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野口 文乃 院長の独自取材記事

あやの歯科クリニック

(太田市/細谷駅)

最終更新日:2021/12/22

野口文乃院長 あやの歯科クリニック main

東武伊勢崎線・細谷駅より車で7分。太田市高林北町にある「あやの歯科クリニック」は、鮮やかなピンク色の看板と洋館を思わせる洗練された外観が印象的な地域密着型の歯科クリニックだ。2011年の開業以来、一般歯科をはじめ幅広い歯科診療を手がけているのが、院長の野口文乃(のぐち・あやの)先生。2人の子どもを持つ母親としての経験や視点を生かし、小児歯科や予防歯科にも熱心に取り組んでいる。患者一人ひとりに納得できる治療を提供するため、患者への十分な説明とコミュニケーションを大切にしているという同院。「日常の何げない会話から、患者さんとの距離が縮まるよう心がけています」と、笑顔で語る野口院長に、診療の特徴やプライベートのことなど、さまざまな話を聞いた。

(取材日2021年10月21日)

患者が通いたくなる地域密着型の歯科クリニック

外観も院内も、とても明るく洗練された雰囲気のクリニックですね。

野口文乃院長 あやの歯科クリニック1

歯科クリニックというと「痛くて怖い場所」と思われる方も多いので、そんなイメージを払拭し、患者さんが通いたくなるようなクリニックにしたいと考えました。クリニックを建てる際、さまざまな資料を取り寄せましたが、その中で輸入住宅のゆったりとした間取りや洗練されたデザイン性にすっかり魅せられて、ぜひ自身のクリニックにも取り入れたいと思ったんです。院内は白を基調に、患者さんがリラックスして治療が受けられる雰囲気になるよう、淡いピンク色をアクセントとした明るくやわらかなインテリアでコーディネートしました。また、車移動が多い地域だからこそ、ゆったりとスペースを確保した11台分の駐車場を併設したことも、患者さんが通いやすいようにとこだわったポイントですね。

どのような患者さんが来院されているのでしょうか?

40代・50代の働き盛り世代やファミリー層を中心に、乳幼児から高齢の方まで、幅広い世代の患者さんが来院されています。遠方から来られる患者さんもいらっしゃいますが、やはり近隣にお住まいの患者さんが多いですね。矯正歯科や審美歯科にも対応しているので、自費治療を希望される患者さんもいらっしゃいますが、保険治療を行う患者さんの割合のほうが多いと思います。また当院は、私を含めてスタッフすべてが女性なので、小さなお子さんやママさん世代を含めた女性の患者さんも数多く来院していただいています。

開業までの経緯を教えていただけますか?

野口文乃院長 あやの歯科クリニック2

長野県にある松本歯科大学を卒業して歯科医師の資格を取得後、出産・子育てのため、しばらく歯科医師の仕事からは離れていました。その後、県内の歯科クリニックで数年勤務医として経験を積んだ後、2011年にクリニックを開業しました。開業した理由は、私は2人の子どもを育てるシングルマザーなのですが、まずは子どもたちのためにも、地域に根差してしっかりとした生活基盤を安定させること。そしてもう一つが、自分がやりたいと思った診療を開業医として実践すること。私は複数の歯科クリニックで勤務医を経験しましたが、やはり患者さんに自分の思ったとおりの診療ができるのは開業医の大きな魅力だと思っていて、それができる今の状況は、歯科医師として非常にやりがいを感じていますね。

患者に寄り添い「安心して納得できる歯科治療」を追究

小児歯科や予防歯科にも積極的に取り組んでいると伺いました。

野口文乃院長 あやの歯科クリニック3

私自身、歯科医師としてだけでなく母親としても子どもの歯のケアに関わってきたので、乳幼児期からの歯の健康維持には特に力を入れて取り組んでいます。子どもの虫歯を予防するためには、幼い時からの歯磨き習慣と定期的な歯科検診が不可欠ですが、それには親御さんの協力が必要です。だから、まず患者さん親子としっかり向き合い、仲良くなって、和やかな雰囲気で日常的な歯のケアの大切さについてお伝えするように努めています。当院では、治療を行った後、患者さんに必ず歯磨きをさせていただいてますが、子どもの患者さんには好きな味の歯磨き粉を選んでもらっているんです。ちょっとした工夫ですが、歯磨きが好きになるきっかけにもなっているようですよ。治療を嫌がるお子さんに対しても、歯科嫌いになってほしくないからこそ、それぞれの子どものペースに合わせて、焦らず段階を踏んで治療するように心がけています。

先生が日々の診療で患者さんと接する時、大切にされていることは何ですか?

