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神本 英徳 院長の独自取材記事

かみもと眼科

(神戸市東灘区/摂津本山駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR神戸線の摂津本山駅から南へ8分。視力検査に用いるランドルト環の記号をモチーフにした、オレンジと黒の看板がまず目に入る。ユニークで温かい雰囲気を醸し出すこの看板が「かみもと眼科」のトレードマーク。学校が多く、住みやすい環境にあり、子どもから高齢者まで多くの地域住民が頼りにするクリニックだ。「眼科を志したのは、診断から手術、その後のフォローまで患者さんをトータルで診療できるから」と語る神本英徳院長。先進医療である多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を取り入れたのも、より良い医療を提供したいという思いが強くあったためだと語る。丁寧で精密な治療に注力する院長に、診察のモットーや患者への思いなどを聞いた。
(取材日2018年12月26日)

患者に関わり続けたいという思いから眼科医師に

眼科医師をめざした理由と開業までの経緯を教えてください。

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眼科は、患者さんにずっと関わり続けることができる診療科だからです。例えば内科では、患者さんを診察して診断をつけた後、手術が必要となれば、外科に患者さんを託すこともあります。私は、自分が診察した患者さんを最初から最後まで見届けたいという思いが強くあり、眼科なら、自分で手術を行い、その後も一貫して診察することができると考えたのです。大学を卒業後して大学の附属病院で研修した後、眼科医師として倉敷中央病院や吹田市民病院、関西電力病院などでたくさんの患者さんと接しましたが、その思いはますます強くなっていきました。それと同時に、眼科には学問としても興味があったということもありますね。開業前に勤務していた佐野伊川谷病院では、医長として眼科の立ち上げも経験しました。ゼロからのスタートで大変でしたが、開業前の良い勉強にもなりました。

どういった患者さんが多いですか?

近隣のマンションにお住まいのファミリー層から、長年住んでいるご年配の方まで幅広い世代の患者さんが来院されます。周囲には小中学校がたくさんありますので、受診の理由も「学校の検診の結果が心配で」とお子さんを連れて来られる親御さんから、年配の方では白内障や緑内障の症状を相談しにというケースまで、本当にさまざまです。若い方ではコンタクトレンズの処方を希望される方もいます。私は東灘区の出身ですから、故郷の皆さんのかかりつけ医院としてお役に立てればという思いが強くあります。患者さんから、「先生は神戸高校なんですね」とお声をかけていただくことが度々あり、地域の高校を卒業したということに親しみを感じてくださる方が多いようです。そういった地域の縁は大切にしていきたいです。

地域に根差したドクターということですね。

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そうですね。診察から手術、その後のフォローまで、すべて自分のところで完結したいという気持ちが大きいのは、「手術の度に別の医院や病院へ移ると、患者さんにはデメリットしかないから」でもあります。だからこそ、開業する時には「手術もできるクリニックづくり」にこだわりました。今の場所よりも、駅に近く便利な候補地もあったのですが、手術室を確保するスペースを優先させてここに決めたんです。勤務医時代とは違って、一人でこなさなければならないことが多くなりましたが、今まで経験してきた眼科診療の質をできるだけ落とさないように努めてきました。新しいこともどんどん勉強して取り入れ、地域の患者さんに還元できればという思いは、開業当初から変わらないです。

白内障手術では多焦点眼内レンズにも対応

どのような診療に注力されていますか。

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白内障の日帰り手術を行っています。私たちの目の中には、カメラでいうレンズの役目を果たすところがあり、これを水晶体といいます。水晶体は本来透明なのですが、年を取ると濁ってきてしまうんです。そのために目がかすんだり、ぼやけたりします。白内障の手術では、この濁った水晶体を取り除き、代わりに新しいレンズを入れます。このレンズにはいくつか種類があって、一般的に使われるのは単焦点眼内レンズです。よく見える部分、ピントが合う部分が1つのレンズですね。患者さんが近くをよく見えるようにしたいのか、遠くをよく見えるようにしたいのかによって度数を決めていきます。どちらにせよ、合わせたピント以外の部分を見るときには、眼鏡を掛ける必要があります。一方、よく見える部分、ピントが2つあるレンズである多焦点眼内レンズを入れれば、遠くも近くも両方が見やすくなることが期待できます。

