと考えています。クリニックのロゴマークは、「患者と医師が向き合う心の通った人に優しい医療」を表現しています。当院に来られる患者さんは高齢者が多く、80歳を超える方もたくさんいらっしゃいます。私たちがして差し上げられることは、優しく接し、顔を見て話を聞き、病気以外にも家族のことなどいろいろな会話をし、良い気持ちで帰っていただけるようにしています。

自然を取り入れた院内のインテリアにも心が安らぎますね。

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入り口を入ったところには四季折々の花を飾っています。待合室は吹き抜けで外の光がたくさん入り、観賞魚が泳ぐ水槽も置いています。待ち時間が長くなることもあるのですが、水槽を見ているとイライラ感が解消されるようです。アメリカなどでは認知症のセラピーにも取り入れられているそうですよ。高齢の方にも子どもたちにも喜ばれています。ほかにも院内の床をフローリングにして、アットホームな雰囲気を出しました。冷たい印象だと患者さんが緊張感を持ってしまうので、温かみのある和やかな空間になるようにしています。スタッフも明るく笑顔で患者さんと接し、患者さんが当院で何一つ嫌な思いをすることがないように、一丸となって取り組んでいます。

提供したいのは、本当に患者のためになる医療

ご専門である循環器内科の特徴を教えてください。

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狭心症や心不全などの循環器疾患は、何らかの症状を自覚した時点で病状がかなり進んでいることが多いので、医師はできるだけ治療を急がなければなりません。迅速かつ正確な診断を行う必要性があり、その手段の一つとして先進の医療設備を導入して診療をスムーズに行うことも重要です。また、より詳しい精密検査が必要であれば、基幹病院などへすぐ連携できる体制を確保したりしています。

循環器疾患はどの年齢層に多いのでしょうか?

循環器疾患は、若年層にも起こり得ますのが、やはりご高齢者の方に多いですね。当院にもご高齢の方は多いですし、高齢化社会の加速に伴って、今後はますます需要が高まるでしょう。特に増加している印象なのは心不全ですね。主な症状は、動悸・息切れ・むくみなどが挙げられます。ご高齢の方は「歳のせいだ」と思ってしまわれがちですが、決してそうだとは言い切れませんので、まずは受診していただきたいですね。心不全の原因が例えば不整脈なのか、心筋梗塞なのか、それがわかるだけでも将来的な心不全を予防していけます。大したことのない症状が実は心不全だったという「隠れ心不全」には、ご本人はもちろん、ご家族の方にもご注意いただくことが大切です。健康寿命を延ばしていくためにも、早期診断、早期治療はとても重要です。

診療に際して心がけていることは何ですか?

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すべてにおいて患者さんを第一に考えて、最善策をとるよう努めています。別の医療機関に紹介する際も、当院で不用意に検査を重ねて患者さんに余計な負担をかけないようにします。患者さんの体の負担も、経済的な負担も、最小限にしたいのです。ほかの病院で薬を大量に出された患者さんが来院すれば、薬を一度整理して本当に必要な薬だけにします。不必要な検査を行わないようにすることも大事です。そういったことが世の中に浸透すれば、薬や検査にかかる費用、そして医療費全体を低く抑えることができるようになるのではないでしょうか。また患者さんのご家族への配慮も忘れないようにしています。例えばご紹介する医療機関が自宅から遠過ぎるとご家族が毎日通えなくなることもあります。いろいろなケースを考慮して相談し、患者さんやご家族のご希望も尊重するようにしています。

今後も患者を第一に考え、自分にできることを追求

無料で開催されているという健康セミナーについて教えてください。

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待合室を会場にして、2ヵ月に1回のペースで実施しています。お話しする内容はさまざまで、参加者に高齢の方が多いので、転倒防止の方法、鼻炎の注意点などをご説明したり、夏は熱中症の予防法をお伝えしたりもします。健康についての啓発活動の意味もあるため、病気のことだけではなく、日常生活にすぐに取り入れられる健康維持対策などもテーマに選んでいます。無料でどなたでも自由にご参加いただけますので、地域の方や患者さんを中心に、毎回必ず参加してくださる方もいて励みになっています。

お忙しい日々の中で、どのようにリフレッシュされていますか?

釣りが好きで、仕事のモチベーションになっていると思えるほどです。ターゲットは巨大魚。シーズンになると毎年仲間と一緒に釣りへ出かけます。なかなか釣れないのですが、釣れないからこそ面白い。次回はどうやって釣ろうかと試行錯誤している時間がまた楽しいのです。釣れない時間が長ければ長い程、釣れれば号泣ものです。子どもの頃から続けている趣味なので、ほとんどライフワークのようなものです。

最後に、先生が取り組む医療について、今後の展望をお聞かせください。

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「患者さんファースト」というスタンスはこれからも変わりません。私たちは医療を提供していますが、ほかのさまざまなサービスを提供する職業と同様、人に接し、人の役に立つことが仕事です。患者さんに「ここに来て良かったな」と思ってもらえればと思っています。その安心感や心の触れ合いが当院のカラーであり、患者さんが通ってくださる理由の一つであればと考えています。今後も続くと思われる高齢化社会の中で、患者さんのために自分に何ができるのか、いろいろと考えながら取り組んでいこうと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホルター心電図(24時間心電図)/1万800円
血液検査(BNP他)/1万4580円
運動負荷心電図検査 (マスターテスト)/2160円
脈波検査/2160円
頚動脈エコー検査/3240円

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