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平佐 昌弘 院長の独自取材記事

平佐クリニック

(神戸市北区/谷上駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急バス筑紫が丘4丁目バス停からすぐの場所にある「平佐クリニック」。築40年近い歴史がある建物であるが、リフォームを何度も経て、清潔感のある明るい空間となっている。かわいらしいキャラクターの絵を飾るなど、安心感や優しさを感じることができるクリニックだ。平佐昌弘院長は、消化器肝臓内科、循環器内科を専門としている。それだけではなく、勤務医時代の経験を生かして、内科分野にとどまらず幅広く診療に対応しているのだそう。地域の大きな病院などと連携しながら、患者にとってより良い治療を提供できるよう、学会や勉強会、講習会に積極的に参加するなど、日々の勉強も怠らない。
(取材日2019年3月12日)

自身の性格とタイミングが重なって開業の機会を得る

まず、医師をめざされたきっかけを教えてください。

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ずっと、好きなことばかりやってきたタイプの人間だったので、医師になることはあまり想定していませんでした。本当に、趣味の車と音楽ばかりの学生生活だったんです。将来を考え始めたときに、まず浮かんだのが実家を継ぐことでした。実家は大阪で商売をしていたのですが、両親が時代もありますが継がなくてもいいと言ってくれて。そして真剣に自分の将来を考え出したときに、人と話すことは好きで、人の助けになるような仕事をしたいなと思うようになりました。考えることも好きだったので、「医師」という選択肢が一番私には向いているのではないかと考えて、医師をめざすことにしたんです。今でも、自分にすごく合っている仕事だと思っています。

20年間、市民病院に勤められていたようですね。

はい、大学を卒業してすぐに研修医の試験を受けて、神戸市立中央市民病院に勤務していました。私の専門は消化器内科なのですが、その市民病院では内科以外にも救急など、幅広い分野にわたって経験を積むことができました。当時は、とにかく忙しかったですね。けれど当時、1つの専門分野だけでなく他の内科や救急など、さまざまな患者さんと向き合っていた結果として、今、多くの患者さんに対応できているのだと思います。

長年勤めた市民病院を辞めて、開業医になっていかがでしたか?

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市民病院時代に気づいたことは、いろいろな患者さんと接していく中で、お話を聞いたりお話をしたりするのが好きだなということでした。私自身、おしゃべりなんでしょうね。それにしては、市民病院はちょっと忙しすぎたんです。やはり大きな病院ですと、患者さんの数も多く、一人ひとりにかけられる時間が少なかったので、「このまま診療を続けるのはどうなんだろう?」、「もっとゆっくり患者さんと向き合って診療できないか」と思っていたタイミングで声をかけていただきました。もともと、絶対に開業医になりたいと強く思っていたというわけではありませんでしたが、一人ひとりの患者さんに寄り添った診療ができる地域医療も向いているかもしれないな、という思いがあったことと、継承のお話があったことから開業医となりました。

専門の医療機関と連携をとり、スムーズに診療を続ける

どのような患者さんが多いですか?

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本当に、幅広い患者さんに来院していただいています。当院の看板には内科、循環器内科、消化器・肝臓内科を掲げていますので、内科の症状を訴えて来てくださる方や、生活習慣病や認知症などさまざまです。地域の皆さんのかかりつけ医として診療していきたいので、内科疾患以外の病気の場合でも、私のできる範囲の治療は極力こちらで対応させていただくようにしています。もし専門外の症状などがありましたら、無理してこちらで治療を進めるのではなく、近くの専門の医療機関をご紹介させていただきます。わからないことはわからないですから、無理はしません。開業医になったばかりの頃はわからないことだらけでしたが、経験を積むことによって、対応できる患者さんは増えてきたように感じていますね。

病院などに紹介もしてくださるのですね。

そうですね。専門分野以外のところでどうしてもわからないところは、わからないなりに治療するのではなく、しっかりと信頼できる病院に紹介しています。病院を紹介してそちらで検査・治療を受けていただき、症状が落ちついてきたら、また当院に戻って来てもらう、というように連携をとっています。これがうまくいっていて、ありがたいことに多くの病院と連携することができています。地域のかかりつけ医として、まずは何でも患者さんから相談していただけるような窓口となるようにしています。いい加減に治療せずにきちんと紹介する、というところから、患者さんが当院を信頼してくれるというところにつながっているかと思います。

治療の上で大切にしていることを教えてください。

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私の専門分野を生かして治療を行っていくことも大切ですが、開業医になった以上は、患者さんが訴えることをしっかりとヒアリングした上で、解決に導いてあげられるように道筋を立てたり、治療を行ったりすることのほうに重きを置いています。とにかく、患者さんの話をよく聞いてあげることですね。よく話を聞いて、患者さんにとってベストな道に導いていく。特に初診の方には、時間をたくさん割くようにしています。初診でなくても、普段と違う症状を訴えるような患者さんの話は、より注意深く聞きます。しっかり聞いて考えて、最善策を考えています。

患者にとってより良い治療をめざし続ける

検査や健診にも力を入れているのだそうですね。

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そうですね。当院ではさまざまなことに対応できるようにしています。上部内視鏡や腹部超音波などの検査設備も整え、患者さんの症状をより適切に診断できるようにしています。また、生活習慣病の検査や、認知症のサポートを行うなど、幅広く対応できるようにしています。生活習慣病や認知症は、初めの頃は症状に気づきにくく、対応が遅れてしまうこともあります。そのため、早期に発見して早期に対応できるように、定期的に健康診断や検査を受けていただくように、地域のかかりつけ医として皆さんに声をかけさせていただいています。

今でもお休みの日にも勉強を続けているそうですね。

はい。ありがたいことに、忙しく過ごさせていただいているのですが、時間を見つけては学会や勉強会に積極的に足を運ぶようにしています。常日頃から新しい情報を得るように意識していることで、見つけにくいような病気を発見できたり、治療の幅が広がったりしますからね。例えば、C型肝炎やB型肝炎は、最近は薬のみで治療できるようになり、当院でも実践しています。そういうことも学会などに積極的に参加しているからこそ自信を持って勧められます。私が勉強することによって、患者さんにより新しい情報で、新しい考え方や技術を生かした医療を提供できるなら本望ですよね。市が提供している無料検診などの情報も敏感に集めて、患者さんにご紹介するようにしています。

先生のめざす将来を教えてください。

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患者さん、一人ひとりのさまざまなニーズに合わせて、適した治療法を提案して、治療を進めていくことができるようにしていきたいです。少数ではありますが、神経疾患で寝たきりになってしまった患者さんなど、病院に通えない場合、定期的にご自宅までお伺いして診察することもあります。地域のかかりつけ医として、広く、できる限り正確に、地域の住民の人たちに医療を届けられたらと思っています。検査や治療も、ご自宅の近くのクリニックで受けることができるというのが、地域の患者さんにとって重要なことだと思っています。自分一人で解決できないことは近隣の病院と提携しながら、地域の医療機関として貢献できたら、という思いで日々治療にあたっています。

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