多焦点眼内レンズのメリットを教えてください。

遠くも近くもピントを合わせることができるレンズですから、あまり眼鏡を掛けたくない方には向いているレンズです。多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、厚生労働省の定める高度な医療技術を用いた治療、先進医療です。白内障手術を行っている眼科でも、扱っているところはそう多くありません。当院は先進医療実施施設となっておりますので、手術は自己負担となりますが、手術を行う前後の検査や診察、投薬は保険適用となります。多焦点眼内レンズは、乱視や他の目の病気、生活スタイルなどによって使用できない方もいますので、まずは相談していただければと思います。

診察の際に心がけていることはありますか。

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患者さんは、見えにくくなって不安な気持ちで来院されます。その不安を少しでも取り除くことができるよう、丁寧な説明を心がけています。まずは患者さんの話をよく聞き、何を不安に感じているのかを知ることからです。そして検査結果を画像やデータを使ってわかりやすくお伝えします。眼科は診察も大切ですが、まずは検査をきちんとできるかどうかが重要となってきます。当院在籍の3人の視能訓練士には、正確な検査結果を引き出すことの大切さについて理解を促しています。また、看護師や検査・診察助手が、いつも笑顔絶やさないようにと話をしています。私を含め、クリニック一丸となって、患者さんがリラックスできる雰囲気づくりに努めています。

正確かつ的確な診断を心がける

機器も新しいものが多いですね。

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最近は、光眼軸長測定装置という、レーザー光を使って目の長さを測る機器を導入しました。この機器により、術後の目の屈折機能をより正確に予測できるようになりましたね。超音波白内障手術装置と眼科手術用顕微鏡がある手術室には、高性能なフィルターを搭載したクリーンエアコンを完備していますし、見える範囲を調べる視野検査については、動的視野検査と静的視野検査ができる2種類の機器を備えています。また、眼底の血管の状態を詳しく調べる蛍光眼底造影検査が可能な眼底カメラや、網膜の断層を確認できる光干渉断層計(OCT)も取り入れました。その他、各種レーザーも備え、必要に応じて質にこだわった治療を受けていただくことができるようになっています。新しい機器を使用するメリットは、より正確で的確な診断につながることです。すべてを最新にすることは難しいですが、できる限りこだわっていきたい部分です。

お忙しいですが、休日はどのようにお過ごしですか。

テニスが好きなので、週に2回はコートに出かけています。テニススクール仲間やスタッフとテニスを楽しむことで、いい気分転換になっていますよ。仕事以外でスタッフとコミュニケーションを取ることのできる貴重な時間です。私は開業してから9年、1度も休んだことがありません。野菜中心の食生活を心がけているからでもありますが、やはりテニスのおかげだと思っています。この仕事は体が資本ですから、健康づくりにも役立っていますね。また旅行も好きで、家族と旅行に出かけてリフレッシュしています。お盆と正月ぐらいしか時間がないのが悩みですが。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんがさらにメリットを感じられるような、質の高い医療を提供し続けていきたいと思っています。私が講習会などにできる限り出席し、最新の技術や医療を学ぶのはそのためです。患者さんに一つでも多く、選択肢を提示するのも医師の務めですから。今後も歩みを止めることなく、新しいチャレンジを続けていきたいですね。小児眼科に関してですが、お子さんが学校でする検診と眼科での視力検査は別物です。検診で異常があってもなくても、一度は眼科でチェックしてみたほうが良いでしょう。眼圧についても同じで、血圧のように自宅で気軽に測定できるものではありません。中途失明の原因である緑内障などの早期発見のためにも、定期的に眼科で検診することが大切だということです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術/片目40万円~

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