患者さんに「安心して納得できる治療」を受けていただくため、患者さんそれぞれの要望にきちんと耳を傾け、納得いただけるまでしっかり説明することですね。そのためには、患者さんとのコミュニケーションがとても大事だと考えています。私は患者さんと話をするのが好きなので、日頃より積極的に会話をするようにしています。だって、治療だけではつまらないじゃないですか(笑)。治療の話だけでなく、日常の何げない出来事や家族のこと、趣味の話題などの話をするのは楽しいですし、患者さんのことをより深く知ることができます。患者さんと話したことはカルテにメモを残して、次の診療の際、「この前話していたお孫さんの運動会はどうでしたか」なんて話しかけると、患者さんも喜んでくれますし、それが私もうれしくて。些細なことでも積み重ねていくこと患者さんとの距離が近まり、なんでも気軽に相談できる関係性がつくれたらいいなと思っています。

あやの歯科クリニックならではの、治療の特徴はありますか?

野口文乃院長 あやの歯科クリニック4

患者さんの不安や痛みをなるべく減らし、リラックスして治療を受けていただきたいと考える当院では、治療の際に行う麻酔時に「電動注射器」を使用しています。電動の注射器を使うと、一定の速度でゆっくりと麻酔薬を注入できるため、麻酔時の痛みや圧迫痛を最小限に抑えることができるのです。患者さんにできるだけ負担なく治療を受けていただくためにも、良いと思える器具や設備は、今後も積極的に取り入れていきたいと思っています。

女性の視点と心遣いで細部まで行き届いた診療を

歯科医師を志したきっかけを教えてください。

野口文乃院長 あやの歯科クリニック5

私はもともと、自分から積極的に歯科医師をめざしていたわけではないんです。私は3人きょうだいで姉と弟がいるのですが、父が医師だったこともあり、幼い頃から兄弟皆医学系の仕事に就くよう両親に言われて育ってきた影響が大きかったのかもしれませんね。特に歯科大学をめざしていたわけではなかったのですが、姉が通っていた松本歯科大学に受かったことから、歯科医師の道を志すことになりました。今では歯科医師の仕事に就けたことを良かったと思っていますし、私の子どもたちにも将来歯科医師の道をめざしてほしいと考えています。だから、幼い頃から医学の道を勧め、大学まで行かせてくれた両親には、本当に感謝していますね。

健康維持に向けて、日頃から取り組んでいることはありますか?

やはり、日常的な歯のケアには特に気をつけていますね。食事をした後は必ず歯を磨き、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスも併用してケアを行っています。歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってくるため、私自身も年相応の知覚過敏などを感じています。同世代の患者さんが抱える歯の問題や悩みがわかるからこそ、本当に良いと思ったケアグッズなどを患者さんにご紹介することもあります。体の健康に関しては、私は運動はほとんどしていないので、犬の散歩には積極的に出かけるように心がけています。行ける時は、一日に3回散歩に出かける時もありますよ。不足しがちな栄養素をサプリメントで補うなど、日常でできる範囲で健康には気使うようにしています。歯科医師として患者さんの歯の健康に長く寄り添っていくためにも、健康でいることは、やはり大切だと思いますからね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

野口文乃院長 あやの歯科クリニック6

患者さんの大切な歯の健康に末永く寄り添っていける、地域に根差した親しみやすい歯科クリニックをめざしています。院長の私含め、当院のスタッフはすべて女性なので、女性らしいこまやかな視点や心遣いで、患者さんに「安心して納得できる治療」が受けていただけるよう日々努め、快適でリラックスできる環境や体制を整えて、皆さんをお待ちしています。幅広いお口のトラブルに対応しているので、歯やお口に関する悩みや気になることがあれば、なんでも気兼ねなくご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科/お試し1万円、審美歯科(ホワイト二ング)上下別各3万3000円、上下6万6000円(セラミック)メタルボンド9万円、全セラミック12万円
ノンクラスプデンチャー(自費の入れ歯)1歯4万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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