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渡部 新二 院長の独自取材記事

わたなべ歯科クリニック

(三重郡朝日町/朝日駅)

最終更新日:2021/10/12

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「わたなべ歯科クリニック」は、院長の渡部新二先生が2009年に開業したクリニックだ。渡部先生は歯科医師の仕事に情熱を持ち、患者と真摯に向き合って技術にこだわった治療を提供している。患者の生涯にわたり、口腔内の健康をサポートしていきたいとの考えから、患者の将来にとってプラスとなる治療を行うスタンスだ。その誠実な診療を頼り、遠方からの患者や家族で通う患者も多い。紹介で訪れる患者が多く、信頼の厚さもうかがえる。プライベートでは4人の子どもがおり、子ども相手の診療ではつい父親目線で対応してしまう一面も。診療時にはあいさつの大切さも伝えているのだとか。謙虚な姿勢でありながら「技術にはこだわりたい」と職人気質な顔をのぞかせる渡部先生に話を聞いた。

(取材日2020年6月18日)

将来を見据えた診療を行うクリニック

まずは、先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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さまざまな縁があり、歯科医師になったように思います。父から言われていたことは、「人から感謝してもらえるような、社会の誰かの役に立つ仕事がいいよ」ということ。それと、両親と親しい歯科医師がいて、子どもの頃に1人で定期検診に通っていました。そのクリニックには漫画がたくさん置いてあり、夢中で読んでいたんです。先生がいつでも来ていいよって言ってくれて、自分の診療がない日もクリニックへ行って読みました(笑)。ですから、歯科医院を身近に感じていましたね。

開業に至るまではどのように過ごされてきたのでしょうか。

2004年に愛知学院大学歯学部歯学科を卒業した後、鈴鹿市にある大木歯科医院へ勤務しました。笠井啓次先生のもとで歯科医師としての基礎を教わることはもちろん、社会人として働くことの厳しさを学ばせていただきました。朝はカルテの確認に始まり、診療前の掃除、診療、診療後の掃除、勉強会が一日のルーティン。とても忙しく大変な日々でしたが、患者さんからの感謝の言葉を励みに頑張ることができましたし、当時の苦労した経験が原動力となり、今でも少々大変なことがあっても踏ん張りがききます。開業のきっかけは兄からの打診です。この土地を紹介してもらい、2009年に開業に至りました。

クリニックの理念をお聞かせください。

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患者さんの生涯にわたり、口腔内の健康を守ることを理念として診療にあたっています。患者さんの中には、歯科医院というのは歯が痛くなってから治療してもらう場所と捉えている方がいます。そうではなく、口腔内を健やかに保つための場所という認識を持ってもらいたい。この理念は開業当初からずっと患者さんへ伝えてきました。歯の大切さを伝え、一人ひとりの将来を見据えた診療を提案しています。治療すべき歯がある場合は優先して治療を行いますが、歯の治療をすると、その箇所というのは後々トラブルが起こりやすくなるケースが多いのです。ですから、歯を削る、抜く、神経を取るというのは気軽にできることではありません。理想は予防歯科。開業から10年が経過し、予防歯科が浸透してきたと実感しています。

正しい診断とマイクロスコープを用いた精密な治療を

診療方針についてお聞かせください。

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診療室の完全個室によるプライバシーの確保と、診療予約時間を徹底する診療スタイルです。私が患者さんだったら他の人に口腔内の状態を聞かれたくないですし、入れ歯を外すところなども見られたくないとの思いから完全個室にしました。患者さんには安心して診療を受けていただきたいです。診療予約時間の徹底については、お待たせしたくないとの思いからです。人の時間というのは限られていますからね。貴重な時間を割いて来院してくださる患者さん一人ひとりに丁寧に向き合うため、約束の時間に診療を開始し、ゆとりを持った時間で最適最善の診療を提供したいと考えています。これは患者さんのお力添えのもとに成り立っている部分もあり、ご理解とご協力に感謝しながら診療にあたっています。

診療ではどのようなことを大切にされていますか。

診療の際に大切にしていることは、正しい診断です。私は根管治療を専門とされている宮下裕志先生に師事し、北欧式根管治療を2013年から2年間教わっていたのですが、最初の1年間で診断を、その後に根管治療を学びました。この時に正しい診断の大切さを教わり、今の診療のベースになりました。正しい診断に必要なことは、口腔内と患者さんの人格を同時に考慮すること。両方を考えることで適切に患者さんの意図をくみ取り、どのような診療を求めているのかを見極めていきます。患者さんとしっかりと向き合い、患者さんにとってより良い口元づくりのサポートをしていくため、また間違った診断による無駄な治療を行わないことにもつながりますから、その点は徹底しています。

印象的な患者さんとのエピソードはありますか?

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勤務医の時、残り1本の歯がグラグラで痛いという理由で来た、ご高齢の男性が手紙を持ってきたんです。そこには「この歯は、戦争で捕虜になっている時、食べ物がなく、馬糞を食べたという思い出の歯。それを先生にも知っていただきたい」と綴られていました。その手紙を見た時に、ただ”歯を診る”のではなく”歯を持っているその人自身を診る”ことが大切だと気づかされたのです。今でもこのことは強く心に残っています。

こだわりの診療を教えてください。

マイクロスコープや拡大鏡を用いた診療を得意とし、すべての診療で使用しています。肉眼では確認しにくい繊細な治療が行え、精度の高さにこだわった治療を提供することができるため、重要な機器です。勤務医の頃、まだ拡大鏡すらメジャーではない時代でしたが、マイクロスコープの講義を受ける機会があり、とても興味を持ちました。使いこなす方法を質問すると、まずは低倍率のものから慣れていくようにとアドバイスをいただき、少しずつ練習を重ねて低倍率から高倍率へ。肉眼では見えないものがしっかりと見えるので、極めることができれば絶対に役に立つと信じ習得に励みました。

技術にこだわる治療を行う。職人気質の歯科医師

歯科医師としての喜びを感じるのはどのような時でしょうか。

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私の診療を求めて来院してくださる患者さんがいることですね。このことは何よりありがたく、同時に歯科医師としての喜びを感じます。お子さんの検診をきっかけに初めて来院されて、次はお父さん、お母さん、次におばあちゃんで最後におじいちゃんが来院というように、ご家族全員を診療させていただくことや、中学生くらいから診ていた方は、社会人になり、ご自身が結婚してもなお、お相手の方まで来ていただいているケースも。長いお付き合いをさせていただくことはもちろんのこと、誰かに紹介をするということは、ご自身が診療を受けて当院を信頼してくださったという証だと思うんです。これからも丁寧な診療で真摯に患者さんと向き合っていきたいです。

今後の展望をお聞かせください。

今後も地域の皆さんにとってプラスとなる診療を提供していきたいです。私の理想としては、地域の歯科診療で医療連携が進んでいくといいなと思っています。歯科診療にはさまざまな治療内容があるので、それぞれの分野において、専門性の高い先生が担当し、協力し合えたら、患者さんは質の高い診療を受けられて、すごくメリットになると思うんです。私が根管治療を得意とするように、歯科医師にはそれぞれに得意とする診療があると思います。体制をつくっていくのは難しいですが、そんな夢を描いています。個人的な展望としては、わが子に誇れる仕事をし続けたいです。いつか子どもが歯科医師になったなら、「お父さんいい仕事してる」って思ってもらえるような診療をしていきたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

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私の診療は長い目で見て、患者さんにとってプラスになるようなものです。患者さんの将来にとってマイナスになるような治療と判断した場合は、たとえ患者さんの要望であり、技術的に応えることができる内容だとしても、私にはできませんとお伝えしています。そのことで、患者さんにとってはがっかりすることもあると思いますが、当院は、生涯にわたり患者さんの口腔内の健康を守るためのお手伝いをさせていただく気持ちで診療を行っています。ですから、短期間だけ満足できる治療は行いたくないのです。診療をするにあたって、妥協はしませんし、技術を隠すこともしません。真摯に患者さんと向き合い、お口の健康をサポートしていきたいと考えております。

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歯列矯正/45万円~70万円

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